イスラエル・バトル・タンク!~ミリタリーモデリングマニュアル イスラエル戦車編 - カフェモンマルトル

カフェモンマルトル

ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

イスラエル・バトル・タンク!~ミリタリーモデリングマニュアル イスラエル戦車編

      2018/11/19

Pocket

ミリタリーモデリングマニュアル イスラエル戦車編 (ホビージャパンMOOK 886)

かっこいいイスラエル戦車

以前、『Hobby Japan』の2018年9月号を紹介した記事で、メルカバにこんなに特集ページを割いているなら、イスラエルの戦車の別冊ムックを出すといいのにな、なんてことを書きました。

参考:宇宙一かっこいいメルカバを作ろう特集の『ホビージャパン』2018年9月号

そして、先日たまたま書店の雑誌コーナーをチェックしていたら、出ているじゃないでありませんか、イスラエル戦車のホビージャパンの別冊が!

イスラエルの戦車、やっぱカッコいいです。

ページをめくるたびに、ひとつひとつの作例に惚れ惚れします。

画集や写真集をめくるような楽しさがありますね。

目の保養になる

その昔、タミヤからメルカバが発売されたときは、買って、作って、当時催されていたプラモコンテストに出品して、コンテスト終了後、回収しないままでいたら、出品していた玩具店が潰れちゃって……なんて悲しいことがありましたが、その時、メルカバを作りながら感じたことは、メルカバという戦車は、写真で見るだけでも充分カッコいいのですが、その特異な形状は、模型を組み立てている時が一番実感できるということですね。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.127 イスラエル軍 メルカバ 主力戦車 プラモデル 35127

左右非対称の車両や砲塔は、組立てる前のパーツを眺めるだけでも、かなり好奇心を刺激されます。そして溜息が出ます。
なんて複雑で機能美にあふれたカタチなんだろう、と。

塗装前、それどころかランナーから切り離す前のパーツの大まかなカタチを見ているだけでそう感じるのだから、プロモデラーが作って、塗って、汚した作例を鑑賞することは、これはもう美術館で絵画を鑑賞しているときのような厳かかつ脳内の視覚野を刺激しまくる行為なのです。

本当、この本は目の保養になる。

特に、多くのページ数が割かれている吉岡和哉氏のメルカバMk.1の作り方、塗りかたの特集が圧巻です。

イスラエルの勉強にもなる

イスラエルの陸軍といえば、メルカバが代表的な車両ではありますが、メルカバのみならず、D9Rやプーマの作例も紹介されており、建機好きにとっては、こちらのほうもそそります。

モンモデル 1/35 イスラエル国防軍 D9R 装甲ブルドーザー スラットアーマー装備 プラモデル MSS010

プラモの完成品の写真のみならず、実際の車両の写真も掲載されており、それに伴う解説を読めば、イスラエルの戦車の歴史の勉強にもなると同時に、イスラエルの車両を通して中東の歴史の勉強も関節的に出来ちゃったりするので、のでなかなか資料的価値も高い本だと思いますよ。

それと、私のようにイスラエル車両独特のシナイグレーやシナイブルーの色加減がよく分からない人にとっては、本書掲載の作例の数々が塗装の際のヒントになってくれるに違いありません。

 -