カフェモンマルトル

text:高野雲

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会社辞めま~す!

      2017/04/15

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会社辞めま~す

昨日、仕事中、手帳を落としちゃったんですよ。

ワタミの社長プロデュースの手帳。

これねぇ、ちょっと高いけれど、使い勝手がすごくいいの。
大きさも手ごろだし、スーツのポケットにも入る。

通常の6穴式手帳は、大きいものが多いから、手帳を開いて書き込む際には、「よっこらしょ!」というストレスが多少はあると思うんだけれも、この小さな手帳は、そういったストレスが一切ないし。

手触りも普通にいいし(必要以上に良すぎる手触りじゃないところがいい)、ほんと、書くことに関しては、まったくストレスがない。
だから、じゃんじゃんバリバリ書ける。
書いてナンボだからね、手帳は。
さらに、この手帳に付属している用紙がとてもいい。

ダヴィンチの用紙を使っているんだけれども、薄くてやわらかくて、なおかつコシがある。
これは、廉価で売られているシステム手帳の用紙とは比べ物にならないほどです。

廉価な用紙は、コシがありすぎて、なおかつ紙の厚みもあるので、すぐに手帳がぶくぶくと太ってしまう。ところが、この手帳に使われているダヴィンチの用紙は、結構な枚数をはさんでも、手帳は膨れないし、なおかつ書きやすい。色もうすーいクリーム色で高級感があるし、うすいのにコシがあるのでめくりやすい。

ほんと、イイことづくめの手帳でした。
それを、昨日落としちゃったんだよね(涙)。

幸い、クレジットカードや銀行のカード類ははさんでいなかったから良かったけど、大型家電ショップや書店、病院の診察券などは再発行してもらわないとな……。

これらのものは再発行してもらえればいいので、どうでもいいんだけれども、問題は、中身(笑)。

いろいろ、自分の予定は目標や野望や夢を800個ぐらい書き込んであるんですよ。

これを読まれるのが恥かしい(笑)。

ま、1/3以上は、これからレビューしたいジャズのアルバムの名前とジャズマンなんだけれども、ベタな願望も盛りだくさん書いてある(笑)。
さらに、この前ブログに書いた“山形”の話じゃないけど、

“夏川結衣と山形駅前のオクテットで待ち合わせをするんだけれども、自分は30分~1時間遅れて、柱時計がたくさんある雰囲気良く暖かい北国のジャズ喫茶の空間の中に彼女を放置プレイし、彼女がイライラするであろう時間を見計らって、ようやく「どうも!」とオクテットに入ってゆき、夏川結衣に「もぉ~!」と肘で軽くつつかれた後に、米沢牛のステーキを食べに行く。あるいは、古くて鄙びた温泉宿に泊まる”

なんて、願望というか、もうどうしようもない妄想が書かれてるんですよ。

しかし、今気付いたんだけれども、この800個の中の目標のひとつに、“どんなに遅くても40(歳)前には今の会社をやめて独立する”

ってことが書いてあるんですよ。

で、あれ? そうなっちゃったじゃん?って感じ(笑)。

というのも、私、今週の月曜日に、辞表(退職願)を出したところなんですね。

仕事は今年いっぱいまで、来年からは、フリーで活躍する!って決意を固めたんですよ。

もうすぐ40歳

まさに今の私は40手前の39歳(笑)。

来年の8月1日で40歳の誕生日。

なんだ、なんだ、書いたことがまたひとつ現実になっちゃったよ、って思いました。

それにしても、いきなり独立っすか!?

なんで独立するの?
雲ちゃんの身に何かあった?
なにか思いつめたことでもあるの?
恋?
それとも、いつものように即興、アドリブでの突発的な行動?

詳しくは、次号を待て!(笑)

記:2007/12/08

コメント

■さすがです~
人生の目標をもって生きてる男性って素敵~
ってゆか男の人ってみんなそうなのかな?
大変だと思いますけど
わが道を行く雲さんのことだから
フリーになってますますのびのびがんばっちゃいそうですよね!
体には気をつけてこれからもがんばってくださ~い!

