カリエ博士の腰痛ガイド 正しい腰痛のなおしかた/レネ・カリエ

      2018/01/11

seitai

先日、健康診断で身長をはかってもらったら、また身長が0.5センチほど伸びていた。

182.5センチ。

20歳前後のときが、180センチ弱だったから、
20年近くかけて、ゆっくりと2センチぐらい伸びていた計算になる。

牛乳なんて最近まったく飲んでいないにもかかわらず、うーん、まだまだ私は発育中ってことなんでしょーか(笑)。

で、背が高い人は、腰にかかる負担が大きいというが、私も例に洩れず、だ。

すぐに腰が重くなったり、なんか気だるくなったりする。
重いものを持つと、なんか腰まで重くなった気分になる。

以前は、あしもとにある10キロぐらいのダンボールを持ちあげて、方向をかえようと持ったまま向きを45度ほど捻ったら、急に腰が痛くなりはじめて、歩くのもツラくなってしまった。

こりゃいかん、ってことで、急いで整形外科で電気治療と薬をもらってなんとか緩和されたが、
以来、腰に関しては注意するようにしている。

『カリエ博士の腰痛ガイド 正しい腰痛のなおしかた』を読むと、こう書いてある。

椎間板は、圧縮と屈曲には強いが、ねじりには弱い

なるほどね。
だからダンボールを垂直に持ちあげるぶんには問題なくても、持った状態で身体をひねったのがまずかったわけだ。

さらに、重いものの持ち上げ方も書いてあって、

重いものの持ち上げ方は、膝を曲げる。膝を曲げないと腰痛をおこす。

のだそうだ。

そうか、ただ持ち上げるだけではなく、膝を使うのね。
使おう。

さらに、こうも書いてあった。

物を正しく持ち上げるということでは、持ち上げる物の大きさ、重量、物と身体の距離を認識することと、物をどの位置と方向に動かすかなどを決めておく必要があります。持ち上げる物が重かった場合は、身体をねじるよりも物を置く方向に歩くべきです。物を置く際には、膝を深く曲げて身体の前に置きます。

なるほど、今度から持ち上げるときは、そうさせていただきます。

ホント、腰が固まってしまったような感触、どんよりとジクジクした痛みのいやぁ~な感じはなってみないと分からない。

背が高い人、荷物を持つ機会の多い人は、腰との付き合い方を、この本を読んで改めて考えてみるのも良いかもしれない。

とにもかくにも腰は身体のカナメ。
腰は大切に!

記:2007/01/17

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