カフェモンマルトル

text:高野雲

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ロレックスをオーバーホールに出しました。

      2015/08/03

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[ロレックス] ROLEX デイトジャスト ウォッチ 腕時計 K18YG(750)イエローゴールド×ステンレススチール(SS) 69173 [中古]

先日、丸の内に行ってきました。

丸ビルの向かいにある日本ロレックスに用があったからです。

ここで、愛用しているロレックスのオーバーホールをお願いしました。

かれこれ10年近く使っているので、そろそろ、メンテナンスが必要かと思ったのです。

ロレックス使ってるなんて、成金野郎!なんて思わないでね。

これは、私が結婚祝いに親父から譲り受けたものなのです。

サンダーバードというモデルで、おそらくは、85年製のものだと思われます。

ゴールドのパーツが多いです。

でも、下品な金キラキンではありません。

スーツ着ているときにしていてもシックリくるし、ロレックスって、一度使うと、毎日腕にはめたくなる不思議な魅力を持った腕時計なので、結局プライベートでも使っています。

プライベートの私は、だいたい下駄で歩いていますし、基本的には作務衣かTシャツを着ているので、下駄にTシャツにローレックスという組み合わせは、なかなか自分らしい組み合わせだと思って気に入ってます。

なんてことを言うと、ああB型らしいね、と呆れる人もいますが、そういう理由で呆れられることが、私にとっては勲章なのです。

オーバーホールの基本料金は3万3千円でした。

しかし、細かく見積もってもらうと、パーツの交換やら、サビの除去、部品の研磨など、もろもろの要素が積もり、結局、5万3500円ぐらいかかることになりました。

しかし、一生モンだと思えば安いものです。

オーバーホールをお願いしました。

オーバーホールにかかる時間は2ヶ月以上。

うわぁ、長ぇなぁ。

でも、いいんです。

待つ楽しみもオツなものです。

私が親父から譲り受けたときは、こんな高級な時計は、きっとパーティぐらいにしか使わないんだろうなと思いました。

年に数回ぐらいしか使わない、蝶ネクタイと一緒にタンスの奥にしまっておく時計。

ところが、そうでもないんですよね。

一度、手首に撒くと、このズッシリとした重量感がとても気持ち良い。

だから、また撒きたくなる。

手ごたえの気持ちよさゆえ、また触りたくなるというのは、フェンダーの状態の良いオールドベースを弾いたときの感触に似たものがあります。

しかも、自動巻きだから、常に腕に着用しないと針が止まってしまう。

時計の針が止まるのって、個人的にはあんまり気持ちの良いものではない。

だから、結局毎日着用することになる。

で、いつの間にか、何の抵抗もなく、それこそ寝る前の歯磨きのように何も考えず見につけるようになりました。

ベースはフェンダーのオールド、
弦はダダリオのフラットワウンド、
ライターはジッポー、
時計はローレックス、
靴はヤンコ、
ビールはベルギー製のウルトラかヒューガルデン。

べつに私はガチガチのブランド信奉者でもなんでもありません。

上記以外のブランドも、あれこれ散在しまくって、色々と試してみてはいるのです。

で、結局一番しっくりきたもの、一番気持ちよかったものが上記のブランドなのですね。

ここにたどり着くまでは、かなりの時間とお金が失われています。

でも、自分が安心できる、それこそ白米のようにシックリくるブランドのものがひとつでも二つでもあると、それはそれで、リトル幸せだと思います。

毎日触るものって、結局は減点法で評価がくだされてゆくんだと思います。

たとえば、時計の付け心地が良い、ではなく悪さが気になってくる。

ベースも、1年を通して弾いているうちに、ネックのコンディションの変化とかデッドポイントの有無が気になってくる。

靴は履き心地や靴ズレが気になってくる。

結局、毎日使っていると小さなイヤなことが気になってくるんですよね。

でも、しっくりくるモノっていうのは、これらの小さなヤなことの発見度が非常に低い。だから、毎日身につけていても安心なんです。

とにもかくにも、ローレックスのサンダーバードは私の生活上の大事なパートナー。乱暴だけど大切に扱っている点は、ベースに接するときの私の気分と同じです。

はやく修理が完了して、再び左の手首に着けたいです。

末永く付き合い続け、息子が結婚するときに、このローレックスを渡せればイイかなと思っています。

それまでは大事に使わないとね。

記:2005/12/15(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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