カフェモンマルトル

text:高野雲

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酒の力を借りてウンチクや自慢話ばかりするオジサンは、黙ってブログを書いてたほう良いことあると思う。

      2015/05/28

yopparai_oyaji

息子の誕生日

昨日は、息子の誕生日だったので近所のイタ飯屋でお祝いしてあげました。

我々はシャンパン、未成年の息子は“シャンパンもどき”ということでジンジャーエールで乾杯。

そのあとは店で企画中の新メニューを交えてのフルコースをたんまり食べて、おなかいっぱい。

プレゼントには、レゴの恐竜をあげました。

レゴ デザイナー 恐竜デザイナー 4507レゴ デザイナー 恐竜デザイナー 4507

喜んでました。

食事後はいつものように本屋で立ち読み。
小学館から出ていたカブトムシ・クワガタの図鑑を息子は女房にねだって買ってもらっていました。

カブトムシ・クワガタムシ (新ポケット版学研の図鑑)カブトムシ・クワガタムシ (新ポケット版学研の図鑑)

帰宅後は、11時を回っていたので、息子はすぐに風呂、そして寝る時間です。

私があげたレゴで遊びたそうでしたが、やりだすと夜が更けてしまうのでオアズケ。明日ゆっくりやりなさい、ってことで寝かしつけました。

息子が寝て、女房も“おやすみなさい”した後、私はベースを担いでいつもの音楽バーへ。

カウンターで私が店に置かせてもらっている『ジャズ・アフリカ』の映像を見ながら、常連客と他愛も無い話をしていましたとさ。

酔っ払い観察

ところで私は、酔っ払った人を観察するのが好きです。

そして、品のある酔い方をする人、というとちょっとニュアンス違うか、周囲を楽しい気分にさせる酔い方をする人が私は好きです。

反対に、周囲に不愉快な空気をまき散らかしながら酔う人は私は嫌いです。

口もききたくありません。それどころか半径3m以内に近寄ってくれるなとさえ思います。同じ空気すら吸いたくないのです。

しかし、そういう人と成り行き上、仕方なく会話を交わしたり、観察することもたまには必要なのかな、とも思うようになってきました。

ひとつは、自分の適応力と我慢力を鍛える良いチャンスだから。

もうひとつは、「オレも酔ったらこのような空気をまき散らかして周囲を不快にさせていないだろうか」と自分に問いかける良い機会になることと同時に、素晴らしい反面教師として相手を観察できますから。私にとって、ボロ酔いしている人は、格好なサンプルなのです。

だから、イヤな相手にたいしての耐性や我慢力は20代のときに比べると随分上がったんじゃないかと思っています。

酔って不快な空気をまき散らかすか否かについては、とにかく言葉を控える、喋りたいことの7割程度に会話を抑えることで、だいぶ解消できるんじゃないかと私は思っています。

とにかく酔って不快なヤツは喋りすぎ、語りすぎだって。

あと、オッサンにありがちなのが、“昔とった杵柄”話。
いわゆる仕事の自慢話だね。それも昔の(笑)。

昔はよかったんだねぇ。

で、今は?

昔の話ばかりをしたがる人の話って面白くないなぁ、そういえば。

酒の席だし、持論を真剣に熱を帯びて語ったところで、相手を白けさせるだけだし、だいいち野暮でカッコ悪い。私の美意識に反する(笑)。

言い回しに気をつけないと、たとえ相手をからかったり馬鹿にするつもりがなくても、思わぬことで傷つけている可能性もある。だから、酔いが回ってきたときは、喋らなければ喋らないほど私の場合は安全かつ無難で世界が丸く収まるのです(決して酔うと毒舌になるというわけではないのですが)。

しかし、ただ黙っているだけでは雰囲気が暗くなりますよね。
だから、もちろん話すし、相槌も打ちますが、そのときに自分自身に課しているのは、“できるだけ短いセンテンスで効果的なセリフを”ということ。

