2代目べムスターと進撃の巨人

   

二代目べムスター

久々にウルトラマンタロウの「逆襲! 怪獣軍団」を観ました。

DVD ウルトラマンタロウ VOL.8ウルトラマンタロウ VOL.8

異次元超人巨大ヤプールと、宇宙怪獣ベムスター(改造バージョン)と、サボテン超獣サボテンダー(改造バージョン)と、ミサイル超獣ベロクロン二世が登場する話ですね。

怪獣に超獣に異次元人と、なかなか豪華な組み合わせの回です。

……といっても着ぐるみは、けっこうショボイんですが、特にサボテンダーが……。

蘇ったヤプールが操る二代目べムスターに、海野青年が戦いを挑む!

ロープを角にひっかけてべムスターの顔に上り、ナイフで目をグサッ!

べムスター、痛がる、苦しむ。

昔は、この戦いのための特訓を神社でおこなう海野青年を見て、まるでターザンみたいだなと思ったものです。

しかし、今、改めて観直してみると、あれ? この戦い方、どこかで見たような気が。

進撃の巨人

そうだ、進撃の巨人の戦い方に似ている。

ワイヤーで移動し、刃物で首の皮をサクッ!

ロープ(ワイヤー)を用いて接近し、刃物でとどめ。

紐と刃物。

人間が巨大生物に挑み、戦うときには、パワーでは絶対かなわないぶん、ピンポイントで急所を直撃。

やはりこの方法が一番有効なんでしょうかね?

ちなみに、アニメの『進撃の巨人』は、なかなか面白いです。

絵はいまひとつな感じはしなくもないのですが、とにもかくにも作品世界の登場人物たちが、デッカイもの(=巨人)に対して抱く恐怖の感情が、ヒリヒリとリアルに伝わってくる作品なのです。

超大型巨人の迫力と怖さは、ベムスター以上かもしれませんね。

基本、ベムスターも超大型巨人も無表情なことには変わりはないのですが、同じ無表情であれば、怪獣の無表情よりも人間の無表情のほうが怖いですからね。

記:2013/06/08

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