【三文日記】2013年2月

      2022/04/17

kusuri mask

2/1(fri)

暖かい雨、ときおり生暖かい風。

少しだけ春の到来を感じる瞬間。

大前研一、柳井正『この国を出よ』(小学館)読了。

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2/2(sat)

母の見舞い。

帰りに「エチオピア」に行き50倍豆カリーを食べる。

映画『ソーシャル・ネットワーク』を観る。

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2/3(sun)

微妙に喉が痛かったり。

なので晩飯は蕎麦。

食べてるうちに痛みを忘れて、結局食後は喉に痛いスナック菓子をバリバリ食べていたという。

2/4(mon)

家にいる息子に今晩パスタにするから仕込みよろしく~とメール。

で、帰宅してからパスタのストックがなく買って帰ることを忘れたことに気がつく私は嗚呼、マヌケん坊。

安冨歩『超訳 論語』(ディスカヴァークラシックシリーズ)読了。

2/5(tue)

明日は成人式の日なみの大雪になるというニュースばかり。

しかし、そのような気配がみじんも感じない夜。

寒くなく、だからといって暖かいというわけでもないが、夜の空気がヒンヤリとても気持ちの良い夜。

2/6(wed)

大雪予報のわりには、ほとんど雪なし。

関東の予報は難しいみたいですね。

わずか1度の気温差で、雪になるか雨になるのかの判断がプロでも難しいのだとか。

2/7(thu)

痩せた?

最近そう聞かれることが多いが、たぶん痩せたのではなくて、酒による浮腫みがとれただけだと思う。

外での飲みの回数が以前より減ってきているからね。

2/8(fri)

ジョジョの奇妙な冒険アニメ版、第二部の戦闘潮流、違和感なくけっこう上手に話を端折りつつ原作のムードを損なうことなく丁寧に作られていると思う。

第一部のアニメ化は多少違和感を感じたが(ジョナサンの作画など)、第二部になってから断然面白くなってきている。

昔からジョジョ好きとの間では「ジョジョは二代目っしょ!」を合言葉にしている私だが、アニメもやっぱり二代目っしょ!

2/9(sat)

先日、母親が退院したとの連絡が妹からあった。

なんだか最近の私の周囲はインフルエンザや入院など身体が不調の人が多い。

私自身は現在のところは問題なしだが健康管理には十分気をつけようと思う。

2/10(sun)

新宿で呑み。

気付けば午前3時。

慌ててタクシー帰宅。

2/11(mon)

明け方の乾燥した空気、乾いた喉で目が覚める。

日差しは春っぽい瞬間あり。

されど北風冷たし。

2/12(tue)

外食で鍋を食べに行くたびに鍋を見て「うわ、小さっ!」と思うんだけれども、じつは世間では、それが標準サイズ、うちにある土鍋って、おそらくは4~5人用の大鍋なんだよね。

それをいつも息子と2人で肉や野菜や魚を蓋がしまらないほど超盛りに盛って平らげてしまうのだから、たぶん標準より胃袋が大きいのかもしれない。

本日も、肉魚野菜をドカンと盛り込んだちゃんこ鍋を息子と平らげる。

2/13(wed)

最近はウディ・ショウのトランペットばかり聴いている。

モード以降のジャズに顕著な上層的な和声の海を自在に泳ぐ、甘口になりすぎないメロディアスなフレージングのセンスが素晴らしい。

それ以上に素晴らしいのが、きらびやか過ぎないトランペットの音色。

2/14(thu)

一日中自宅でごろごろしながら日頃の疲れを癒す。

夜は海鮮たらちり鍋。

旨い日本酒と塩があれば、それだけで味付け不要、案外旨い鍋ができちゃうものだ。

2/15(fri)

3年で仕事を辞める若者たちというのはもはや昔の話で、いまや1年で辞める若者たちの時代だということを痛感。

理想と現実のギャップがもっとも大きな理由なのだろうが、だとすると現実に関しての教育をほどこす機会を設けぬまま、社会に放り出してしまう教育やシステムを見直す必要があるのではないか。

「多くの人は、見たいと思う現実しか見ていない」というユリウス・カエサルの名言どおり、自分にとって都合の悪い現実を認識しないまま大人になった若者が、社会に出てはじめて見たくなかった現実に直面し、それに対峙、対処できない弱さ、思考停止こそが「ゆとり教育」が生んだ弊害なのかもしれない。

