カフェモンマルトル

text:高野雲

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モハメド・アリ 死去

      2017/05/23

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アリ死亡

モハメド・アリが亡くなりましたね。

もはや若い世代は知らないかもしれませんけど、まぁ昔有名で、ヒーローだったボクサーだよね。

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」といわれていた人です。



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アントニオ猪木 VS モハメドアリ

といっても、私もリアルタイムで知っていたわけではないし、アントニオ猪木との伝説の試合も話だけは聞いてはいたものの、そんなに詳しく知っていたわけではないんですけど。

でも、50歳を過ぎたオジサンにとっては、感慨深いものがあるかもしれませんけどね。

プロレス世代ですからね、彼らは。

アブドーラ・ザ・ブッチャーとテリー・ファンクの因縁の対決やら、タイガー・ジェット・シンが新宿伊勢丹の前でアントニオ猪木夫妻を襲撃したとか、そういうプロレスゴシップに萌えて、いや、燃えていた世代だと思うんですよね。

飲み屋で、おじさんたちがその手の話を熱く語っているもんだから、なんとなく、はなしの輪郭だけは覚えてしまいましたよ、いつのまにか。

モハメッド・アリは、やっぱり伝説の強いボクサーだったみたいだね。

今となっては、K1やら、異種格闘技やら、グレイシー柔術やら、いろいろな武術や格闘技があふれまくっている世の中だから、果たしていったい、どの格闘技のどの格闘家が強いのかなんてことは、興味のない人にとってはまったく興味のない話だし、興味のある人はマニアックな興味に他人からは映るのだろうから(実際、格闘マニアの話にはついていけない)、今の世は格闘技遠くにありきって感じだけれども、やっぱり好きな人にとっては選択肢と自分の好きなフィールドが細分化されているがゆえに、だからこそマニアックな楽しみをにひひひと楽しめるんだろうけど、だからこそ、興味のない人にとっては、本当にどうでもいい話に感じるんだろうね。

しかし、昔は違った。
だって、情報が少なかったからね。
インターネットもソーシャルネットワークもない時代でしたから。
情報源といえば、やっぱりテレビがメイン。

テレビで喧伝されている内容がこの世の中のすべてというわけではないかもしれないけど、世の中の80パーセントの出来事だと認識していたのではないかな?

そういう状況の中においての、モハメッド・アリ来日や、超能力者(なのかな、本当に?)のユリ・ゲラー来日は、大きなトピックスとして昭和のニッポンの世の中をにぎわしていたのでしょう。

そういえば、私が敬愛する音楽評論家の中山康樹さんの自伝にもプロレスの話がちょいちょいまぶされていましたね。

対猪木戦

で、来日したアリと猪木の対決。

後になって明かされた真実は、アリ側のプロモーターがいろいろとうるさく条件をつけてきて、結局猪木はああいうスタイルで闘うしかなかったわけで。
なにも奇をてらって横になってキックばかりを連発していたわけじゃなかったんだね。

でも、当時はかなり評判が悪かったみたいだけれども、でも、猪木にとっても必死の策だったんでしょうね。

でも、その時の猪木のローキックの後遺症が尾を引いて、パーキンソン病になっちゃったという話は格闘マニアの友達から聞いた記憶があります。

いずれにしても、偉大なる格闘家、モハメッド・アリ氏、ご冥福をお祈りいたします。

記:2016/06/04

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