「被害者はこっちなんだからな!」といって逃げ去った怪しい男

      2019/09/04

ushi

怪しい男性と対峙

もう一か月以上前のことですが、このブログを休んでいる間の出来事です。

息子、コンビニの前で何度か、ちょっと頭のおかしい20代か30代の男にからまられたみたいなのです。

20代か30代と年齢が曖昧なのは、子供って成人した大人の年齢って大雑把にしか認識してないから(笑)。

おじいさん・おじさん・若い大人

大きく分けてこの3種類ぐらいにしか、私も子供のころは分類していなかったかもしれない(笑)。

それはともかく、ある日の夕方、友達と遊んだ帰りに通るコンビニの前に、ごみ箱のところに座っている、ちょっと怪しい感じの男が、11月ある期間はいつもいたそうです。

アブなそうな人だから無視していつもは通り過ぎていたのですが、ある日、その男が立ち上がり息子にぶつかってきたのだとか。

身体をドン!とぶつけてきて、びっくりした息子に向かって、「お前、なんだこの野郎、痛いじゃないか!」と言ってきた。

息子は怖いとは思ったけれども、明らかにチョイッカイ出してきたのは向こうなので、ここでメゲたらダメだ!と思い、その男を睨みつけ、「ぶつかってきたのはそっちのほうだろ!」と睨み返したのだそうです。

数秒のにらみ合い。

ぶつかってきた男は目をそらし、突然180度ターンをして、「痛かったんだぞ、被害者は俺だ!警察に言いつけるからな!」みたいなことを叫んで、近くの交番に向かってダッシュしていったとのこと。

その交番は、いつもおまわりさんは万年パトロール中で、ほとんどいるところを見たことがない交番。

はたして、おまわりさんがいたのかどうかは分かりませんが。

同じことが数日後にもあったそうですが、幸い夕方の人どおりの多い時間帯、近所では息子は有名らしいので、へんな男にちょっかい出されている息子を見かけた近所の方が、「どうしたの?」と声をかけたら、男は「被害者はこっちなんだからな!」と叫んで、また逃げていったそうです。

息子はこの手の話をまったく家ではしないので、私がこのこと知ったのは先月の末頃でした。

食事中にたまたま最近は「被害者意識の強い加害者が多い」という話題になったときに、「そういえば、こんなことがあったよ」と、息子からポロっと出てきた話がコレです。

いくら相手がおかしいとはいえ、相手は大人、息子はまだ子供です。

まともにぶつかりあったら勝てるはずがありません。

お前、そんな強情はらんで逃げるなり、コンビニの前で人が多いんだから大声出すなりしろよ、と言ったら息子は、「降りかかった火の粉は自分で振り払わないとね」と、小学生らしからぬ生意気なことをぬかすのでした(笑)。

でも、なにもなかったからよかったものの、あんまり意地張りすぎて大変なことにならなければいいのだがと少し心配です。

12月になってからは今のところそのような男は現われていないようではありますが。

記:2008/12/24(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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