夢は映画監督

   

eisyaki

息子の将来の夢は、考古学者だということは以前書きました。

いまでも、それは変わらないようですが、それに加えて、将来は映画監督にもなりたいようですね。

普通、これぐらいの年頃の子は、テレビや映画の画面にうつる役をやりたがるもんじゃないかと思うのですが、息子はあくまで、映画監督。

「なんだ、俳優じゃないんだ」

言うと、監督が一番、好きなことが出来るから監督がいい、のだそうで。

「それに、ブルース・リーもジャッキー・チェンも監督もやってるでしょ?」

つまり、監督をやりつつ、自分も俳優をやる、チャップリンやクリント・イーストウッド、あるいは北野武のような監督になりたいようで(笑)。

どういう映画を撮りたいのかというと、洋画。
日本ではなく、アメリカで英語の映画を撮って、日本だけではなく世界中の子供に観てもらいたいとのこと。
『スパイダーマン』のように、世界中の子供の心に残る感動のヒーローを撮りたいんだって。

おお、スケールでかいねぇ。

世界中の子供、ということからも分かるとおり、子供が観て楽しめるような映画を撮る映画監督になりたいのだそうです。

実写もやりたいし、ピクサーのようなCGアニメもやりたい。

ウィル・スミスやエディ・マーフィがカッコよくて面白いので、彼らにも出てもらいたいのだそうで(笑)。

で、具体的に映画の内容は考えているのかと訊くと、もう数本考えているそうで(笑)。

で、先日、自然食素材の和食レストランで息子と二人で夕飯したのですが、そのときに、延々30分ぐらい、自分が撮りたい映画の話を聞かされた……(笑)。

早い話が、ウルトラマン。

ただし、普通のウルトラマンと違うところは、変身する人は怪獣アタックチームに所属していないこと。

人間界での姿は、なんとホストなんだそうで(笑)。

名前は、もちろん、シヨサキジン(笑)。

しかも、彼はM78星雲の出身ではなく、レオやアストラの故郷、しし座のL77星雲出身のウルトラマンなのだそうです。

レオ同様、光線技はあまり強くないのですが、修行の末、7つのタイプにモードチェンジすることができ、力タイプ、技タイプ、速攻タイプなど、ティガのように体の色が変わり、レインボーマンのように、TPOに合ったタイプに変身するのだとか(笑)。

で、なんで、人間界ではホストに化けているのかというと、悪魔は人間の欲望に潜むから、だとか(笑)。

だからこそ、欲望の渦巻く歌舞伎町のような都会のホスト街で生活&仕事をし、常に人の心の中に潜む悪を監視しているのだとか。

そいつは新しい(笑)。

ただし、子供向けか……、それって?(笑)

そんな話を延々と聞かされ、「じゃあ、映画にはシナリオってやつが必要だから、ノートに書いてみろ」と言ったら、もう既に途中まで書いている、とのこと(笑)。

で、一つのシナリオというかお話を書いているうちに、またべつの話が閃くので、書くのが大変、手が痛いとこぼしてました。

完成したら、読むのが楽しみです。

記:2007/01/29(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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