カフェモンマルトル

text:高野雲

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男の子は、ピアノよりもダンス!

      2016/05/04

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dance

先日、踊ってきました。

NIKEのイベントなんですけれども、新しく発売するダンスウェアとシューズのプロモーションを兼ねたイベントが、有楽町の国際フォーラムであったのですね。

KABAちゃんや長谷川理恵などもゲストにきましたが、このイベント最大の目玉が、ジェイミー・キング。
彼は、世界的に有名なダンスの振り付け師、かつディレクターです。 いわゆる、「セレブ」と呼ばれている人たちを中心に、プロモーションビデオやコンサートの振り付けを担当している人です。

彼が振り付けした人の中で有名な人を羅列するだけでも、
マドンナ、
ジェニファー・ロペス、
ブリトニー・スピアーズ、
マライア・キャリー、
マイケル・ジャクソン、
プリンス、
ジョージ・マイケル、
クリスティーナ・アギレラ、
リッキー・マーティン、
シャキーラ、
エルトン・ジョン…
とそうそうたる面々です。

このイベントの後半は、そんな彼と、彼の弟子たちの指導にあわせて、希望者によるダンスの体験レッスンがあったんですよ。
体験レッスンに参加すれば、ナイキの最新のウェアとシューズがもらえる。だから、それ欲しさに(笑)体験レッスン受けてきました。

それにしても、踊り音痴の私は、いやはや、浮きまくり。
男性の参加者はほかにも数人いたのですが、ほとんどが女性。男が5人ほどで、残りの100人以上が、女性。
しかも、皆さんダンスをたしなまれていそうな若い女性ばかりで、そういう人たちに囲まれて、ヘタくそなダンスを踊るのは、滅茶苦茶恥ずかしかったっす(笑)。

武富士ガールを10倍の人口にした女性ダンサーに囲まれて、一人、デカい男が、ワンテンポからツーテンポおくれて、ステップを踏み、ターンし、ジャンプする(笑)。
これが、ミュージックノンストップで1時間。
かなり異様な光景だったと思います(笑)。

でも、楽しかった。

思うんですけど、踊りが出来る男ってカッコいいと思います。

ピアノを弾ける男よりも数倍カッコいいと思う。

私は、ピアノがちょこっと弾けるので、ピアノのある店とかでピアノを弾いたりすると、「ピアノが出来る男の人っていいよね」と周りの男から言われることがあるんですが、 私からいわせると、ピアノなんかよりも、踊りが出来る大人の男のほうがカッコいい。

ピアノなんて、ちょこっと努力すれば、誰だって弾けるようになるんだから。年齢関係なしに。

ピアノは小さい頃から習わせておかないと、音感とかリズム感がどうたらこうたらっていいます。
ピアノに限らず、どんなお稽古ごとでも、大人からはじめるよりは、小さい頃にはじめたほうが有利にきまってます。

でも、ほとんどの人が、別にプロになるわけじゃないでしょ?

もちろん、クラシックや、プロになるのなら、小さい頃から仕込めば仕込むほど良いのかもしれませんが、正直、ポピュラーピアノやジャズのピアノを楽しむのであれば、大人になってからでも、全然大丈夫。

クラシックだと、譜面通りに弾かなければならないぶん、どうしても原曲と比較されてしまうので、相当な練習量が必要かもしれませんが、ジャズやポピュラー音楽だったら、譜面通り弾かなくて良いぶん、自分の実力に応じた弾き方(誤魔化し方)が出来るわけなので、身の丈にあった表現が可能なんですよ。

ジャズピアノだったら、大学からピアノをはじめてそこそこの腕前を身に着けた人って少なくないし、『アダルト・ピアノ』という本を書いた井上章一なんかは、40歳を過ぎてジャズピアノをはじめて、飲み屋でモテモテですからね(笑)。

アダルト・ピアノ―おじさん、ジャズにいどむ (PHP新書)アダルト・ピアノ―おじさん、ジャズにいどむ/井上章一

やっぱ、男はピアノよりも、ダンスですよ。

頭もつかうし、身体、それも全身を使う。
センスも必要だし、おかしいとすぐに浮いてしまう。

私が好きな前衛ピアニストのセシル・テイラーという人も、バレエを習っているし、それによって鍛えられた柔軟な全身で信じられないぐらい強靭かつ柔軟なピアノを弾く。

踊りっていうのは、すごくフィジカルな要素と知的な要素がバランスよく混在した、非常にセクシーかつ哲学的な表現行為だと思ってます。

だから、男の子の習い事を考えているお母さんがいらっしゃれば、是非、踊りを仕込みましょう(笑)。
習わすんだったら、断然、ピアノや英語よりも踊りです。

ピアノは好きじゃない状態でレッスンを受けると、どうも「オケイコをやらされている」というイメージがつきまといますが、踊りは楽しくレッスンできます。
いっぽう、踊りは全身を使うので、疲れますから、稽古のあとの充実感、やった感が、リアルに身体で実感できます。

動きたいざかりの男の子にとっては、指先だけのピアノと、全身のダンスでは、身体が感じる充実感の度合いが違います。

息子がバレエ教室でレッスンを受けているところを一回見学させてもらったことがあります。そのときは、お友達が全員休みだったので、二人の先生に息子一人が教わっている状態だったのですが、非常に楽しそうで充実した時間を過ごしていることが一目で分かりました。

べつにプロにするつもりとかは毛頭ありません。プロ前提とかではなければ、どうせなら習い事は楽しいほうが良いですよね。

踊りは全身を駆使するのでで、落ち込んだりクヨクヨしたりする暇が無いのも良いですね。脳がうだうだクダラないことを考える暇がない。
さらに、健康にも良いし、まだまだ習っている男の子って少ないから希少価値がある(笑)。

これからは、踊りっすよ、やっぱ。
と、踊れないおとーさんは思ってます。

記:2005/08/07(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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