【三文日記】2012年8月

   

nikuman

8/1(wed)

誕生日、とはいえ家には誰もおらず。

祝ってもらえるほどの年齢でもないのだが、「誕生日おめでとう」がネット経由のメッセージのみというのもなんだかなぁ。

中野信子『世界で活躍する脳科学者が教える! 世界で通用する人がいつもやっていること』読了。

8/2(thu)

井上真央、永作博美の『八日目の蝉』(監督:成島出)を観る。

期待し過ぎていたということを差し引いても、なんだか今ひとつに感じた。

ただし、従来は苦手だった井上真央に関しての見方が変わったことに関しては収穫だったかもしれない。

8/3(fri)

『香港国際警察』を観る。

あいかわらず、どんどん新しくなっていく切り口のアクションの切り口が面白く新鮮。

だからそれ以上の深みのようなものを求めても仕方がないような気がする。

8/4(sat)

親父と息子と3人で横浜に行く。

中華街、祖母の介護施設、実家の家屋や庭の手入れなど。

実家から液晶大型テレビを運搬し、自宅にセッティング、一気にリビングが狭くなった。

8/5(sun)

先日、横浜から帰宅後に息子とソフトバンクに行き、息子用のiPhoneを買ってあげたが、カバーがないと表面がフラットかつツルツルなので、スマホケースを新宿に買いに行った。

その後、新宿からちょっと離れたところで某お偉い方より息子とともに寿司をゴチになる。

鮭児に大間直送の大トロなどなど食っても食いきれんほどの爆発的な量の寿司、寿司、寿司、そして酒、酒、酒。

8/6(mon)

月9ドラマ『リッチウーマン、プアウーマン』。

スティーヴ・ジョブスがモデルと思われる小栗旬はともかく、石原さとみはプアウーマンにはあまり見えないんだけど。

たしかに実家の旅館は貧乏とか、貧乏人に高いレストランの料理を奢らせるのは気が引けるなど、セリフ中には「プア」な要素が盛り込まれてはいるが、物語中の描写は、いまどきの慎ましく暮らしているだけの平均的な就活中大学生に過ぎず、もしそれをもって「プア」とするなら、地方出身の一人暮らしの大学生の大部分が「プア」なのでは。

8/7(tue)

秋葉原に行き、息子に電子辞書を買ってあげる。

祖母がお代を払うとのことなので「おばあちゃんからのプレゼント」ということにする。

昨年試写で観た『電人ザボーガー』のDVDがTSUTAYAのホラーコーナーのど真ん中に置かれていたので、借りて息子と見るが、意図的すぎる足の裏が痒くなるほどのB級感にムズムズ。

8/8(wed)

この時期の夜の電車に乗るのがイヤなのは、夏休みということもあり、通勤以外の利用者が多いということ。

家族連れ旅行者が多くて車両が混むことはいた仕方ないが、ハメをはずした飲み過ぎ学生たちの品性欠けるバカ笑いや、女子大生(女子高生?)グループの群集心理で増幅された黄色く甲高いアホ声が神経を逆なでする。

iPodで音楽を聴いていても、これらの声は耳に浸食してくるので始末に負えず、本気でBOSEのノイズキャンセリング・ヘッドフォンを買うか、このシーズンだけグリーン車利用にしようかと思ってしまう。

8/9(thu)

午前中は区役所の出張所に行ったり、自転車屋に行き空気が抜けているタイヤに空気を入れたり、銀行に行き担当と話し合ったり。

家族連れ旅行者が多くて車両が混むことはいた仕方ないが、ハメをはずした飲み過ぎ学生2時間ほどの昼寝の後、新宿に行く。

そして、呑み。

8/10(fri)

息子、キャベツの千切りがだいぶ上手になってきた。

ただ、息子も私もドレッシングがピエトロが好きなんだよね、で、すぐなくなるので、けっこう出費がバカにならない。

そんなわけで、先日、近所の100円(正確には105円)ローソンで、なんと105円のイタリアンドレッシングがあったので試しに買ってみたが、なんかイマイチそうな感じがして、いまだ使っていない。

8/11(sat)