Posted by 桜子 at 2007年12月08日 22:46

■ありがとう!
桜子ちゃん、お久しぶり。

おっしゃるとおり、多分、男って心のどこかにそういう思いは必ずあると思うんだ。
実行に移すかどうかは別として。
そういう気持ちが年とともに萎えないうちに、自分に「渇!」ってことで、まずは強引に環境設定しちゃいました。

あとは……、
頑張るしかないな(笑)。

それにしても、桜子ちゃんからの書き込みを見たら、なんだか、昨日会った赤ちゃんに言われている気分になっちゃったよ(名前、桜子っていうんだよ、じつは・笑)。

昔、学生だったころ妹と私は、夜中にチョコパイを食べながら、文学談義をよくしていたんだけど、そのときの話題で、「さくらこって名前、可愛くて情緒があっていいよねぇ、って話し合っていたことがあるんだよ。それが現実になっちゃった(笑)。

息子も妹が出来た!って喜んでいるし、ブルーとピンクで戦隊モノごっこだ!と張り切ってます(笑)。

Posted by 高野 雲 at 2007年12月09日 10:19

■まじすか?
まじすか!
Posted by 螢博士って最近どうしてんのよ? at 2007年12月09日 12:37

■お久しぶりです。
主人から聞きました。
すごーい。
頑張ってください。
Posted by mirro at 2007年12月11日 00:30

■レスです。
○螢博士って最近どうしてんのよ?
さきほどは、お電話どうも。
そう、マジなんですよ。

○mirroさん
ありがとうございます!
頑張ります!
Posted by 高野 雲 at 2007年12月11日 01:13

昨日の続き。

えーと、昨日の続きです。

最初の問いの、なんで独立するの?

ですが、これは前に書いたとおり、数年前から漠然と考えていたことなんですね。

とにもかくにも、自分は「会社人生」だけで人生を終わらせたくないとは思っていた。
大雑把な分け方ですが、人間には2つの選択肢しかないと昔から思っているのです。

「他人(あるいは組織・グループ)に自分の現実をコントロールされる」か、「自分で自分の現実をコントロールする」か。

だとすると、絶対に私は後者をとる(笑)。

前者のほうがラクだということは分かってるんだけど、でも、もうそういう生活を15年ぐらい我慢していたんだから、そろそろ、いいよね? と踏ん切りをつけるタイミングがやってきたかな、感じた。

逆にこれ以上我慢を重ねると、身体にも心にも悪い(笑)。

ずるずると年だけをとってしまい、いつのまにかタイミングを逸してしまい、結局はうだうだとコントロールされる側から抜け出せないまま人生が終わってしまう、と。
それはイヤだ。

だから、思い切って、独立することにしました。

私の身に何かあった?
というと、まぁ、いつも色々あるんですが(笑)、一言でいえば、周囲の状況といった外部的なことよりも、自分の心の中の“押し”の部分が、よりいっそう強くなってきたということなんでしょうね。

年齢のこともあるかもしれません。
それに伴った趣味、嗜好、嗜好の微妙な変化もあるかもしれません。
だって最近は、オスカー・ピーターソンも結構聴くようになったし(笑)。

あと、変化といえば、強いていえば六本木、です。

私は10年以上、六本木という街が好きで、そこで飲んだり、遊んだり、ライブをやったりしているのですが、ここ2~3年の間の六本木の町並みの急速な変化は凄い。

ヒルズが出来たあたりから、じわじわと加速がかかってきてはいるんですが、その後にミッドタウンが出来て、それにともなって店の入れ替わりが激しく、景観も変わり、街を歩く人々の雰囲気も変わり……と、そういった、「街は変わるんだなぁ」というアタマでは分かっているつもりなことを、肌と空気で実感したこと。

さらに、六本木によく遊びに行っていた店ね。

ここのマスターが亡くなり、店もなくなり、そのマスターの衣鉢をつぐカタチで、近所の店で頑張っていた店員も、ちょっと前に店を辞めて国に返り、結局、この店の常連だった人々や出演していたミュージシャンは散り散りになってしまった。

「人は死ぬ」し、「店もなくなる」。
そして、「人は散る」。

これも、すごく当たり前なことで、さすがにバカな私でも、永遠に続くとは思っているわけではありませんでしたが、それでも、心のどこかでは、1年先も、3年先も、5年先も、なんだかんだで生きているものだと思っていたし、店もスタッフも多少老けるだけで、なんだかんだで、同じ「場」にいつづけるものだと、心のどこかでは思っていました。

