カフェモンマルトル

text:高野雲

『大空のサムライ』を朗読しています。

      2015/07/14

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zerosen

私が帰宅して、まだ息子が起きているときは、なるべく本を読んであげるようにしています。

ま、今にはじまったことではなく、もう十数冊読んであげているんですが、最近は、ラジオのパーソナリティもやっているので、出来るだけ滑舌もよくしようということもあり、出来るだけ意識的に朗読の機会を多くしようと思っているのです。

今、読んでいるのは、坂井三郎さんの『大空のサムライ』。

第二次大戦撃墜王・坂井三郎氏の自伝で、私が中学生の頃からの愛読書です。

精神主義一本槍だった当時の日本にしては珍しく合理的なお考えの持ち主で、「撃墜王」という肩書きよりも、私は列機(部下の飛行機)を1機も撃墜させなかったという実績がスゴイと思っています。

不撓不屈の精神と、合理主義でスマートなものの考え方に惚れた私は、坂井さんの生前には、講演会にお邪魔し、何冊かの本にもサインをいただき、今ではそれらの本は私の宝物です。

(ちなみにいただいたサインには「不撓不屈」という言葉や「連戦連勝」という言葉が記されていました)

朗読はまだまだ坂井さんが飛行兵になったばかりのところまでしか進んでいませんが、息子が謳歌している平和な今日の日本とは比べものにはならないほど貧しかった当時日本と、当時の日本人の暮らしぶり、飛行機への強い憧れを抱いていた少年・坂井三郎のすがすがしさ、そして、自分の意に反して戦艦の砲術部隊に配属されつつも夢をあきらめずについには飛行兵になれるまでの過程、これらの要素が、読み物としても面白く、かつ、息子にとってもツボのようです。

時間がかかってもいいので、毎晩少しずつ読み聞かせてあげられればいいなと思っています。

そして、これを読み終わったら、藤岡弘、が坂井さんを演じている映画を見せてあげようと思います。

仮面ライダー1号の藤岡弘、は、実際の坂井さんのイメージとはかけ離れまくるマッチョかつヒーローヒーローし過ぎてはいるのですが、映画としては、絵になる男には違いなく、作品としては丁度良いルックスだったのかもしれません。

ゆっくりと宙返りしながら爆発する一式陸攻のシーンが涙、涙で、たぶんこの映画の中ではもっとも感動的なシーンのひとつかもしれませんね。

記:2008/10/08(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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