べつに映画のシーンに憧れているわけでもなく、ハードボイルドを気取っているわけでもないのですが、短い言葉で会話が盛り上がれば、それはそれで粋ではないですか。

もちろん必ずしも思ったとおりのセリフが出てくるわけではないのですが、出来るだけ短くマトを射た言葉を発しようと酔った頭はフル回転状態。酔い止めにもなります(笑)。

とかく男の人にありがちなのが、酔って気分がよくなると自説を熱く語りだす人。相手が相槌を打つ間もなくエネルギッシュに熱を語る姿は、鬱陶しさと紙一重です。

だいいち、互いにアルコールがはいった状態でマジメな話をしたところで、どれだけ正確に相手に伝わっているのか分かったものではない。

本当に、どうしても、言いたいこと、自分が伝えたいことがあるのであれば、酒の席で話すことは決して効率の良い行為とはいえません。

自分を伝えるには?

それでも自説を展開したい、いいたいことがある、多くの人にオレの話を聞いてもらいたい。

そういう人には、酒の席以外で、いくつかの効果的な方法があります。

一番いいのは本を書くこと。

これがもっとも効率の良い伝達方法です。

考える作業もともなうし、編集も加わるので、内容も交通整理され、より相手に伝わりやすい内容になることでしょう。

しかし、誰もが本を書けるチャンスに恵まれているわけではありません。

次に講演。

講演をすれば、文章を書かずに喋るだけで自分の考えを大勢の人に伝えられるメリットがあります。しかし、これも一部の人にしか出来ないこと。

だから、私の場合はブログを書く。
メルマガを書く。
ホームページを更新する。
音楽鑑賞会を主催する。

そうすることによって少しずつ自分の考え(ってほどでもないけど)や感じたことを発表しているわけですね。

他の皆さんも同じことではないでしょうか?
長々と酒の席で自説を熱く語るよりも、今はミクシィもあるし、無料のブログもたくさんあるんだから、そのような場所で自説を展開されることをお薦めます。

書いた分量で、自分の考えや主張がいかほどのものかを診断できます。

1週間、2週間と休まずに続けば大したものです。

きっと様々な考えに満ちているのでしょう。様々な角度からテーマを考察しているのでしょう。さらに頭の中をキチンと文章化出来るということは、会話でも相手に伝わりやすいです。

しかし、1日か2日書いて、あとは続かなかったり、言いたいことがうまく文章化できないということであれば、残念ながらそういう人の酔った席での語りはつまらない可能性が高い。
自分の言葉を多く持ってないということだから。
自分の言葉を持っていない人の語りを面白いとは中々思えないよね?

酔っ払うと“語リスト”になりがちな人、是非、トライしてみてください。

ブログでもミクシィでも、あるいはノートでもいい。2週間ぐらい毎日、自分の考えを文章化してみてください。

そして、時間を置いて、出来るだけ客観的な気持ちになって読み返してみてください。

面白いですか? 興味深いですか? メリハリがありますか? 一本調子になってませんか? 一人よがりじゃありませんか?

もし、そのように感じてしまうのであれば、相手はあなたの“語り”を予想以上につまらなく感じているかもしれませんね。酒の席での語りすぎには注意をされた方が平和です。

セルフチェックとして是非やってみましょう。

私?

このブログを見れば分かるとおり、いらんこと、どーでもいいことをダラダラと書き綴っていますよね。

だからなのかな、あんまり酔っ払っても必要以上にたくさんの言葉を話そうとは思わないのです。

詳しくはオレの書いたものを読んでくれ、って思っているから。

読んでくれない人はオレに興味を持っていない人。興味を持っていない人に熱く語るだけエネルギーと時間の無駄です。

それに、一度文章としてアウトプットしてしまうと、同じテーマについて語るときも、随分と費やす言葉の量がコンパクトになるような気がします。

だから、最近はあまり“語リスト”にはなっていないような気がします(そう思っているのは自分だけだったりしてね)。

記:2006/06/02(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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