ボスタング live in 六本木バックステージ 2006/11/25

      2016/05/11

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bostang 2

いやぁ、ボスタングのライブ。

先日、ボスタングのライブを六本木のバックステージでやってきましたよ。

ボスタングとは、私が数年前から年に数回の頻度でライブをしているユニットです。

一貫したテーマは「即興」。

よって、いつも何も考えないでステージの上にあがります。

その場で、瞬間的に阿呆なことを考えながら、音をつくっていくわけです。

よって、日によって出来不出来の激しいことは否めませんが、うまくいけば、女性客が全員席を立って帰ってしまうほどの爆発的威力を発揮します。

そんな、我々バカな大人の姿を、うちの息子は赤ん坊の頃から見ているんですよ。

わけもわからないまま、大の大人が体を張ってバカをやってる姿を、もしかしたらアタリマエのように受け入れているのかもしれない。

だから、なんでしょうかね、

先日の奄美大島のジャムセッションでの爆裂ぶりといい、先日のライブの小爆発といい、なんちゅうか、本中華(古い)。

昨日の息子は、我々がステージに上がってセッティングしている間からマイクを握って、ワガモノ顔でMCめいたことをしてました。

おいおい。

たしかに、ライブ前に私は息子に、「ボスタングのステージ、乱入してもいいし、つまらなかったらステージ上がらなくてもいいよ」とは言いましたよ。

でもね、息子、そのとき、なんて言ったと思います?

「今日はいいや。俺、見るだけにするわ。」

見るだけにするわな奴が、なんで、我々がライブ始める前から、ステージでマイク持ってMCしとるんじゃぁ~(笑)。

最初からやる気まんまんじゃないかぁ(笑)。

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ボスタングは、通常は私と博士2人による掛け合いです。

私は主にベースを担当しますが、博士は、歌うし踊るし喋るし鼻くそほじくるしダイブするし脱ぐし絶叫するし拝むし正座するし瞑想するしヨガするし詩吟するし、とこれまた引き出しの広いパフォーマンスを見せてくれます。

よって、パートは「森羅万象」ってことに最近はしています。

そんな博士と私が、その場のテンションと空気をかき乱すことをやっていくわけです。

音楽というよりは、“行為”に近いところがあり、そう、正しく“パフォーマンス”といえましょう。

しかし、昨日はいつものボスタングとはかなり違いました。

まず、ドラムのヘルプがついてくれたこと。

セクシー・ガールズ・パンクバンド「ジョニー・アンド・ザ・ガールズ・ネクスト・ドア」のドラマー、モッチャンがステディなビートを刻んでくれました。

モッチャン、良かったよ、本当にありがとう。

そうそう、モッチャンという音楽的なヘルプがついたので、昨日のボスタングはかなり音楽的だった(笑)。

くわえて、最近は、私よりも、はるかに端から見ると親子に見える螢博士とうちの息子のコンビ。

悪いけど、この2人は、最凶コンビだわ(笑)。

なんか、電波の周波数が合っているというか、互いが互いを触発しまくりなんですよ。

二人が掛け合いはじめると、悪ノリ無限大。どんどん、しょーもないギャグに無限ループを開始します。はぁ……。

bosutang

昨日は、息子に触発されたのか、博士は調子が良かったらしく、打ち上げでは「奄美大島で使ったネタを1つも使わずに済んだ」と仰ってました。

つまり、博士は応はストック持ってはいたのですね、非常用に。

昨日は、奄美大島で受けたネタは使うことがなかったということは、とめどめもなくアイデアが湧き、調子が良かったのでしょう。

そういえば、息子の芸風も奄美大島とは違ったもんな。

奄美大島のときは、あくまで音楽セッションという認識があったのか、ほとんど歌っぽいパフォーマンスでした。

しかし、息子にとってのボスタングは“語り”という認識だったのかもしれません、昨日は、ほとんど歌らしい歌は歌わず、ほとんど語りと囃子に終始していました。

せっかくドラマー入れたんだから、もっと歌って欲しかったんだけど、まぁいいや。一応ウケていたみたいだから。

そんなわけで、人前でもぜーんぜん緊張のきの字もない、わが息子を加えた新生ボスタングは、知的で哲学的な(?)以前のボスタングよりも、より一層ポップに生まれ変わりました。

この変化、ミロスラフ・ヴィトウスがベースだったころのウエザー・リポートの音楽が、ジャコ・パストリアスがベースになったウエザー・リポートの音楽に変わったような感じ、と説明すれば、きっとこのニュアンスの差、ご理解いただけると思います。(いただけないか)

とにもかくにも、昨日は楽しかった。

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bostang 3
bostang 4photo:Tamaki Ikehara

自閉症気味の小学生のお子さんをお持ちの親は、是非、ボスタングのライブをお見せください(笑)。

もしかしたら、妙な電波とオーラで治るかもしれません。

さらに、息子の「誰でも友だち」パワーにふれて、気がつくと、息子と一緒にお子さん、ステージで楽しそうに踊ったり叫んでるかもしれません。

でも、もしかしたら、さらに症状が悪化するかもしれませんが、その場合は責任持ちませんので、あしからず。

一応ボスタングは、医薬部外バンドなので(笑)。

記:2006/11/26

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