香味ペースト侮りがたし!簡単にパラパラ炒飯が出来るのだ

      2024/02/12

食生活が少し変わった

ここのところ、味の素 CookDoの香味ペーストを愛用するようになりました。

Cook Do 香味ペースト 120g

タイトルには「侮りがたし!」って書きましたけど、べつに侮っていたわけではなく、「スゲ~っ!」ってくらいの意味です。

香味ペーストを試しに使って以来、私の「チャーハン観」はずいぶん変わりましたね。

「チャーハン観」っていうと大げさですが、要するに、外食のチェーン店のようなところでは、あまりチャーハンを食べなくなったということと、家でチャーハンを作る回数が増えたという2点です。

ある意味、私の食生活が少し変わったといえましょう。

このパラパラ感が凄い!

香味ペーストを使ってご飯を炒めると、本当、パラパラになるんですよ。

今までは、自宅でチャーハン作ると、私のヘタな腕では、ご飯がベチャベチャになってしまったり、冷えたご飯で作った場合は、固まったご飯がなかなか独立分離しませんでした。

そんな状況が長らく続く中、騙されてあと思って話のタネに香味ペーストを使ってチャーハンを作ってみたら、予想以上にご飯粒が分離してパラパラになるんですよ。

冷えたご飯でも、もちろん、アツアツの炊き立てのご飯でも。

いや~、まいりましたね
こんな簡単に中華料理店のパラパラご飯が再現できるんだ。

溶き卵をフライパンに入れて、半熟になったころにご飯を入れて、ちょっとだけヘラで掻き回した後に、グルリと一周(ご飯の量が少ない場合は半周)香味ペーストをチューブから絞り出して、あとは混ぜるだけ。

好みによってネギやチャーシューやミックスベジタブルを入れても良いのですが、驚くべきことに、玉子1つとご飯だけで、本格的(っぽい)チャーハンが出来てしまうんだよね。

楽しみ方いろいろ

極端なことを言えば、玉子が無くてもOK。
香味ペーストと黒コショウだけで、立派な焼き飯になってくれます。
(これとフジッコの昆布を一緒に食べると幸せな気分になれます♪)

味付けも香味ペーストだけでOK。
香りも露骨じゃなくて良いよね。

あとは好みによって、火を止めた後に醤油を一滴たらして、ジュワ~ッと香ばしい匂いを楽しんでも良し、醤油の香りのエッジが多少キツく感じる場合は、麺つゆを一滴たらしても良し。

塩気が足りないという人はいないとは思うけれども、試しにほんの少量の塩をかけてみたら、かなりショッパくなってしまった。

塩気は、香味ペーストの量そのもので調整したほうが良いかもね。
あるいは味の素一振りとか。
いや、そもそも香味ペーストに味の素が入っているのかな?(会社は味の素ですし)

あとは変わり種としては、味噌を少量混ぜると『ゴールデンカムイ』の「味噌=オソマ」ではないけど、オソマチャーハンになったりもする。

これ、なかなか侮りがたしで、入れる味噌は少量で良く、食べた瞬間は味噌っぽくないけれども、後味に味噌がくる。
この食感もなかなかです。

香味ペースト以上のチャーハンを作る店がホンモノ

こういう微妙な変化を楽しむことが出来るのは、家のキッチンでしか無理だし(まさか料理屋で、味噌混ぜてとか、あれも入れて、なんて言えないからね)、自宅で色々な味付けや具のバリエーションを試しながら遊んでいると、ラーメン屋さんのチャーハンの味がすごく単調に思えてきたりもするんですよね。

特に、チェーン店(「餃子の王将」「バーミヤン」「福しん」など)のチャーハンは、それを作る従業員の腕によって個体差が激しいので、その店の味が好きになったとしても、その味がまた別の日に同様に再現されているとは限らない。

特にべちゃっとなってしまっている状態のチャーハンは最悪で、やっぱりチャーハンの命は「パラパラ感」なんだな改めて思いました。

もっとも、このパラパラ感と味が、ブレることなく統一されている店が「良い店」ということになるんでしょうね。

もちろん、外食も大好きな私のこと、香味ペーストを知ったからといって、外食でまったくチャーハンを食べなくなったというわけではないけれども、チャーハンに求める基準が高くなってしまったことは確か。
でも、逆にこれは良いことだと思います。

家庭で私ごときが作る味以上のチャーハン以上のチャーハンを作れる店こそ「ホンモノのチャーハンを作るプロの店」であるという認識になるわけだから、「ホンモノ」の店を探す楽しみが増えた、つまり香味ペーストとの出会いが、人生においての楽しみがまた一つ増えたということにほかならないのだから。
ちょっと大袈裟ですが。

チャーハンには「塩」がおすすめ!

ちなみに、香味ペーストには3種類あります。

「塩」と「醤油」と、「辛」ですね。

私が愛用しているのは「塩」のほう。

オイスター風味の「醤油」も、豆板醬風味の「辛」も試してはみたんですが、「醤油」のほうはコクはあるんだけれども、どちらかというとチャーハンよりは野菜の炒め物に向いているように感じますし、「辛」のほうは、麻婆豆腐を作る時のアクセントに向いていると思います。

チャーハンには、やはりオーソドックスに「塩」が良いと思いますね。

記:2017/12/18

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