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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

超絶メッサーシュミット特集だ!スケールアヴィエーション2018年5月号

      2018/08/11

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Scale Aviation 2018年 05 月号

石坂浩二氏も参加!

『スケールアヴィエーション』の2018年5月号の特集は、メッサーシュミット!
それも、もっともプラモ好きにとっては馴染みのあるBf109系を中心に特集されています。

いやぁ、ドイツ機って、めちゃくちゃカッコいんだけど、塗るのが難しそうでなかなか手を出せなくて……。

私もそうなのですが、同じことを考えているモデラーも全国数千名はいらっしゃることかと思います。

そんなときこそ、この『スケールアヴィエーション』のドイツ機特集をしげしげと眺めながら、いつかこんなカッコいい作品を作るようになるぞ~、修行するぞ~、修行するぞ~と空中浮揚するのも良いでしょう(危)。

なにしろ、俳優である石坂浩二氏制作のBf109G-6も掲載されているのだから、たまりませんわん(マカロニほうれん荘のルミたん風に)。
正直、ちょっとウェザリングがキツいかな?って気もしなくはないのですが、作品から伝わってくる気迫が凄い。
俺もタミヤの1/48を作らないとバチが当たるんじゃね?とすら思わせてくれます。

不滅の州平節が炸裂!

それと、やっぱりこの特集の目玉は、松本“ギララガッパちゃん”州平氏が作られた、マッチボックスの1/32でしょうね。

なんたるカッコ良さ。
いや、もはや美しい芸術品とすら言っても過言ではない出来なのであります。

特に、機種に塗られたイエローが、ものすごく綺麗なのであります。

黄色って、塗るのがもっとも難しい色だと思うのですが、そこはさすがに「バーリンデンは越えた、次はシェパード・ペインや」な塗装職人である松本“焼き針”州平氏の手にかかれば、濁りが皆無の信じられないほど鮮やかな黄色が機体に蘇ります。

実機は、こんなに豊かな発色のイエローで塗られていなかったんじゃないの?と思うほど、なにしろ美しい黄色なのです。

この「機種の黄色」を観るだけでも、読む価値アリなのであります。

さすが、ソロで飛行機模型の本を発表しているだけのことはありますね。

ちなみに、『松本州平のヒコーキ模型道楽』は、超オススメの本です。

少々お値段お高いと感じられる方もいらっしゃるでしょうが、美術書や写真集を買うと思えば納得の相場だと思いますよ。

そして、そして。美しい作例だけではなく、いつもの松本“改造しちゃあかん”州平氏の楽しい語り口が記事でも楽しめます。

もうこれは、30年以上も昔の『Hobby Japan』の頃からまったく変わってませんね、州平節は。

いやぁ、ドイツ機って、めちゃくちゃカッコいんだけど、塗るのが難しそうでなかなか手を出せなくて……。

そんな気持ちを払拭してくれるかもしれません。

サンタナがギターを弾いているときのような陶酔顔よろしく、模型店でドイツ機の魅力を陶酔顔でウンチク語るドイツおっさんのエピソードなんか、まさに州平節炸裂って感じですな。

これ読んで、精悍なドイツ機の作例を見て少々緊張して固まってしまった心がほぐれれば、その隙に押入れからドイツ戦闘機のプラモを取り出して、とりあえず、コックピットのパーツだけでもニッパーで切り落とす勇気をもらえるかもしれません。

記:2018/06/18

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