カフェモンマルトル

ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

飲み食いは戦いだ!

      2018/01/14

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平日の朝は、私か女房が、息子を保育園に連れていきます。

私が2日、女房が3日がおおよその割合です。

もちろん、私が忙しい時期に差し掛かると、女房が1週間まるごと保育園に連れていくこともあるし、その逆もあります。

私が息子を連れていくときは、必ず近所のコンビニに寄ります。

コンビニで息子にジュースを買ってあげるためです。

ジュースじゃないな、飲料だな。

いつも、豆乳か黒酢の100円ぐらいのパックを買い、それを2人で飲みながら保育園まで歩きます。

ちょっと前までは、豆乳が息子にとってのマイブームでした。
だから、毎回メーカーを変えたり、成分無調整や調整乳、それにコーヒー味と種類を変えて飲ませていたものです。

いまは、“酢”が息子の中ではブームです。

最初は、試みに黒酢を買って飲ませてみたら、「不味い、こんなの飲めないよ」と、三分の一も飲みませんでした。

不味いけど、健康にイイんだよ。酢が体の中の悪いバイキンをやっつけてくれるんだよ。

こういったら、もう大変。

そうか!オレ、我慢して飲むよ。

そう言い、翌日からはコンビニに行くと、必ず黒酢を飲みたがりました。

不味いんだろ? オマエ、全部飲めるのか?

そう聞くと、大丈夫!頑張る。

だから、黒酢を買って、私が一口飲み、あとは全部息子にあげます。

なぜかというと私も黒酢が苦手だから。一口か二口が限界ですね。

この味で、きゅうりとかワカメやカニのような固形物が口の中にあれば、おいしいと感じるのですが、いかんせん、液体だけだとさすがに…。

息子は顔をしかめながらストローを吸い上げ、ストローを口から離して一呼吸おいてから、再びストローを口にねじ込む。

見ていると、まるで苦行のようです。

しかし、ゆっくりですが、確実に黒酢が減ってゆき、最後はパックが空に。

やったぜ!

とまるで、強敵を倒したかのような達成感に息子の顔は満ち溢れます。

なんだか、その表情を見た瞬間、自分の大食いを思い出しました。

数年前の米不足の一件以来、残念ながらなくなりましたが、カレーショップのCoCo壱番屋は、1300gカレーを20分以内で喰えば無料サービスを行っていました。

私は、これのウイナーです。

カレーがなくなってしまったので、最近はときどきですが、2玉や3玉入りのラーメンにチャレンジすることがあります。

食べ初めてしばらくすると私は猛烈な怒りと征服欲に燃えてくるのです。

「ちくしょー、いくら喰っても減りやしねぇ、このラーメン、なんでオマエはラーメンなんだ。なんでオマエはオレの目の前にふてぶてしく湯気を発しながら存在してるんだ。アタマに来た。オマエはまるごと喰って喰って飲み込んでやる!」

と、妙な敵対心をラーメンに持ってしまうのです。

自分で大盛りを注文しておきながらオカシな話なんですが。

怒りに火がつくと、猛烈な勢いでラーメンを口の中にかきこみます。

食べ終わると、「へへん完食したぜ、どうだ、ざまーみろ!」と心の中で笑い、セコい征服欲を満足させているのです。

目の前の食べ物を前に、「これを全部胃の中に納めれば勝つ!」と勝負心をギラギラ燃やすところなんて私そっくりだと思いました。

べつに、飲食に勝ちも負けも無いんですけどね……。

アホな親子です。

しかし、お陰さまで、最初は無理矢理口の中に捻じ込んでいた黒酢も、しだいに好物に変わってきたらしく、今では、すぐに飲み終えてしまうほど。

毎朝、保育園に連れてゆくたびに、黒酢を買えとせがまれる始末です。

たまには、豆乳を飲めといっても、黒酢のほうがイイみたいです。

ここ数週間は、黒酢だけではなく、琉球の「もろみ酢」に関心を示し、「もろみ酢ダイエット」という商品をねだられます。

そして、これを飲む息子を保育園に連れてゆく毎日なのです。

記:2005/10/05(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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