カフェモンマルトル

text:高野雲

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ウッドベースと私は倦怠期なのだ。

      2016/03/01

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shinya

日曜日の朝から仕事で、月曜の7時まで、ずーっと仕事でした。

何度かうたた寝はしたけどね。

こういうときって、どういうわけか、寿司を食べたくなるんですよ。

寿司というか酢飯を食べたくなる。

疲れた身体がお酢を欲しがっているのかもしれません。

だから、昨日の昼飯は、にぎりの1.5人前ランチ、

晩飯も寿司バーで、寿司や魚など。

寿司バーに付き合ってくれた人は、かれこれ10年近くの付き合いになる女性。

ある雑誌の編集長をされております。

最近、結婚されました。

結婚してから会うのって初めてじゃなかったかな。

以前にも増してオンナっぽくなってましたが、結婚前の彼女が男っぽかったと、そういうわけではありません。

最近の彼女のブログを見ると、読書に熱が入っているようで、難しいビジネス実用書を読んでは、感想を書き、読んでは感想を書きを繰り返しておられます。

昔からそうなんですが、

あいかわらず向上心と、好奇心が旺盛な人です。

私も、読書は好きですが、彼女の話を聞いていると、読書への態度というか姿勢、モチベーションが全然違うなぁと思いました。

彼女はとても真面目な態度で本を読んでいます。

読む目的が明確、よって読んだ内容を自分の血肉にしようと一生懸命だし、得た知識を実生活や仕事にどう生かすかをきちんと考えている。

考えているがゆえに、いろいろと悩みも生じる。

そして、生じた悩みを解決しようと努力もしている。

えらいなぁと思いました。

それに比べて私の読書態度は、不真面目だなぁ。

ビジネス書にしても、実用書にしても、基本的には野次馬根性。

笑えるところがあったら笑ってやろうという目線で読んでいるところがある。

あとネタ探しね。

飲み屋でウンチクたれて「へぇぇぇ」と言われたい(笑)。

なんというか、セコいというか卑しい根性してるよなぁ。

ま、私の読書の姿勢は、基本的に、週刊誌の中吊りを電車の中で眺めるのとなんらかわりがないんですね。

だから、年間平均200冊の読書量のわりには、なーんも身についていない(笑)。

ま、そもそも最初から身に着けようと思っているんじゃなくて、

「目のBGM」なんだよね、私にとっての読書は。

だから、活字中毒ではあるんだけど、それって、音楽が鳴っていないと落ち着かないのと同じ、単なる“ながら”の要素を読書に求めているだけなんですね。

だから、難しいこと私に聞かないでね。

なんにも身についてないし、吸収していないから(笑)。

で、久々に彼女と呑んだ後は、帰宅。

帰宅して、1分後には、ウッドベースを背負っていつもの飲み屋に。

ウッドベースで数曲、他のお客さんや店の人の演奏に合わせて弾いてみました、とさ。

ウッドベースを弾くのは久しぶりなので、ピッチが甘くなっているなぁと反省。

それと、ウッドベース、ちょっと音が拗ねてましたね。

もっと私をかまってよ、と音が不貞腐れています。

ウサギは淋しさで死ぬそうだし、あれ?ウサギじゃなくてフェレットだったっけ?

あと、女性もそういう人多いですね。

かまったり声をかけ続けてあげないと不機嫌になるタイプ。

不機嫌になるだけならまだしも、このタイプの女性は、やたら攻撃的になることが多い。

そう考えると、ベースも小動物や女性のようなものなのかもしれません。

私は面倒くさがりやなので、どんなに好きな人でもモノでも、コンスタントに継続しながら構ってあげることが出来ません。

「そんなにかまって欲しければ、なにもオレなんかにかまってもらうよりも、もっと色々な人にかまってもらいなさい」

そう言い聞かせて、ウッドベースは店に置いて帰りました。

良い人にかまってもらえると良いですね。

女心が、……いや、ベース心の分からないヤツですねぇ、オレも。

あ、もちろん、本心でそう思っているわけじゃないですよ。

そうやって、私とベースは倦怠期を解消し、乗り越えてゆくのです。

なんのこっちゃ?

記:2006/02/21

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