息子、38度5分の熱で寝込むが、37度2分にまで下がる。

女房の実家から送られてきた息子の荷物を整理しているうちに夜中になってしまう。

かたづけ作業がひと段落すると、急に空腹感が襲ってき、そういえば朝からコーヒーとバニラアイスとクッキー1枚しか食べていなかったことに気づき、息子と近所の居酒屋(しか開いていなかった)で食事、気が付くと290円メニューの廉価な店にもかかわらず8000円近くの食事をしていた。

8/12(sun)

息子の熱が37度前後をいったりきたりの微熱状態が続いていたので、一日中寝かせていた。

汗出しと食欲増進のために、ゴマ油たっぷりの汁で食べる釜揚げうどんの昼飯。

たっぷりキャベツにオリーブオイルたっぷりの鉄板で火を通したボローニャソーセージ。

8/13(mon)

寝ながらマイルスを聴いていると、ウェイン・ショーターやジョージ・コールマンのテナーサックスの音色が奥に引っ込んでほとんど聴こえない。

おかしいと思って調べてみると片側のスピーカーからしか音が出ていなかった。

アンプとスピーカーの接触不良、すぐに直す。

8/14(tue)

息子の中学に行き、後、区役所に行く。

TSUTAYAに行く。

佐藤愛子『ああ面白かったと言って死にたい―佐藤愛子の箴言集』(海竜社)読了。

8/15(wed)

ホームページの新しい記事をアップロードする際、それに伴ったいくつかのファイルも同時にアップロードしていたら、急にFFFTPの2つある窓が1つになっていた。

よくよく調べてみると、どういうわけか「ffftp.ini」のファイル内の数値が何かの拍子で変わっていたので、すぐに復旧。

OSがVISTAのPCのFFFTPの調子が悪くなったのだが、VISTAやSEVENがOSの場合iniファイルを探すのに苦労する。

8/16(thu)

みんなiPhoneを見るときに入力するパスワードをちゃんと設定しているのね。

俺、面倒くさいから設定していなかったわ。

ずいぶん昔にもらったブランデーを片付けようと毎晩少しずつ飲んでいたのだが、ようやくなくなった。

8/17(fri)

バカは他者から何を言われても変わるものではなく、本人自らが気づき、自らが変えていくしかない。

よって、バカやアホウにウンザリしても、彼らを批判したり、真っ向から戦っても徒労に終わるだけで、もし確実にダメージを与えたいのならば、むしろ褒めて持ち上げ、気分よくさせ、気づかぬうちに気分良く消費させ、願わくば消費の依存症状態を作り上げてしまうことが上策だ。

たとえば、携帯ゲームやギャンブル、パチンコ、そして人物でいえば秋元康。

8/18(sat)

久々に大量に餃子を食べたくなったので、息子と「王将」に行く。

久々の「王将」、いつのまにか店内禁煙になっていた。

餃子の「王将」にも空港やオフィスビルのように、店内の奥に隔離された禁煙ブースが設置されていることに驚く。

8/19(sun)

ぬるいドクターペッパーは最悪だが、頭痛がするほどキンキンに冷えたドクターペッパーは最高だ。

しかも、ドクターぺッパーは多くの人が敬遠する炭酸飲料ゆえ、どこの自動販売機で購入しても、ぬるぬるだったということは、まずない。

灼熱の炎天下の下、発作的にドクターペッパーを駅前自動販売機で購入、案の定、キンキンに冷えたドクターペッパーの、べっとりとした甘みと、それを相殺しつつ絶妙に活かすコーラよりも強めの炭酸との幸せなハーモニーにうっとりしつつ、ものの10秒で一気に飲み干す快感といったら。

8/20(mon)

うまい明太子スパのレトルトになかなか巡り合えない。

というより、やはりレトルトで明太子とクリームの絶妙な調和を再現するのは無理なのかもしれない。

以前、林檎ファンのコミュで知り合った九州在住の明太子屋さんからワイン漬けの明太子を送っていただいたことがあったが、あれは旨かったなあ。

8/21(tue)

新宿の海鮮居酒屋。

息子とかつての教え子たちに囲まれて飲み。

楽しい時間はすぐに過ぎてゆく、気がつけばあっという間の5時間同じ場所で飲み続け。

8/22(wed)