それが、ここ1年ちょっとの間で、一気に状況が変わってしまった。このスピードと、「来るときは一気に来るものだ。変わるときは変わるものだ」ということを心の中で実感したのですね。

人の「生と死」もそうです。
「生命は循環する」とでもいうのでしょうか。

私のことを、とても可愛がってくれたジーちゃんが死んだのは今から8年前ですが、ジーちゃんの死と入れ替わるように、その数ヶ月後に息子が生まれてきた。

今年も、女房のおばあちゃんが大往生で天寿をまっとうしましたが、まるでそれと入れ替わるように、先日、妹が女の子を出産した。

もちろん、生まれ変わりなどとは思ってはいませんが、この世を去る人がいるぶん、この世にやってくる人もいる。この入れ替わり、つまり同じ状態は永遠と続かず、常にものごとは新陳代謝を繰り返しているということを、ようやく肌で実感しはじめてきたのです。

街は変わる。
人は動く。
人は死ぬ。

店は永遠に続かない。
人は散る。
生命は循環する。

そして、オレは……?

となると、なんだか自分だけがいちばんヌクヌクと何もしないで、ただ現状に流されるまま、ゆらゆらと漂っているだけで(まるで“雲”ですね)、自発的に変わろうとする努力も、動く努力も長い間怠っていた事実に愕然としました。

そして、「次は俺が変わらなければならない・俺が動く番なんじゃないか?」という日増しに強まる思いが、前前から「いずれは独立したい」という願望に火をつけたのです。

だから、強いていえば、なにか思いつめたことでもあるのかといえば、それでしょうね。

大袈裟にいうと「諸行無常」を感じた(笑)。
鴨長明の『方丈記』ではありませんが、

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。

の境地が少しだけ分かってきた(笑)。

だからこそ、動かない、という選択肢も、もちろnあるのだけれども、もうそろそろ、「周囲に自分の現実をコントロールされる」ことから卒業したかったので、「動く」決断をくだしました。

恋、は最近してませんねぇ(笑)。

憧れの人、好きな人、北国で待ち合わせをしたい人は一杯いるんですが(笑)。

なので、今回の私の独立は、「いつものように即興、アドリブでの突発的な行動」では決してないんです。

もちろん、「よし、決めた!」と思い立った翌日には退職願いを提出したりするなど決めた後の行動はスピーディだったと思うんですが、そこに帰結するまでの過程には、いちおう人並みに悩みましたし、考えました。

2週間ぐらい(笑)。

で、独立したあとはどうるすって?
うーん、歩きながら少しずつ武器を拾ってゆきます、としか今のところは言えないな(笑)。

それじゃ、また。

記:2007/12/09

この記事へのコメント

■独立したほうが
糸井重里がいうところの
「くるたのしい」
みたいなカンジでいいと思います。
ただ、エディターやライターのほうがコピーライターよりくるしいことも事実だと思います。

応援します!!!
Posted by 螢博士って冬場は痔がいたむんじゃないの? at 2007年12月09日 12:42

■>博士
応援宜しくです!
「くるたのしい」
って、おもろふかい言葉ですネ。

Posted by 高野 雲 at 2007年12月09日 12:46

■お久しぶりです。で、独立なのですね。
以下、わたしの勝手な想像と感想です。

これまでお気楽日記を読んでいて、雲さんってサラリーマンというよりは、フリーランスに近い身分なんだろう、って思っていました。

会社でのおシゴトの話題もありましたが、きっと誰かと共同経営でもしているんだろう、って感じです。

ですから、「独立」と聞いて、意外に思う気持ちと、想像していた通りだ、と感ずるのとで、半々でした。

それにしても人生の中には脱皮することが必要だと思いますね。学校時代なら、いやでも入学と卒業のサイクルがあるけど、社会に出てサラリーマンしていると、入学や卒業がない分、知らない間にトシだけくっていく。

転職するとか、独立するとか、そのまま今の会社に留まる、とかいったことは手段だから人それぞれだけど、脱皮することは意識していないと。

わたし、今年50になって、そんなことを考えております。

Posted by 八神かかし at 2007年12月09日 13:07

■さすがです!
決断が速いですねぇ。
退社して独立すると聞いて驚きましたが、でも納得したような・・・。
漠然とですが、雲さんならば独立しても活躍すると私は思います。
決断力の速さ、知識、文章力、ポジティブ思考、そして妄想力の素晴らしさ(笑)に長けていると思います。

大変なこともいろいろとあると思いますが、がんばってください!

