カフェモンマルトル

ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

働き方 完全無双/ひろゆき

   

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都内の某大型書店の中をぶらぶら散策していたら、ひろゆきの新刊が目につきました。

タイトルも見ずに(なにせタイトルの文字よりも帯の写真のほうが目立っていたので)ぱらぱらとページをめくっていたら、以下のフレーズが目につきました。

ちなみに髪型は、坊主とアフロが最強です。

あはは、確かにその通りじゃん(笑)。

で、またぱらぱらとめくっていたら、このような文章が目に飛び込んできました。

僕は小学生の、トカゲが好きで、生きているトカゲを集めていました。公園や河原を散歩していても、すぐにトカゲを見つけて捕まえていました。
ある日、マンションの下の階に住んでいたおばさんに、善かれと思ってトカゲをばら撒いてあげたのです。
すると、めちゃくちゃ怒られたんですよね。

あはは、なんじゃそりゃ(笑)。

思わず吹きそうになってしまいました。

この2つが面白かったので、他も面白いに違いないと思い、即効で買いました。

近所の喫茶店でページをめくって、タイトルを見て初めて気がつきました。

あ、この本って日本人の(今後の)働き方(というより生き方)について書かれた本なのね。

あ、もちろん上に挙げた2つの文章は、主張の骨子ではなく主張を補強するための例文に過ぎません。

しかし、こういう本題というか核心から少々外れたところでも面白く読めてしまうこと自体がこの本の内容が面白いことの証明でもあるんですよね、私にとっては。

なぜなら、私の場合ジャズマンのアドリブでも、そのプレイヤーの必殺フレーズや、大スタンダードのご立派過ぎるメロディよりも、ジャズマンがふと漏らすとりとめのない数音に魅了されてしまうことが多いのですよ。

もちろん、ここに書かれている内容はある人にとってはユニーク過ぎると感じるかもしれないし、ニコ動や、ひろゆきの発言をまとめたYouTubeを見慣れている(聞き慣れている人)は、いつもの飄々とした「ひろゆき節」を活字で追いかけることが出来るでしょう。

ちなみに私の場合、ここに書かれている約4割ほどの主張や内容は、いつも息子と居酒屋で話している内容と重なることが多く、「やっぱりそうだよね!」と、すいすい読み終えることが出来ました。

おそらく読書慣れしていない人でも1時間くらいでサクッと読める内容だと思います。
しかしライトで軽妙な語り口でありながらも、本質を突いた内容が多いので、読みやすいからといって、「軽い⇒テキトー」とは思わないように。

読み物としても面白いですし、特に現在就活中の学生や、来年以降に就活をする学生にとっては、自らの将来を考えるヒントとなる書にもなることでしょう。

記:2018/05/02

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