本日離婚、7月末からではあったが、今日からは戸籍的にも父子家庭。

理由に関しては、私の浮気でも、私の放蕩でも、私の不規則過ぎる勝手気ままな生活では断じてない。

詳細や経緯は長すぎて書くことは出来ないが、簡単に要約してしまうと、彼女が結婚直前に発したマリッジブルーの理由そのもの=私は仕事に生きたい→家庭は重荷 というライフスタイルの価値感の相違を解決することなしに長らく十数年引きずりつづけたことの帰結なのだと総括すれば、大きな相違はなかろう。

8/23(thu)

離婚届け受理証明を片手に区役所に赴き、いくつかの手続きを済ませる。

帰りの際、間違えたバスに乗車してしまい、それに気付きつつも巨大なクレーンと橋の上から臨む閑散とした風景を楽しむ。

午後は部屋の片付け、夜は近所に新しく出来た唐揚げ屋で様々な種類の唐揚げを買い込み、息子が切った大量のキャベツとともにハイボール。

8/24(fri)

来週から息子は中学校の新学期がはじまるゆえ、そろそろ昼夜逆転生活を回復させなくてはならないのだが、気持ちよさげに眠る息子の姿を見ていると、そのまま寝かせたままにしておきたいとも思ってしまう。

私自身もたくさん寝て大きくなったクチだし、「寝る子は育つ」ともいわれているとおり、息子の睡眠に関してはかなり鷹揚な考えを持っていて、小さい頃から休みの日などは好きなだけ寝かせていたことも手伝い、息子はグングン大きくなり、中一の今では、中三生、いや高校生と並んでも遜色ないほどに(外見だけは)大きく成長した。

個人的には背が大きいということはとても大事なことだと思っており、そう感じている理由は、過去に何人も背が低いという、ただそれだけの理由で、つまらないコンプレックスを抱きがちな性格になったり、痛々しいほどお洒落に頑張り過ぎたり、なにもそこまでとため息が出るほどマメな性格の男性を数多く見てきたということが大きいのかもしれず、内面は本人の努力いかんでいくらでも成長することができるが、残念ながら外見の身長に関しては、成長期に食う・寝る・遊ぶを充実させておかないと、一生手に入れられないひとつの「財産」だと感じているからなのだ。

8/25(sat)

午後より西新宿にて勉強会。

終了後打ち上げ。

ジョジョを読み返している息子の口癖は「同学年に話が合う人がいなくて残念」。

8/26(sun)

朝蕎麦。

夕方和風幕の内。

夜パスタ。

8/27(mon)

息子の中学は今日から新学期。

息子の微妙にツーブロックなヘアスタイルが上級生の目についたらしく、3人の上級生に校舎裏に呼び出され、顔を殴られたのだという。

複数の上級生が下級生に手を出すとは卑怯なと学校と親に連絡しようとしたら、息子がやめてくれ、なぜかというと、一発殴られたと同時にすぐさま反撃、3人とも床に這いつくばるまでボコボコにし、二度と自分を含め下級生には手を上げないよう謝罪させたからだという。

8/28(tue)

先日の後日談。

学校ではいっさい1年生は上級生からのチョッカイを受けることがなくなり、昨日息子を校舎裏に呼び出したワルガキ3人組は、息子と目を合わせようとしなくなり、廊下を歩いていたら避けるように道を空けるようになったという。

あんまり調子にのるなよ、と諭したら、大丈夫、昔から俺は自分より弱いやつをいじめたことがないし、強い奴と戦うのが趣味なんだと、昔パンクバンドのライブで私がMCしたことがあるようなニュアンスのセリフ。

8/29(wed)

久々に「仮面ライダークウガ」のDVDを観る。

ラスト近くのエピソード「強敵」。

先日最終回を迎えた「フォーゼ」に慣れた目で観ると、けっこう新鮮。

8/30(thu)

呑み。

オトコ3人、女子5人。

帰宅後、息子と『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』。

8/31(fri)

松本人志の『しんぼる』を観る。

様々なところで酷評されているようだが、そんなに酷い作品かな。

映像は綺麗だし、歌のないPV、あるいは商品への落とし込みのない長めのCMという目線でも楽しめるではないか。

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