カフェモンマルトル

ジャズと映画と本の日々:高野雲

「いーぐる」で講演します。バド・パウエルです。6月31日です(笑)。

      2015/05/22

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bud powell ivent
みんなで行こう!

6月になりました。

6月といえば、6月30日です。

いきなり、月末の話ですいませんが、6月の月末の30日は、ジャズ喫茶「いーぐる」で、バド・パウエルの講演をします。

午後の3時半スタートです。

さ、月初めの今のうちに、手帳に予定を書き込もう!(笑)

どういう内容かというと、バド・パウエルです。

ジャズピアノの巨人です。

このバド・パウエルの演奏を大音量でかけ、その音についての解説を私がする。

普段、家で聴いて、分かったつもりになっているパウエルのピアノも、「いーぐる」のJBLから放出される大音量で聴くと、細胞がゾクゾクするような刺激的な体験になることと思います。

さらに、私が演奏前にちょこっと解説を加えることによって、さんざん聴いたつもりでいた「耳タコ」曲も、違った聴こえ方になったり、新しい発見をする可能性も大です。

つまり、「音と言葉によるパウエル再発見」のイベントなのです。

基本的には、私がしょっちゅうやっている「音聴き会」と同内容でが、大きな違いは、ジャズ喫茶「いーぐる」で行われている「連続講演」というイベントは、すでに、330回を超える歴史と重みのある講演だということ。

さらに、いらっしゃるお客様は筋金入りのマニアが多い、ということでしょうか。

ですので、私も、気合いをいれて臨まなければなりません。

なぜなら、生半可な気持ちで選曲してしまうと、

私の耳の悪さ、
私のセンスの悪さ、
私の頭の悪さ

が、

一発でバレてしまう、それはそれは怖~いイベントだからです。

あ、恐怖を感じるのはあくまで、講演者側であって、いらっしゃるお客さんは怖い思いは一切することはありません(笑)。

楽しく、たっぷりとジャズを味わえる素晴らしいイベントです。

なので、6月1日の今日、新しい手帳のページには、今から、

6月31日 15:30
四谷「いーぐる」連続講演バド・パウエル
by 高野 雲

とメモっておきましょうね(笑)。

参加費は、400円です。

つまり、伝票には、コーヒーなどの飲み物代に400円がプラスされるということです。

時間は、2時間半以内で終わらせます。

つまり、終わる時間は午後の6時前後です。

ちなみに、このいーぐる「連続講演」はすでに330回を越す歴史のあるイベントだと書きましたが、もうちょっと、このイベントのコンセプトを書いておきますね。

これは、マスターの後藤さんの言葉を借りたほうが早いので(笑)、後藤さんの著書から引用してしまいましょう。

僕もかつてジャズ喫茶で聴いた演奏の素晴らしさに驚き、ジャケットを手に取ってみればすでに持っているアルバムだった、ということが何度かあった。それまで聴き取れなかった魅力が、その音楽にフィットしたオーディオ装置、巧みな選曲の流れによって浮き彫りにされたのだ。
(中略)
こうした情報発信機能を生かす試みとして、僕は自分の店「いーぐる」で、ここ10年ほど連続講演をやっている。評論家をはじめ、ジャズ界で活躍するさまざまな方をお招きし、自由なテーマでアルバムをかけながら講演をしてもらうのだ。

ルールは二つだけ。

出した音に説明を加えること。
発言したことは音で示すこと。

あえて音楽を言葉にすることによって、他人との感覚の違いを明確にし、演奏に対する評価の土俵をつくろうというのである。

おもしろいのはお客さんの反応だ。
いいアルバムがかると場の気配が一変する。店内の空気の密度が高まるのを実感できる。正直なもので、つまらない演奏だと途端に風船がしぼむように場の緊張感がなくなるのだ。

~後藤雅洋『ジャズ喫茶のオヤジはなぜ威張っているのか』(河出書房新社)より

この講演にいらっしゃるお客様も、もちろん初心者も多いですが、
耳の肥えたジャズマニアもいらっしゃいます。

彼らを満足させるだけの選曲と構成を組み立てるために、頑張りたいと思います。

そして、願わくば、せっかくいらしてくださったお客様から、
「来が甲斐があった!」
「楽しかった!」
「耳からウロコだった!」
という声を聞きたい。

腕によりをかけて選曲しますので、さぁ、今からカレンダーの6月30日(土)の空欄には、
15:30~18:00
四谷「いーぐる」バド・パウエル特集

と記入しておきましょう!

記:2007/06/01

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