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ジャズと映画と本の日々:高野雲

2016年の「サラリーマン川柳」も傑作ぞろい!

      2017/05/23

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senryu

もはや5月の風物詩?!

第一生命保険が主催の「サラリーマン川柳」。
もう、毎年5月の風物詩のようになってきましたね。
さて、今年の1位は?



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熟年離婚とドローン

1位の川柳は、
「退職金 もらった瞬間 妻ドローン」。

ははは、笑えますね。

最近流行りの(?)熟年離婚と、最近よくニュースに登場するドローン(小型無人飛行機)を引っ掛けた作品ですが、笑えないところが笑えてしまうという、日本人ならではの複雑なツボを刺激してくれました。

意外にも、この川柳を支持する女性も多いようです。
支持する理由は「やってみたいけど、出来ない」というような感想。
女性は皆、長年連れ添った旦那から逃げたいと思っているのかな?

「不倫」もそうだけど、女性は「やってみたいけど出来ない」ことに憧れるんですかね。
不倫モノのドラマって、一定の周期でヒットしますからね。最近だと『昼顔』か。

いっぽう、男性のほうの感想は「こうならないように気をつけなくちゃ」。
はい、気を付けてください。

福沢と野口

個人的に気に入っているのは、5位の「福沢を 崩した途端 去る野口」。

「ある、ある、ある!」ですね。

なぜか、不思議とお金を崩すと、あっという間に千円札、無くなっていきますよね。

7位の「決めるのは いつも現場に いない人」。

これも昔からそうですね。

ちょっと古いけど、『踊る大捜査線』の織田裕二の名セリフ、「事件は現場で起きているんですよ!」を思い出しました。

そうなんですよね、デスクと現場、キャリア組とノンキャリア組、ジェネラリストとスペシャリスト。

常に、現場で汗水働いている人よりも、机の上で動かない人のほうが偉い。

彼らのほうがお金をたくさんもらっている。

そして、現場の苦労をしらない。分かろうともしない。
この構図は、今も昔も変わらずといったところなんでしょう。

日本人のDNA

江戸時代の川柳も、きっと庶民たちは、今、私たちが苦笑いをするようなツボを突き、江戸の庶民も苦い笑いを浮かべていたのでしょう。

そう考えると、まだまだ江戸時代の日本人としての遺伝子を、まだまだ現代に生きる我々日本人は受け継いでいるのでしょうね。

まったく関係ないけれども、最近は一部の若い人たちの間ではヒップホップ、それもラップのバトルも盛んに盛り上がっている模様。

これも器は海外からの輸入であったとしても、上に乗っかる言葉のセレクトやセンスに関しては、若者もかなり敏感になって、自分なりのスタイルを構築しようとしている。

表現形態が変われど、日本人は言葉に敏感で、言葉に遊び、言葉を楽しむ民族なんじゃないかなと思っています。

記:2016/05/24

 - 雑想 雑記

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