【三文日記】2004年11月

      2022/08/27

gaitou

11/1(mon)

昼飯と晩飯を食べるタイミングを逃し、夜11時ごろまで打ちあわせ。

帰りに「いーぐる」に寄り、大好きな『マイルス・オン・ブルーノート』の《ウェル,ユー・ニードント》や《イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド》の流れる店内に客は私一人、ほとんど貸切り状態で酒を呑みながら遅い夕食。

後藤マスターよりスティーヴ・コールマン・アンド・ファイヴ・エレメンツの新譜をいただく。

11/2(tue)

渋谷のタワーレコードでジャズの資料にする本を買い、セロニアス・モンクのコーナーを覗いたら、未聴のアルバムを2枚見つけたので購入し(いずれも60年代前半のライブ音源)、先週、5年ぶりに再会したI氏が社長をやっている会社の社員は全員女性だから今度は昼間に遊びにきなよと言われていたのでお言葉に甘えて、ビアード・パパの作りたて工房のシュークリームを土産に、西麻布にある彼の会社まで女性社員見学に、いや、まじめな仕事の話をしに行く。

Norah嬢と四ツ谷の軍鶏屋で軍鶏の刺身、串、鍋を食べ、呑みの量が足りなかったので、彼女と別れた後は、近所のショットバーを2軒ハシゴして千鳥足状態になってから帰宅。

神田昌典『もっとあなたの会社が90日で儲かる!感情マーケティングでお客をトリコにする』読了。

11/3(wed)

休日出勤、その後、女房と息子と六本木で落ち合う。

夜は、私と女房の9年目の結婚記念日なので六本木のキャンティ近くにある今年新しく出来た元ミドル級ボクサー・横崎哲シェフの店『オー・グルマン』にて女房、息子とディナー。

この店の名物、牛のほほ肉を赤ワイン(チリのカルベネ)で7時間煮込んだ「米沢和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」をメインディッシュに選び、小ぢんまりとしながらも感じの良い雰囲気の店内でゆったりと過ごす。

11/4(thu)

渋谷で『バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた』の試写会後、プラモライターと渋谷の居酒屋で呑み。

会社に戻り仕事、終電にて帰宅。

谷川流・著、いとうのいぢ・イラスト『涼宮ハルヒの暴走』(角川スニーカー文庫)読了。

created by Rinker
ジェネオン ユニバーサル エンターテ
¥3,500 (2024/04/20 05:29:25時点 Amazon調べ-詳細)

11/5(fri)

足裏マッサージへ行き、その後ニューオータニで取材。

終電にて帰宅。

ゆうきゆう『相手の心を絶対に離さない心理術―心理戦を勝ち抜くスーパーメソッド21』読了。

11/6(sat)

日帰り出張で京都へ行ったどすえ。

観光する暇がまったくなく、駅構内でにしん蕎麦を喰い、帰りの新幹線の中で喰ったます寿司が、まぁ旨かったかなって感じ以外、ほんと、駆け足のスケジュールで、東京に戻ったら戻ったで、すぐに編集部へ戻りお仕事、お仕事。

先日録画しておいた、三國連太郎と松本幸四郎の『新幹線を作った男』を観て、ええ話やなぁと、涙うるうる。

11/7(sun)

息子の七五三。

神社のあと、両家の両親と行きつけのイタ飯屋で小パーティ。

喉が痒く、体調がイマイチのため、早めに寝る。

11/8(mon)

蔵前にて取材後、飯田橋の「青葉」でラーメン。

ダラダラと仕事、終電にて帰宅。

内藤誼人『頭のいい人だけが知っている「ちょっとした成功習慣」できるビジネスマン魔法のテクニック』読了。

11/9(tue)

目黒、渋谷、汐留。

ダラダラと互いに詭弁を弄するだけの不毛な会議が終電間際まで続く。

玉木剛『全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術』読了。

11/10(wed)

渋谷にて『Jam Films S』の試写会。

プラモ&経済ライターのモリリン氏と四谷の「こうや」でラーメン。

ついで、「いーぐる」にて打ち合わせ。

11/11(thu)

六本木にて『TAXI N.Y.』の試写会。

女房&息子とパスタ屋で晩飯、たらふく喰って酒を飲んですぐに寝る。

おちまさと『企画火山!』読了。

11/12(fri)