2/16(sat)

四川風黒胡胡椒担担麺。

この上にトマトがちょこんと乗っているだけで、ずいぶんと味わいが変わる。

あ、「王将」のメニューの話ね。

2/17(sun)

ウディ・ショウのトランペットばかりに耳をフォーカスさせていたボビー・ハッチャーソンの『ライヴ・アット・モントルー』だが、なかなかどうしてハービー・ハンコック風の和声感覚を持ちつつも、時折マッコイ・タイナー風の響きも聴かせるセシル・バーナードのピアノも素晴らしいではないか。

ひとくちにモードジャズにおける重層的響きをはらんだピアノといっても、マッコイ・タイナーのように影の強い響きもあれば、ハービーのように光が強い響きもある(代表的なのが《処女航海》かな?)。

まったく個性の違う両者の和声感覚はどちらも好きなのだが、広がりのあるハンコック和声は夜より昼に聴きたくなり、高密度な沸点に収斂してゆくマッコイの響きは昼より夜に聴きたくなることが多い。

2/18(mon)

最近は、本やCDのみならず食糧もネット通販の利用頻度上昇中。

水、米、みかん……。

スーパーで買って家まで運ぶのが重いもの中心だが、重さのみならず、値段もモノによってはスーパーで買うよりも驚くほど安いものが多いので、一度この便利さに慣れてしまうとリピーターにならざるをえない。

2/19(tue)

確定申告の書類作り。

午後に税務署に届け、退院後の母の見舞いも兼ねて実家に立ち寄る。

晩飯は息子と近所の居酒屋にて。

2/20(wed)

明け方、なぜか布団を蹴っ飛ばして寝ていて、その寒さで目が覚める日がここのところ多い。

凍てつくように寒い夜。

猫背にならないように注意。

2/21(thu)

ドラマ『最高の離婚』がおもしろい。

いや、ドラマそのものよりも瑛太の演技が面白いのかもしれない。

絶妙な按配で、どこまでダサく情けない男になりきれるのかを楽しんでいるかのように見える。

2/22(fri)

先月発売されたHGUCの「ネモ」の評判が良いようだ。

正直、ジム系のモビルスーツにはあまり興味がないのだが、実際、作った人によると「ネモのくせに作りやすく、無駄によく動く」。

「ネモのくせに」が「のび太のくせに」に聞こえてしまうのは私だけか。

2/23(sat)

息子が通うことになった近所の塾に行き、手続き。

内田正泰のオリジナルはり絵を間近で見ることができて、その想像力と郷愁をかきたてられる質感、空気感に心がふるえるほどの感動。

息子と近所の焼き肉屋で腹が膨れるほどにカルビを喰いまくる。

2/24(sun)

夕方から夜にかけて、身を切るような冷たい空気と風で、体感温度はマイナスなんじゃないかと思うほど。

だから晩飯は鍋。

塩野七生『日本人へ リーダー篇』読了。

2/25(mon)

息子が調子悪くなって寝込む。

吐き気がして気持ち悪いそうだ。

あっさり目のフルーツゼリーを食べさせ、あとは薬を飲んでひたすら寝てもらう。

2/26(tue)

息子の調子回復。

近所の床屋でバッサリ髪を切ってもらってみた。

晩飯は、にんにく鉄鍋、トマトとチーズの鉄板焼き、チーズメンチカツ鉄板焼きなど、考えてみると鉄板系が多いな。

2/27(wed)

新宿。

マッサージ屋はしご。

特にタイ古式マッサージでは、固い、堅い、お客さん凝ってるね~と言われまくりながら痛ててててと口からもれそうになる声をこらえ、大丈夫? 大丈夫? の声に「大丈夫!」を連発、全身スッキリ、というよりは揉まれ疲れと揉み返しで身体ガクガク。

2/28(thu)

君が西宮にいた頃のこと、よ~知ってるで~、同じクラスだったやろ?

このへんで3軒、おしゃれな飲み屋をやっとるんやけど、今度遊びに来てな。

などと、夢の中で妙に親しげに語りかけてくる田中くん、ごめん、思い出せない、君はいったいどの田中くんなんだ?!

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