カフェモンマルトル

text:高野雲

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父親の言葉

      2016/05/02

chichioya

先日、息子と『ロボッツ』を観てきました。

ひとこと、面白かったです。

CGのアニメーションの世界にすっかりとハマってしまいました。

我々が見たのは、日本語吹き替え版のほうだったのですが、

主人公のロドニーが、日本語吹き替え版で声優を担当している草薙剛に見えて、仕方がなかった(笑)。

息子も「面白かった」と言ってたので一安心。

連れて行った甲斐がありました。

この映画は、ま、強引に要約すると、ありきたりな「成功ストーリー」です。

地方から東京(じゃないけど)に上京した若者が、
苦労し、
仲間が出来、
敵が出来、
敵をやっつけ、
最後は成功して、
故郷に錦を飾る。

大筋は、ま、世の中にゴマンとあるサクセスストーリーで、人間や動物が主人公だったストーリーが、今回はロボットの世界の話になっただけの話。

しかし、私は、このような単純明快な成功物語、嫌いじゃありません。

このようなサクセス物語って、似たような話は過去にいくつも観たり読んだりしていますが、やっぱり出来のよい物語だと引き込まれます。

それに、主人公がどのようなプロセスを経て成功してゆくのかってところに興味がわくんですよね。

この物語の場合は、「仲間」だったり、その仲間との「団結」や「友情」だったりするのですが、もう一つ大事なのは、「あきらめない心」です。

で、そのあきらめない心を植えつけたのが、主人公ロドニーの父親なんですね。

ロドニーがリベットシティ(故郷)からロボットシティ(大都会)に出てゆくときに授けた言葉。

よい父親です。

あきらめないでがんばることって、大事ですよね。

で、主人公の父親は、若い頃はミュージシャン志望だったのが、夢を断念して、今は地味な仕事をしている。しかし、その仕事は嫌いではないし、真面目に仕事をしているという設定。

なんだ、それってオレのこと?(笑)

「親父の一言と冷酒は後になって効く」とはよく言われることですが、やっぱり、子供にとっては、父親が言うなにげないセリフは非常に大きな効力を持つ場合もあります。

ちょっと前ですが、某IT系企業の社長を取材したことがあります。
彼の年齢は、30代前半。
某所の某ビルの大きなビルの最上階にオフィスを構えているのです。

彼は小学生のときに父親から言われた「立派な大人になりなさい」という言葉を胸にここまで頑張ってきたそうです。

すごいですね。

父親の言葉の力もすごい。
父親の言葉を胸に頑張った(ている)彼もすごい。

さて、うちの息子は、私のどんな言葉を胸に刻んでいるんだろな?

……お、そろそろ10分だ。

今日はここまで。

記:2005/08/09(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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