【三文日記】2011年7月

      2022/09/03

hiyashi_chyuka

7/1(fri)

暑し。

しかし、このギラリとした日中の暑さは、決して不快ではない。

清水真裕 (著)、青山友美 (イラスト)『たかこ』読了。

7/2(sat)

中野にて呑み。

焼肉屋、二次会は天麩羅屋。

石田淳『行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術』(かんき出版)読了。

7/3(sun)

「カプコン」に就職したいという学生。

「ストII」や、私が子供の頃にハマり、ゲーセンでは人だかりが出来るほどやりこんだ「1942」が好きなのかと思ったら、今の時代は「モンハン」なのね。

モンスター・ハンターといえば、これに登場するフルフルがエヴァの量産機そっくりだ。

7/4(mon)

結局は相手の都合に合わせられる柔軟な人が、人間的な強さを持った人なのだと思う。

コダワリとは美徳かもしれぬが、裏を返せば硬直した思考の正当化、もしくは開き直りともいえるかもしれない。

恒吉彩矢子『「喜び」と「怖れ」の法則』読了。

7/5(tue)

『ドラゴンボール』に慣れてしまった頭で、超久々に『Dr.スランプ』を読み返すと、ほんわかとしていて楽しい気分になる。

小ぢんまりとした世界の中、ほんわかとしたゆるいギャグと、卵型でリアルな乗り物、このあたりが作者:鳥山明の本質なのではないかと。

『ドラゴンボール』にも、このようなテイストが滲み出ている箇所もあるが(特に初期)、それでもアラレちゃんの話の後に、サイヤ人登場以降の話を読むと、なんとも殺伐とした一本調子なストーリーに感じてしまう。

7/6(wed)

スポーツキャスター志望の女子と新宿三丁目の「和牛塩焼肉ブラックホール」にて朝挽きハンバーグのランチ。

「バリアンリゾート」にて、メジャーリーグの中継などを見ながらまったりタイム。

夜は辛口男前女子とアイリッシュパブで飲み。

7/7(thu)

そうめんに辛子めんたいうどん、夜はパスタ。

麺しか喰わない麺々デイ。

斎藤一人『微差力』(サンマーク文庫)読了。

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7/8(fri)

たまに呑みに連れて行くと、甘えん坊男子の部下が、やたら腕など自分の身体を触ってきて困っているという働く女子と新宿で呑み。

彼女がおらず、結婚したいが相手がいない、父親になってもおかしくない30過ぎの年齢のオトコが、癒されたいし怒られるというカタチでもいいから、とにかく構ってもらいたいという願望を自分の上司の肌の温もりに求めるのは、やっぱりヘンというか、微妙に歪んでいるよね~なんて会話を。

終電に駆け込み乗車。

7/9(sat)

女房&息子と寿司としゃぶしゃぶの食べ放題。

彼女がおらず、結婚したいが相手がいない、父親になってもおかしくない30過ぎの年齢の私はキーボードのムギちゃん、息子はドラムのりっちゃんが好きなことが判明し「けいおん!」のDVDを借りて何話をまとめて鑑賞。

演奏シーンがほとんどなく、まったりとした女子会が延々と続くユルさが、たまらん人にはたまらんのかもしれない。

7/10(sun)

ギラギラ暑い日中。

個人的にはこの照りつける暑さが好きなのだが、ニュースを見ると各地(おもに東北地方)で熱中症の人が相次いでいるので、暑いの気持ちいいぜ!などと大声で叫ぶのもなんとなく気持ち的に憚られるものがある。

戦国ファンタジー系ファミリードラマの『江~姫たちの戦国』、毎週見るたびに嘆息100回なので、それじゃあ見なけりゃいいじゃんと思いつつも結局見てしまうのは、きっと夜のポテトチップス&ビールタイムにしっくりとくる内容と尺だからなのだろう。

7/11(mon)

「蒙古タンメン」なるものを食べに行ってみる。

店は行列、オーダーしてもかなり待たされ、味は普通で、野菜はシャッキリさ皆無で煮詰まったような感じ。

「けいおん」と「涼宮ハルヒ」好きの自称腐女子な声楽&ピアニストとゆるく盛り上がる。

7/12(tue)