喉の奥が痒いので、咳をゴホゴホさせながら仕事をしている。

新宿三丁目近くにある、味も内装も「一蘭」を中途半端に真似たラーメン屋で晩飯を食った後、四ツ谷の「いーぐる」にて最近は経済ライターになりつつあるモリリン・インディペンデンス・デイ氏と打ち合わせ&バカ映画の話で盛り上がる。

再び仕事に戻り、終電にて帰宅。

11/13(sat)

喉の奥の痒みが取れず、時々ひどく咳き込むので、テレビを見たり、昼寝をしたりを繰り返しながら、のんびりした一日を過ごす。

息子、自転車の補助車を取った途端、スイスイと軽やかに乗り回すようになった。

女房&息子とよく行くイタ飯屋で晩飯。

11/14(sun)

朝から夕方まで休日出勤し、後、女房&息子と銀座で待ち合わせ。

女房の誕生日だったので、靴と鞄を買ってやり、寿司屋でお祝い。

谷川流・著、いとうのいぢ・イラスト『涼宮ハルヒの消失』(角川スニーカー文庫)読了。

11/15(mon)

終日デスクワークだが、夜にちょこっとラーメン屋で天津丼とラーメンのセットを喰った後、「いーぐる」で酒を呑みながら読書をした。

仕事終わらず、徹夜しようかとも思ったが、少しでも家で横になったほうが体力が温存出来ることは分かっているので、終電にて帰宅。

ジョン・スゥエッド(箸)・丸山京子(訳)『So What 〔マイルス・デイヴィスの生涯〕』読了。

11/16(tue)

Norah嬢と四ツ谷の軍鶏屋で呑み。

会社から呼び出しくらい、慌てたふりして、ゆーっくりと仕事に戻る。

ダラダラと仕事、徹夜。

11/17(wed)

終わらぬ仕事を延々と。

終わらぬ仕事ゆえ、適度に区切りをつけて、真夜中にタクシー帰宅、続きは翌朝から再開させるとしよう。

大久保一彦『なぜか行列のできる飲食店の法則』読了。

11/18(thu)

お世話になっている社長サンと、昔、よく六本木で飲んでいた社長サマを紹介、互いの会社の持ち味を生かしたコラボレーションでもやって、一攫千金、大儲けしてください、ってことで。

肉とワインが旨いゆえ、九州から飛行機に乗ってわざわざ来る客もいるというほどの青山のビストロで、社長さん2名様と、ブレイクの可能性を充分に秘めたイラストレーター嬢と呑み&食事、近所の老舗っぽいバーの店に行き、社長サマの会社の女子社員様2名が合流し、シラスご飯に、牡蠣のグラタン、と飲み&食事の後、そのまた近くの深夜まで開いているお茶漬け屋さんで、今度は別の女子社員の方がやって来て、シーフードピラフを喰いながら、ジャズのウンチクを語る。

深夜に、社長サンの車で会社の前まで送ってもらし、仕事に復帰するも、眠くなったので、いったんタクシーで帰宅、自宅で仮眠。

11/19(fri)

神保町の三省堂本店に顔を出すと、私が執筆に参加している中経出版の『さわりで覚えるジャズの名曲25選』が、1Fのエスカレーター前や音楽書コーナーの平積みコーナーに大々的に展開されていたので驚き(発売同時に増刷が決定したそうだ)。

「いもや」で天丼、汐留で打ち合わせ、神田の珈琲屋で仮眠を取ったり、雑誌を読んだりし、Norah嬢と秋葉原の熱風食堂で晩飯。

関口房郎『赤っ恥学』読了。

11/20(sat)

早朝帰宅、休む間も無くHP更新後、息子の音楽教室。

いらなくなった本とDVDを古本屋に売る。

帰宅後、昼食、掃除、30分の仮眠後、ベース教室、夜は未見のビデオを数本チェック。

11/21(sun)

自宅にてベース教室、久々に母親にジャズ歌手の黒人兄ちゃんにブルースと空ピッキングの練習法を教え、レッスンの後、息子を連れて3人でお茶の水の楽器屋へ行き、彼のベースのネックの修理をしてもらう。

女房と録り貯めていた『ホテリアー』を一気に7話分観た。

原作・監修/NHKプロジェクトX制作班、作画・脚本/横山アキラ『コミック版 プロジェクトX 挑戦者たち~爆発の嵐スエズの運河を掘れ』読了。

11/22(mon)

会社を代休、息子を連れて『ハウルの動く城』を観に行く。

息子にデカブレイクのブレスロットルと、ウルトラマンキングのソフビを買ってあげる。

先日より再開した『信長の野望~将星録』だが、ダメ元で辺境の大名・蠣崎季広を選択したが(野望歴の長い私は、姉小路氏とか最上氏といったマニアックな大名を選択して、どこまで頑張れるのかを試すのが楽しいのだ)予想外の快進撃、1600年の時点で、あとは四国と九州の統一を残すのみとなった。

