カフェモンマルトル

ジャズと映画と本の日々:高野雲

雲を消せますか?

      2016/05/11

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nekogumo

以前、カンダッチ(神田昌典氏)が講演で、「雲って消せるんですよ」と言っていたことを思い出しました。

そう、昨日は良い天気で、おまけに暇だったので、ベランダでボンヤリタバコを吸いながら、ふと思い出したんです。

「はい、この会場の中で雲を消せる人、手をあげてください」と、まるで、大ごとではなく、「小さい頃、外れた自転車のチェーンを自転車屋さんで直してもらったことあります?」と同じぐらいのニュアンスで、当たり前な感じで会場に聞いているんですよ。

そしたら、数人手を挙げた人がいて、その方法は、「雲を見て、消えろと思う。」「雲を見て、消えてくれてありがとう、と思う」のだそうです。

へぇ、そんなカンタンに出来るんだったら、いっちょやってみよう。

タバコをボーっと吸いながら、空を見上げると、「雲ひとつない天気」の一歩手前。

要するに、ひとつだけ大きな雲がぷか~っと浮いていたのです。

それはちょうど、亀屋万年堂のナボナを横から見たような形の雲でした。

でけーな、あんなデカい雲消せるのかな?

ま、いいや、ものは試しに、端っこのほうだけ消してみよう。

「雲よ、消えろ~、消えてくれ、お願いだから消えてね、端っこのほうだけでいいから」

眉間から、雲のはじっこを目掛けてお願いビームを発射します。

すると、どうでしょう、手にはさんでいたタバコがすべて灰になるぐらいですから、3分ほどかな?

雲のはじっこが、微妙にグレーになってモワモワと動いているんですよ。

本当に、2.0の視力の私が、目をこらさないと分からないぐらい微妙な動きなんですが、確実にはじっこが動いている!

おお、すげー!

「雲さん、雲さん、お願いだから、この調子で消えてね。」

引き続き、眉間からお願いビームを放射します。

すると、どうでしょう、私が狙いを定めた端っこの部分が、まるで空に吸い込まれるように、スーッと消えていったのです。

雲に意識を集中していたので、かなり強い風が吹いてきていることに気づかず、雲が消え始めて、はじめて、風が吹いていることに気がつきました。

もしかしたら、雲の端っこが消えたのは風のせいかもしれません。
さらに、よく見ると、雲は真っ二つに分裂しています。

もしかしたら、私の「雲よ消えろ」とは無関係に、ただ単に、風の影響で、雲は雲の都合で勝手にカタチを変えただけかもしれませんね。

しかし、本当に雲の隅っこが消えたことに感動した私は、「おおおぉ! すげー、おいおい、ちちうえ、雲の端っこ消したぞ!」と、部屋に戻り、息子を呼びました。

息子は、「マジで?」と大げさな反応をしました。

「ベランダに蜘蛛出るの?」と聞いてきます。

違うって、スパイダーの蜘蛛じゃなくて、クラウドの雲だよ。

息子は、ガッカリしたような声で、「なーんだ、雲を消したのかぁ」
と、まるで、そんなの当たり前だよといわんばかりの反応です。

雲を消すのって、そんなにカンタンなことなの?
難しいと思っているのは、私だけ?

ま、それはともかく、再び二人でベランダに出ました。

「ねぇ、ちちうえ、雲、どこにいるの?」
「ほら、あそこだよ、あそこに大きな…」

あれ?

さっきまであった雲、いなくなっちゃってるよ。

空全体を見上げても、「雲ひとつない空」になっちゃっています。

「すげー、父上、もしかして、本当に雲消しちゃったんだ!」

「ま、まあな」

「じゃあ、今度はボクが雲を出してあげるよ」

そんなバカなこと出来るわけないじゃん。

空をキョロキョロ見ている息子を後にし、私はベランダから部屋に戻り、メールチェックをはじめました。

ほんの2~3分ほどして。

ベランダから息子がやってきて、「ねぇ、ちちうえ、ちちうえが消した雲ってあれのこと?」と言うので、再びベランダに出てみると、

「おおっ!」

びっくり。

私が、消えろ消えろと念じる前の状態の雲が、そう、亀屋万年堂のナボナを横から見た状態の雲が、私が見つけたときと同じ場所にぷかぷか浮かんでいるんです。

いやぁ、不思議なこともあるもんですね。

雲を消す父、
雲を出す子。

ちなみに、私は霊感なんてまったくないし、いままで超常現象のようなタグイの経験をしたことがありません。

そんな私が、雲を消し、、かつ、息子は元の状態で雲を出現させた。

いや、本当のことなんですけど(嘘書いてもしょーがないからね)、
不思議なことってあるもんだなーと、なぜかとても爽やかな気分になりました。

この爽やかな気分をもっと爽やかにしようと、そのあと私は美容室に暇つぶしに行ったわけなのですが、こんな私でも雲が消せたんだから(偶然だと思うけど)、皆さんも試しに実験してみたらいかがですか?

なんだか、雲が消えると、願いが一つ叶ったような、嬉しい気分になれますよ。

いやぁ、それにしても、昨日の体験は面白かったなぁ。

本日も晴れていたので、2~3分空を見上げて、「雲よ、消えろ!」と念じたのですが、今日は消えませんでした(笑)。

やっぱり、先日の出来事は、無心に、無邪気に、行ったから良かったのかもしれません。

そういえば、小学生のときに読んだ中岡俊哉・著の『密教念力入門』には、雲を切ることが出来る中国のお坊さんの話が書かれていたことを思い出しました。
一回雲を切ると、すごく気力と体力を消耗してしまって、一か月は念力が使えなくなるというようなことが書いてあったと思うのですが、じゃあ、昨日の私は一か月分の「超能力」を使っちゃったから、今日は消せなくて当たり前だったのかもね(笑)。

密教念力入門 (ノン・ブック 39)密教念力入門

しかし、この本、小学校の頃は夢中になって読んだなぁ。

なんでかって?

そりゃあなた、念力を身につけて、ラクしてテスト100点取ったり、おもちゃ屋のプラモをタダで手に入れようなどというヨコシマな欲望を抱いていたからですよ(笑)。

記:2007/05/21(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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