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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

素朴な疑問。歯医者さんって儲かるの?

      2015/05/24

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dentaldoctor

よく、歯ブラシや歯磨きなどのCMで「歯医者さんオススメ」という言葉が流れるじゃないですか?

あえて、意地悪な書き方をすると、それって、「虫歯になりる商品」や「歯周病になる商品」ってことなんですかね?

だって、この「オススメ商品」を使って、多くの人が虫歯や歯周病にならなくなったら、歯医者さん、商売あがったりじゃないですか(笑)。

ただでさえ、最近は儲からずに病院をたたむ歯医者さんが都市部には多いらしいといいます。

全員が全員、歯が健康になったら、歯医者さんは商売あがったりになってしまうはず。

昔、ある医学部を目指している高校生がいたので、彼に「お父さんもお医者さんなの?」って尋ねてみたことがあるんですね。

そしたら、お父さんは歯医者さんだと。

じゃあ、なぜ歯医者さん目指さずに、お医者さんを目指しているの? お父さんが歯医者さんだったら、家を継げるのに、と聞いてみたんですね。

ほら、歯医者さんの設備って高そうじゃないですか?

診察台とか、レントゲンとか、あと医院自体もゼロから立ち上げるとすると、改装費やらなにやらで、かなりのお金がかかりそう。

それだったら、最初からそのような設備を親が持っているのであれば、それをそのまま受け継いじゃえば、ラクチンじゃないかと思ったんですね。

ところが、彼は何と言ったと思います?

歯医者の父から「お前は医学部に行け」と言われているようなのです。

「医者になれと子どもの頃から父に言われてます。なぜなら、歯医者は儲からないからです。僕も小学生ぐらいの頃は父のような歯医者さんになりたいと思っていたのです。でも、父から歯医者は儲からん、お前は医学部に言って医者になれと、さんざん言われてきたんですね。だから僕は医者を目指しているんです」

なるほどねぇ。

でも、歯医者になるまでにかかる費用は、私立の場合だと、平均4〜5000万円かかるそうですし(参考サイト⇒歯医者は、儲かるのか?前編 歯医者になるための投下資本)、医学部の場合は、さらにそれを上回る投資額が必要でしょうから、やっぱり、その家はお金あるんじゃないの?と穿ってしまいますけど。

でも、色々な人の話を聞くと、歯医者さんというと「儲かっている」というイメージがあるのですが、やはり実情はそうではないようで。

もちろん、儲かっている歯医者さんもいるでしょう。

しかし、それは、ホワイトニングだったり、歯の矯正だったりと、保険がかからない高額な治療に特化した医院だったりするようです。

芸能人御用達の医院とかね。

あとは、地方の歯医者さん。

それこそ過疎地域で、この町、あるいは村に「一軒しかない」といったところ。

そういうところは、虫歯になったりしたら、そこしか行くところがないですから、儲かるも儲からない以前に、その地域にとっては、なくてはならない必要な場所ですから、まず「つぶれる」ということは無さそうですね。

あと、メルマガや、HPなどで「無料説明会」を毎週行っているところ。

こういうところは、営業熱心で、売り込みに積極的です。

何の売り込みかというと「歯の矯正器具」。

定期的に「“無料”説明会」を行い、歯並びが悪いと、すぐに疲れたり眠くなったり異性にモテなかったり、どれだけ人生損をしているかということを院長自らが2時間も3時間も、来場した人の頭がボーッとなるまで、つまり判断力が低下するまで、こうこうと解くわけです。

そして、来場した人たち全員の歯形をとって、その場で金数千円を請求し、この型を元に矯正器を作りたければ、あと50万円ほどローンでお支払いくださいというような悪徳スレスレな歯医者さん(というか、「クリニック」?)が実際にあるのですが、こういうところも、ウハウハなんでしょうね。

もう、こうなると「歯医者」という「業種」が「儲かる・儲からない」ではなく、「商売のやり方」が巧妙か否かの次元になってきそうですが。

記:2012/03/05

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