そろそろ健康診断受けねば、と思う。

今年は敢えてインプットの量を減らそうと、例年より読書量を抑えに抑えているのだが、発作的に本の紙を触りたい、ページをめくりたい欲望がもたげてくる。

ロリンズの『ウェイ・アウト・ウェスト』。

7/13(wed)

当サイトのジャズの記事、細かなレイアウトやリンク切れの全ファイルの修正を完了した。

高山瑞穂『機動戦士ガンダムSEED(1)』読了。

宋文洲『ダメな会社ほど社員をコキ使う』読了。

7/14(thu)

鳥山明好き女子と、藤子不二雄好き男子と小料理屋で呑み。

AKB48の今年の総選挙7位ぐらいまでのメンバーの話などで盛り上がる。

終電にて帰宅、最近タクシー帰宅にならないよう呑み時間をセーブ出来るようになった自分がちょっとだけ偉いと思う。

7/15(fri)

先日、暑さゆえ発作的に冬期迷彩風にホワイトを下地のブルーの上に塗り重ねたグフ・カスタムの細部に汚しを入れながらレタッチ。

TBS「ワンダフル」恋愛科学研究所(編)『打算的恋愛のすすめ』読了。

ジョイ石井『レモンの法則』読了。

7/16(sat)

冷やし中華が旨い。

ファーストガンダム系の熱烈なファンから「見てください、見てください、いいから見てください、面白いはずだから」と奨められまくっていた『ガンダムUC』の2巻目のDVDをようやく重い腰をあげて観てみるが、たしかに1巻に比べると面白いと思った。

堀之内九一郎『野良犬の成功法則』読了。

7/17(sun)

息子がハマッているという涼宮ハルヒのDVDを借りてみたが、アニメ好きがツボにはまる様相がそこかしこに満載で(とはいえ、元はといえばライトノベルが原作なのだが)、うむ、なるほど。

押入れの中に山積みになっているプラモの箱の埃を取り払ったり、ボロボロになったパッキングを外したりと微整理作業。

呉真由美『だから速読できへんねん!』読了。

7/18(mon)

YMOの『テクノデリック』は、『BGM』と同様、発売日以来、すでに30年近くもの間、年に数十回のペースで愛聴しまくっている超お気に入りアルバムだ。

高橋幸宏作曲の《階段(Stairs)》は、今までは細野さんの絶妙なベースラインを中心に鑑賞していたのだが、今日はドラム中心に耳をフォーカスさせて鑑賞してみたら、あまりの素晴らしさに今さらながら感動を新たにした。

シンプルで独特なドラムのパターン、特にリズムのハネを上から押さえつけたかのようなスネアの重たいうねりが大脳を直撃!(次曲の《京城音楽(Seoul Music)》も同様だが、このドラミングはより一層《階段》の曲調に相応しいと感じる)

7/19(tue)

NHKドラマ『下流の宴』の最終回。

山地章夫『年商100億の社長が教える、丸投げチームのつくり方』読了。

黒川伊保子、岡田耕一『なぜ、人は7年で飽きるのか』読了。

7/20(wed)

超大型台風関東直撃か!?と、外出せずに身構えていたのだが、時折雨がパラパラと降る程度、どうやら海に抜けていったらしい。

パット・メセニーの『シークレット・ストーリー』と、YMOの『BGM』、そしてマイルス・デイヴィスの『ビッチェズ・ブリュー』のdisc1を床が震えるほどの大音量でかけながら昼寝。

菊池健彦『イングリッシュ・モンスターの最強英語術』読了。

7/21(thu)

土用の丑の日ゆえ、某水産系居酒屋にて特盛りうな丼。

冷凍うなぎにシラスをまぶしたものゆえ、味などは最初から期待していない。

値段も安いし、とにもかくにも仲間で楽しくわいわいビール、日本酒を飲みながら、マグロのヘソで酒も進んだので、それはそれで良し。

7/22(fri)

見逃していた岸谷五朗初監督作品、上野樹里主演の『キラー・ヴァージンロード』を遅ればせながら観るが、う~む、いまひとつ。

リアルタイムで劇場で観ずに、レンタルで良かった。

藤巻健史『マネー避難』読了。

7/23(sat)