11/23(tue)

結局夜は2時間ほどしか眠れず、早朝に布団から這い出し、再び『信長の野望~将星録』を蠣崎氏でプレイを続け、四国統一の一歩手前で、急に飽きてしまい、録り溜めておいた韓国ドラマ『ホテリアー』を2話ほどチェックし、近所の書店まで自転車を飛ばし、雑誌を5~6冊買い込み近所の喫茶店でチェック、自宅に戻り昼飯を食べ、30分だけ昼寝をする。

夕方、息子とウッドベースをかついで秋葉原のスタジオ、バンドの練習。

3時間ほど練習し、炭火焼の飲み屋で3時間ほど打ち上げ。

11/24(wed)

先日のバンドの練習はウッドベースだったので、運搬で肩が凝り、演奏で右腕全体が固くなっていたので、マッサージ屋へ行く。

右の背中と左の背中の筋肉のつき方がまるで別人のようですね、と言われるほど、右の肩と背中がコッていたようだ。

女房&息子と近所の創作料理の居酒屋で呑み。

11/25(thu)

10回誘えば、13回はスケジュールが合わなかったり、断られてしまう、っぴ嬢を誘ったら、珍しく誘いに応じてくれたので、渋谷で呑み。

お互い早めに切り上げ、仕事に戻るつもりだったのが、結局はダラダラと終電近くまで。

七田眞・編著『右脳がぐんぐん目覚める4倍速CDブック』、内藤誼人『モテる!心理戦術』、齋藤孝『原稿用紙10枚を書く力』読了。

11/26(fri)

銀座にて『ステップフォード・ワイフ』の試写会。

六本木にて代理店マンのツカピャーと呑み。

3軒ハシゴ、タクシーにて帰宅。

11/27(sat)

午前中は息子の音楽教室につきあう。

夕方、息子と一緒に、ベースを教えている女性が参加している奥田民生のコピーバンド“ルート03”のライブを見に、赤坂の「MOVE」へ行き、ライブ終了後、ジャズクラブ「B♭」に立ち寄ったら、何人ものジャズ歌手や歌手の卵が数曲ずつ交互にステージをこなす「Moonlight Cinderella~月下美人」というイベントが催されており、ボサノヴァを3曲歌っていた増田まゆみという方が滅茶苦茶可愛く、かつ、良い意味でボサノヴァっぽくないフィーリングの歌唱とアイドル的なステージングがとってもチャーミングで“萌え~”って感じ(笑)。

赤坂駅近くの居酒屋で行われていた“ルート03”のメンバーとお客さんたちの打ち上げに参加、2次会のカラオケにも参加、カラオケ屋の地下のバーの3次会にも参加し、気づいたら2時を回っていたので、タクシーにて帰宅。

11/28(sun)

録画しておいた『ホテリアー』、残りの数話を最終回まで一気に観てしまう。

山積みになった未聴CDのデータをiPodに落とす。

海老や貝類のグリルを猛烈に食べたくなったので、女房&息子と近所のイタ飯屋で晩飯。

11/29(mon)

昼飯の後、「いーぐる」に寄ったら、マスターの後藤氏から氏の著作の最新刊『ジャズ選曲指南』をいただいた。

夜、再び「いーぐる」に行き、Norah嬢と呑み、後、トンカツ屋へ移動し、カキフライ定食。

後藤雅洋『ジャズ選曲指南~秘伝「アルバム4枚セット」聴き』読了。

11/30(tue)

名盤ガイド、アルバム評論、自伝、伝記、エッセイ、雑学本、レーベルのドキュメント、奏法解説(研究)、ギョーカイ内幕話、歴史本…と、様々な種類のジャズ本が出ている中、先日後藤さんからいただいた『ジャズ選曲指南』は、上記のどのジャンルにも当てはならない始めての試み&切り口の本なので、これは是非全国のジャズファンに告知せねばという使命感に駆られ、衝動的に『【Jazz Magazine】《ジャズのメールマガジン》』にて読者プレゼントの告知をする。

有楽町にて打ち合わせ、天丼と蕎麦の夕飯。

新宿三丁目にて打ち合わせ、「博多天神」でラーメン喰って終電にて帰宅。

>>とんこつラーメン 博多天神

 - 三文日記