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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

ボロネーゼの対極~もう一つの真実~まるでサティの曲のような美味しさ

   

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エリック・サティのタイトルみたい?

日本製粉から出ているレトルトパスタソース「ボロネーゼの対極~もう一つの対極」。

もうこのネーミングからして、ウンチクと理屈っぽいシェフが作ったパスタのルーって感じがして敬遠する人も出てくるかもしれません。

あるいは、サティの曲みたいに(たとえば、《犬のためのぶよぶよとした本当の前奏曲》、《5つのしかめっ面》、《再発見された像の娯楽》、《はた迷惑な微罪》、《いやらしい気取り屋の3つの高雅なワルツ》、《でぶっちょ木製人形へのスケッチとからかい》のような)、なんだかタイトルからして意味深で理屈好きだけが好むであろう自分とは無縁なシロモノだと思う人も出てくるかもしれません。

しかし、これ、要するにトマトが入っていないボロネーゼというくらいの意味なのです。

あとは、同じREGALOシリーズのに対してのネーミングなんでしょうね。

パッケージにはこう書いてありますよ。

もう一つの真実は、あえてトマトを入れないボロネーゼ。

素材を生かす料理が多いトスカーナで食べられる、あえてトマトを入れないオイル仕立てのボロネーゼ。黒いオリーブやチーズをアクセントに、肉の味わいを引き立たせるように仕上げました。

そう、要するに、それだけのことなんです。

トスカーナ地方のボロネーゼ、ってことで。

名古屋エリアの人からしてみれば、関東のうどんは「あえて味噌を入れない醤油仕立てのうどん」と感じるようなものです。ちょっと違うか。

「豚挽肉と香味野菜をじっくり炒め、刻んだ黒オリーブとチーズで肉の味わいをさらに引き出しました。エキストラバージンオリーブオイルを加え、イタリアンパセリで仕上げました。シンプルながら芳醇な美味しさです」

とパッケージ裏に書かれているとおり、まさにその通りの味。

で、これ、結構美味いです。

レトルトパスタのルーの中では、個人的にはかなり上位にはいりますね。

1日に3回連続食べたこともあるという。

先月は、結局10回くらいこのルーをパスタにかけて食べたかな。

それくらハマった。個人的には。

サティの曲も、タイトルを先に見てしまうと「なんじゃこりゃ?」ってのが多いですが、いざ聞いてみると、気難しげなタイトルとは裏腹に、非常に気持ちの良い曲が多いです。
シンプルで素朴なメロディのものが多い。そして響きは深い。

それと似ていますね、「ボロネーゼの対極」は。
味はシンプル、コクがある。

ルーをパスタの上にかけた上にかけるイタリアンパセリもついているよ。

記:2018/10/02

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