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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

横山宏Ma.K.モデリングブック/横山宏

      2018/02/14

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横山宏Ma.K.モデリングブック

模型は厚塗り!

このジオングがひとつの転機だったのかもしれません。

だいぶ前に作って寝かせておいたHGUCの1/144スケールのジオングです。

厚塗りです。
厚塗りジオングです。

とにかく、色々な色を塗り重ねているうちに、いつの間にか、こんな感じになってしまいましたなジオングです。

まだ「隠ぺい力」とか、「光の透過度」というような言葉も概念も知らなかった頃。

これまでのプラモ体験から、どうも模型は塗りを重ねれば重ねるほど、リアルになるんじゃないか?というようなことを作りながら体感していたんですが、それに気がつきはじめたのがこのジオングを作っている時頃だったかもしれません。

ひとくちにグレーといっても、色々な種類のグレーを塗っています。

といっても、既に塗装されているグレーの面をすべて覆い隠すように上から塗るのではなく、他のプラモを作っていて、余ったグレーに近い色をちょんちょんと上から「部分塗り」をするんですね。

そうすると、様々なタイプのグレーが集積されて、ひとつのグレーという雰囲気が醸成されているように見えるんです。

汚ちゃないといえば、汚ちゃないのではありますが……。

この色いろな色の塗り重ね、手の部分のオレンジも同様です。

この箇所にも、イエローや黄橙色、オレンジにマホガニーやグレーを混ぜたものなどなど、様々な種類の「オレンジっぽい色」を塗り重ねています。

今、振り返ってみれば、なにもそんなにたくさんの回数を塗らなくてもいいんじゃない? もっと効率よい方法だってあるじゃない?という疑心暗鬼が芽生えることもあったのですが、「いやいや、今のままでイイんだよ、模型は楽しく、塗装もどんどん上から厚塗りをすればするほどイイんだよ」と、私のプラモ生活を肯定してくれたのが、横山宏先生の『Ma.K.モデリングブック』だったのです。

筆塗り、厚塗り。
理論や理屈ではなく、単に「やってて気持ちがいいから」という私の生理的なプラモに対する気持ちよさを、分かりやすく言語化してくれて、「今のままでいいんだ!」という気持ちの後押しをしてくれた本なのです。

べつに、どこに出品するわけでもないので、プラモを塗るのが趣味な人が、プラモをたくさん塗り重ねることが出来て、嬉しいなったら嬉しいなのプラモ生活を続ければいいんだ!
そういう妙な自信と安心感を、この本はもたらしてくれました。



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ガンプラ好きこそ読むべきだ

マシーネン・クリーガー(旧:SF3Dオリジナル)横山センセが惜しげもなく、塗装について語り、実践しまくってくれているこの本、バイブルです。

値段はちょい高いかもしれないが、ぜーったいモトとれますって。

絵画の手法を模型に応用。

目からウロコの手法だらけで、しかも写真が豊富だから、ははぁなるほど!と納得のしどおしなのだ。

ガンプラを作っている人も、この手法で塗ればいいのに。

絶対に、設定以上のカッコ良いメカに生まれ変わることは必至だと思うんだけどね。

プラモ好き、特に筆塗り好きは必見の書ですよ!

記:2015/12/17

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