ドイツ 2.8cm sPzB41 ゲルリッヒ重対戦車銃&降下猟兵 制作記

      2021/12/07

ドラゴンの2.8cm砲

25年ほど放置されていた、ドイツの2.8cmゲルリッヒ重対戦車銃を作ります。

箱はデカいが、中身は小さい。

一瞬、欠品あり?と思ってしまうほど、箱の中はスカスカでがす。

パーツはこれだけ。あらシンプル。

フィギュアの塗装のほうに時間がかかりそうですね。

ま、いいや、サクッと作ってしまおうと思います。

なんとか完成。

そして、サクッと組み上げようとしたのですが、これがまた、なかなか手こずりました。

2~3時間かけてようやく完成。

ガンプラに慣れてしまった身体にはキツいですね、AFVは。
逆に言えば、ガンプラはいかに細かなところまで配慮されていたのかということが分かります。

室内を接着剤臭くして、なんとかカタチになってくれましたよ。

むしろ、こちらのほうが、ホンマもんのプラモデルって感じで、ガンプラはレゴブロックのような別ジャンルのホビーとみなしても良いのかもしれない、そう思うほど。

フィギュアも細かい。
「腰剣」や「飯ごう」の細かいこと、細かいこと。
ポロリと床に落とすと、探すのが大変でした。

でも、フィギュアがあると、臨場感が出ていいね。

大昔にかじっていたAFVの世界に戻る良いリハビリになってくれそうです。

さて、いよいよ塗装にはいります。

下塗り

まずは下塗りです。

黒サフを吹きました。

コールタール漬けにされた人と機械って感じですな。

黒テカな感じが大いなる違和感ですが、あくまでその後に塗る塗料の食いつきを良くするための手段ということで。

黒いサーフェイサーが乾いたら、次はハルレッドを筆塗りし、その後、水で溶いたパープルを薄く乗せてみました。

塗料は、いずれもタミヤのアクリルミニです。

紫って意外に面白い効果が出る色なので、ちょくちょく使用しています。

光の関係で、画像だと茶色っぽく見えますが、実際は、けっこう夕焼けパープルって感じなのですよ。

この画像の場合は、夕焼けピンクって感じかな?

油彩でフィニッシュ

しばらく仕上げ直前に、仕上げるのを忘れて放置していた、2.8センチゲルリッヒ対戦車銃&降下猟兵、完成させました。

これ以上、色を加えても、どんどん汚くなっていくだけだろうと思い、踏ん切りをつけるために、白の油彩でドライブラシ。
以上!って感じで。

フィギュアも白の油絵の具を主に戦闘服の皺を中心にドライブラシ。

その前に、バーントシェンナで凹部分にスミ入れしています。

眼球とかは描かず、ただ単に流し込み(手抜き)。

飾れば、角度的にあまり顔は見えないので、これでいいのだ(手抜き)。

けっこう小さなサイズなので、接写するとピンボケかつ汚いですね。

主にクリアオレンジで汚しをかけているのですが、上の画像じゃあまり分からないですね。

むしろ、下地に使った「まさかの紫」がピンクっぽく残っているところが面白い。

小さいわりに、けっこう時間がかかってしまいました。

ただ、大の苦手とするフィギュアの塗装する方法を、出来るだけラクして塗る方法を試行錯誤するには良い機会となったと思います。

記:2019/09/20

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