ジャズを聴くのに年齢なんて関係ない。

   

buutare

昔知ってりゃエラいのか?

よく頭の固いオジさんが、「若い人にコルトレーンが死んでから生まれたヤツに、本当のコルトレーンのことなどわからない」とか、「日本中がファンキーブームで湧いていたときの、あの空気を知らない奴がジャズのことを語るな」などと説教することがあるのですが、そんな説教は無視しましょう。

年齢なんて関係ない

もし、本当にジャズのことを好きであれば、そんなこと排他的なことを言うはずないし、素晴らしいものは、知らない人や、知らない世代に語り広めようという発想が健全じゃないかと思うわけで。

だいたい、コルトレーンが生きていた時代に生きていた人しかジャズの本当の良さが分からない⇒だから聴くな、というのであれば、この先、ジャズを聴く人口がどんどん少なくなる一方じゃないですか。
先細るいっぽう。
だって、そういう人たちのほうが、若者よりは早く死んでいくわけだからね。

ま、ものすごく当り前のことなんだけど、ジャズを興味を持つことに、タイミングや年齢、時代や世代は関係ないと思う。

年齢性別関係なく、好きなときに好きなジャズを聴きましょう。
って、当然のことを書かなきゃならん自分が悲しい(笑)。

自分を大きく見せたいのか?

世代によって受け止め方は違うのはアタリマエ。

「リアルタイムに聴いていたぜ!」という特権をふりかざしたいオッサンがいたとしたら「だから何なの?」と言いかえしてあげましょう。
そういうことにしかプライドを持てないこと自体、かなり可哀そうなことだし、それに気づいていないとすれば、度し難く救い難いとしか言いようがないしね。

ジャズ好き、マニアになればなるほど、コダワリという名の排他的なマインドが形成されてしまう人が多いんですよ、悲しいことに。
さらに病的になってくると、ジャズを聴くことに特権意識や優越感まで芽生えてしまう御仁もいる。

「ジャズを聴いてるからエラい」
「ジャズを聴いてるからカッコいい」

あのね、絶対そんなことないから。

ジャズを聴いてるからって、偉いことなんて全然ありゃせんし、ジャズを聴いている自分がカッコいいなんて本気で思いこんでいる輩がいたら、そういう人はそうとうカッコ悪いです。
そう考えてしまうマインドが気持ち悪い。

だいいちジャズに対して失礼じゃないですか。
己を大きく見せるための道具に使われてしまって。

そんな人がいたら、近づかないほうがいいでしょう。
いっこくも早く遠ざかるべきです。だって気持ち悪いから。

記:2006/03/24

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