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地味に怖い食肉植物グリーンモンス

地味に怖い食肉植物グリーンモンス

グリーンモンス

怪獣のような植物

『ウルトラマン』の第5話、「ミロガンダの秘密」に登場するグリーンモンスは、怪獣というよりは、植物ですね。

食肉植物です。

しかも、移動することが出来る。

これが普通の植物とは大きく違うところですね。

移動した後には、ナメクジが這った後のようなヌルヌルが残るので、なんだか気持ち悪いです。

怪獣、宇宙人、爬虫類、そして植物

ミロガンダと呼ばれる食肉植物がガンマ線を浴びて巨大になった。

さあ大変。

ウルトラマン登場。
闘う。
ウルトラマンを毒攻撃で苦しめるものの、最終的にはスペシウム光線がクロロフィル核に照射され、焼死。
ナンマンダブ。

『ウルトラマン』という番組では、既に最初の5話の段階で、怪獣のみならず、宇宙人、爬虫類が進化した海底原人、そして植物と、様々なジャンルの「化け物」を登場させており、その発想の豊かさには今更ながら驚きの念を禁じえません。

1話:怪獣(ベムラー)
2話:宇宙人(バルタン星人)
3話:怪獣(ネロンガ)
4話:海底爬虫類(ラゴン)

そして、

5話:植物(グリーンモンス)

となるわけです。

バリエーション豊かですよね。

前作『ウルトラQ』で培ってきたアイデア、企画力の賜物でしょう。

むしろ『ウルトラQ』のほうが、最後は必ず敵を倒すウルトラマンのような存在がいなかったぶん、ストーリーの落としどころを考えるのが難しかったかもしれませんが。

丸の内

巨大化したグリーンモンスがウルトラマンと戦った場所は、丸の内。
巨大化したグリーンモンスの身長は40mですから、現在は40mを超すビルが立ち並ぶ丸の内にグリーンモンスが登場しても、それほど目立たないかもしれませんね。

新宿歌舞伎町にある「新宿東宝ビル」から、ニューッと顔と爪を出す等身大のゴジラも、あまり目立っていませんからね。

丸の内広場のちょっと大きめのオブジェぐらいな感じになっちゃうんじゃないでしょうか。

とはいえ、ヌルヌル、ユラユラと、異様な存在感を誇るグリーンモンスのこと。行きかうビジネスマン、OLたちからは不気味がられるのでしょうけど。

グリーンモンスター

ところで、グリーンモンスの名前の由来、ご存知でした。

私はてっきり、南のほうからきたミロガンダという植物だからという理由で、南(東南アジア)に吹く風ということで、モンスーンと緑が合体した名前だと、ずーっと思っていました。

グリーンモンスーン、ね。

しかし、それでは発音しにくいからグリーンモンスに縮まったのではないかと考えたいたのです。

ところが、違いました。

緑の怪物=グリーンモンスター

それを縮めて、グリーンモンス。

そうだったのか。

「ター」だけ省略したわけです。

以前、椎名林檎の《罪と罰》という曲を「ツミバツ」と言っていた林檎通気取りの人がいましたが、「無理して縮めて業界ぶるんじゃねーよ」と思ったものです。

だって、「と」を抜いただけでしょ?

だったら、最初から「罪と罰」と言えばいいじゃん?と思ったわけですね。

グリーンモンスの場合も、モンスターの「ター」を縮めただけ。

べつに無理して「ター」を取らんでもええやん?と、「罪と罰」と同じ理由で思ったものですが、「グリーンモンスター」と「グリーンモンス」とでは、ずいぶんと音から受けるニュアンスが違う。

この場合は、グリーンモンスで正解なのかな?って思っています。

記:2013/09/13

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