子どもの抱っこと「よっこらしょ」という掛け声は脳に良いという話

      2019/07/07

hikari

「よっこらしょ」は年寄りの掛け声ではない

2005年も残りあとわずかの年末。

私は何をして過ごしているのかというと、昨日から、私と息子は、一緒にお風呂にはいったり、一緒に買い物に行ったり、一緒に掃除をしたり、一緒に戦いごっこをしたり、一緒にテレビを観てげらげら笑ったりしております。

なんだか、子供とべったりなのんびり&のほほんな生活を休み中には送っているって感じ。

来年で、息子も小学生になります。

近い将来、抱っこも出来なくなるでしょう。

というか、すでに巨大化が進んでおり、持ち上げるのが辛くなってきていますが……。

よっこらしょ!と声を出す必要がある。

あ、べつに「よっこらしょ!」(あるいは「どっこらしょ」)は、年寄りの言葉なのではなく、昔からの知恵なんですってよ。

言わないで重たいものを持ち上げるよりも、声を出して持ち上げたほうが力も入るし、ぎっくり腰にもなりにくい。

きっと、言霊、というよりも、この言葉を発するときの呼吸にポイントがるのかもしれません。

プラス、脳がフルパワーを出さないように、身体の機能にストッパーをかけているのですが「かけ声」を出すことによって、脳のリミッターが解除されるらしいです。

掛け声が、大脳にある、いつも、いろいろと小難しいことを考えている前頭前野の機能をいったん遮断し、雑念が吹きとぶ。そしてリミッターが外れるという流れになるみたいですね。

あとは、身体に覚醒というか自覚を促す儀式のようなものなのかも。
電車の運転手さんが「右よーし、左よーし!」と指差し確認して、意識が鉄道モードになるのと同じように、「よっこらしょ」の一言で、身体中に、「これから、いつものようにものを持ち上げまっせ!」というメッセージを送ることにもつながり、身体全体に、「これから物を持ち上げまーす!」という自覚を促す効果もあるみたいですね。

結果、たとえば膝とか腰が「えっ?オレ、そんなこと聞いてないぞ」と言い訳しない、サボらない、だから身体を壊さないというメリットにもなる。

ま、息子を抱っこするときも例外なく「よっこらしょ」なのですが、ま、抱っこできるのも、今のうち、って感じかな。

そして、息子が抱っこを出来る重さの間は、抱っこをしたり、持ち上げて振り回して遊ぼうと思っております。

記:2005/12/31(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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