Posted by もつ at 2007年12月10日 12:52

■退職&独立おめでとうございます!

私がかつての大企業を辞めたのも30代後半でした・・・。
15年以上前に母親が亡くなった時に人生って何だろうって改めて考えたものです。
やっぱり(失敗しても)後悔しない生き方(=死に方)をしたい、と考えた結果、やめることにしたのです。
「納得いく生き方」=「満足した死に方」ではないでしょうか・・・。

他人はその人の経験でしか判断できませんから、自分とは反対意見を言うかもしれません。
でも、自分の人生の主人公は自分自身です。
自分自身がハッピーであることが大切だと思います。家族や周りの人、仕事で関わる人達に対しても。

雲さんならきっと、
「やっぱり雲さんだなぁ~」
「楽しんでるなぁ~」
「やってくれるなぁ~」
という仕事をしてくれるんじゃないか、
って期待しています。(プレッシャー!?)

なにはともあれ、おめでとうございます。
「楽しい」も「楽(らく)」も同じ漢字を使いますが意味は全然違いますね。
達成感は楽をしていては得られないでしょう。
人生を楽しんでください!!
ってもうすでに楽しんでますね!?
失礼しました。(-_-;)
陰ながら応援させていただきます。m(_ _)m

Posted by John at 2007年12月10日 21:54

■レスです。
○八神さん
こんばんは。
フリーランスではなかったんです。ただ、わりかし時間の融通は効く職種ではありましたが、ま、普通のサラリーマンでしたし、今年いっぱいまで会社勤めのサラリーマンです。
>人生の中には脱皮することが必要だと思いますね
そうですね。そのとおりだと思います。
たぶん、私も心の中ではずっと無意識にそのタイミングを見計らっていたのだと思います。
で、突き上げてくる衝動が抑えきれなくなった今こそが、そのタイミングなんだろうな、と思った次第です(本能で生きているよなー)。
おっしゃるとおりで、選択する道は人それぞれで、独立することが、果たしてその人の人生(私の人生)にとって正解なのかどうかは分かりませんが、今はとにかく、自分の選択を信じて頑張ろうと思っています。ありがとうございます。

○もっちゃん
どうもありがとう。
妄想力を発揮して、頑張りますです。
決断は……、じつはそんなに速くありません(涙)。今回に限らず、いつも私は水面下でうじうじと悩んでいますよ。でも、ある瞬間から、悩むのに疲れたり、悩むのが面倒臭くなって、「えーい、いいや、もう決めたもんね!どうにでもなれ!」ってなっちゃうんです(子供だなー)

Posted by 高野 雲 at 2007年12月11日 01:30

■レス2
○Johnさん
こんばんは。
じつは、Johnさんからの書き込み、待ってました(笑)。Johnさんもたしか、私と同じぐらいのタイミングで独立されていたと思ったので、おそらく、そのときの思いは、今の私と似ているんじゃないかな、と思って。
そしたら、やっぱり思いは同じでしたね。
>やっぱり(失敗しても)後悔しない生き方(=死に方)をしたい、と考えた結果、やめることにしたのです。
>、自分の人生の主人公は自分自身です。
>自分自身がハッピーであることが大切だと思います。家族や周りの人、仕事で関わる人達に対しても。

やっぱり、同じこと考えてますね、私もそういう思いがあるときからものすごく強くなってきたのです。
幸せって、きっと安定や、明日もきっと大丈夫だろうという安心感を金銭的根拠に求めることじゃないと思うんです。チャレンジしている自分が幸せで、考えや思いが実現されていく過程が、きっと一番幸せな状態なんだと思っています。
とにもかくにも、頑張りたいと思います。Johnさんからの書き込みは、先輩からの言葉としてありがたく頂戴いたします。

Posted by 高野 雲 at 2007年12月11日 01:30

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