TUSTAYAでCDレンタルが1枚100円だったので、普段は借りないようなCDを借りてみる。

その中の1枚『ぷちエヴァ』が、うーむ、緩い、ユルすぎるぞ。

ゆるいといえば、『らき☆すた』や『けいおん』のユルさは嫌いではないのだが。

7/24(sun)

息子が最近はまっている涼宮ハルヒ、劇場版も観てみようということで、レンタルした『涼宮ハルヒの消失』を鑑賞。

長いが飽きることなく最後まで鑑賞できた。

鍋を持った朝倉涼子のフィギュアを以前秋葉原で見たことがあるが、その意味をようやく理解。

7/25(mon)

息子がSUPER FLYのCDを放送部でかけるCD候補の中の1枚ということで持っていたので「好きか?」と訊くと「うん、結構好き」。

私も好きな曲が何曲かあるので、早速借りて聴いてみる。

ジャズ喫茶「いーぐる」のマスター・後藤雅洋氏よりアンケート原稿執筆の依頼があったので、急いで仕上げる。

7/26(tue)

先日WAVEから発売されたマシーネン・クリーガーのS.A.F.SのキットをAmazonで見ていたら在庫が少ないようなので慌てて注文。

S.A.F.Sは、横山宏センセが、まだ「SF3D」なるタイトルで『Hobby Japan』誌に連載されていた時代からリアルタイムで超大好きな傭兵軍のパワード・スーツで、一時期はNITTOから発売されていたキットを何個も買い、ハッチを空いた状態から、パイロット脱出後の状態などに改造して楽しんでいた思い出深い(深すぎる)キットなのだ。

S.A.F.Sに限らず、マシーネンに登場する兵器のデザインは、アンバランスの中のバランスと美とでもいうべきか、このバランス感覚やアグリービューティなセンスは、そっくりそのまま私の音楽観にも影響を与えてくれているような気がする。

7/27(wed)

ジブリ若手制作集団の『海がきこえる』を観ていたら、同窓会も悪くないのかな、なんて思った。

今まで同窓会って出たことが一度もないんだよね。

深夜に食す味噌ラーメン旨し。

7/28(thu)

肝っ玉OLと、ヴィクトリア王子とともにホルモン屋でひたすら七輪焼きで焼き肉。

今回の勘定は私持ちだが、一人頭にすると5000円ぐらいの飲み食いになっていたので、安いホルモンのわりには随分と喰ったことになる。

当然終電なくなり各自タクシーで散解。

7/29(fri)

WAVE版の「SAFS」が届き、そのアートや設計図のデザイン、レイアウト、NITTO版とは異なるパーツの分割っぷりやモールドに感激。

10分近くあれこれ眺めながらニヤニヤしている自分は、そうとうな卵型の曲線フェチというか、まあようするにSAFSが好きなんであります。

派生タイプのラプターやスネーク・アイは、ちょっと洗練され、戦闘的になり過ぎたフォルムゆえあまり好きではなく(ファイヤー・ボールはそうでもないが)、やっぱりシンプルでこれ以上もこれ以下もないっしょ!というぐらい絶妙なるバランスを誇るS.A.F.Sの造型とバランスが好きなのであります。

7/30(sat)

気付けばプラモ用具が増殖しまくってきているので、作りたいと思った瞬間に、サッと道具を取り出せるよう整理せねばと思い立ち、100均ショップへ行き、無限増殖しつつある筆を整理するペンプレートや、ニッパーやデザインナイフ、カッターから耐水ペーパーなど日常的に使用している小物を素早く取り出せるボックスを購入。

実家に遊びに行き、なめこ蕎麦を食べ、近所のおもちゃ屋でガンプラの新製品をチェックし、書店で注目新刊をチェックした後は取り立ててすることがなかったので、涼宮ハルヒのテレビ晩のDVDを数話連続して観るが、やはり長門由希はカッコ良く、個人的にはかなりツボ。

製作中の「メルジーネ」、作るの一時中断して、昨日届いた「S.A.F.S」のほうから先に作ろうかどうしようか迷っている(私は断然シュトラール軍メカよりも傭兵軍メカ派)。

7/31(sun)

明け方の地震で目が覚める。

新宿の小料理屋にて飲み。

マッコリ、おそらく1週間分は飲んだ気が。

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