HG 陸戦型ガンダムS型(機動戦士ガンダム サンダーボルトver.)制作レポート

      2021/02/08

Amazonより陸戦型ガンダム到着!

Amazonより、先月発売されたサンボルバージョン(機動戦士ガンダム サンダーボルトver.)の陸戦型ガンダムが到着しました。

ボックスアートで陸ガンが振り回しているのはビームジャベリン。

ビームジャベリンか、忘れていた。
懐かしい。

地味な陸ガンに、ビーム兵器は、あんまり似合わないような気もするのですが、作ってみたら意外に似合っていたりして。

陸ガンS型の箱

陸ガンS型の箱です。

ボックスアートの陸ガンのボディ(白じゃないところ)は、青っぽく見えるのですが、完成見本写真だと緑っぽい色になっとりますね。

実際、ランナーを見てみるとパーツの色も青緑っぽい。
しかし、取説の色指定を見ると、青系の色同士の混色になっていますね。

かなり微妙な色合いです。

それはそうと、肝はこの青緑色に映える黄色でしょうね。

サンボルジムと同様、黄色が良いアクセントになっています。

箱の中身

サンボル陸ガンS型の箱の中身です。

取説(設計図)の他、ランナーがはいっている袋が4枚。

パーツ数が少ない「鉄血のオルフェンズ」のガンプラを作り慣れていると、「パーツ多っ!」と一瞬驚きますが、しかし考えてみれば、サンボルジムやサンボル旧ザクも、これぐらいのパーツ数だったかな。

……と思って、ランナーをよくよく見てみると、そうか、サンボル・ジムのランナーが2枚流用されているのね。

なるほど、だからパーツ数、多めに感じたんだ。

ま、ちょぼちょぼ少しずつ組み立てているうちに、いつの間にか完成していることでしょう。

>>HGUC ジム サンダーボルト 製作レビュー

陸ガンSタイプのランナー

陸ガンS型のランナーです。

左上と中央上の白いランナーのパーツのほとんどが、サンボル版ジムのランナーの流用ですね。

今回は使わないけれども、ストックしておけば、今後、他のガンプラを改造する際に使えるかもしれません。

Aランナー

陸戦型ガンダムSタイプのAランナーです。

サンボル版ジムのランナーの流用ランナーなので、ほとんど使うパーツはないのですが、ジムのバックバックのモフモフとした質感が見ているだけで気持ちよいのです。

ちなみに、塗装をする際のこのランナーの白の配色は、

ホワイト:100%
ネイビーブルー:少量

です。

B1ランナー

B1ランナーです。

黄色のパーツの塗料の配合は、

ホワイト:70%
イエロー:30%
グリーン:少量
グレー:少量

濃いブルーの色の配合は、

インディブルー:40%
ニュートラルグレー:40%
コバルトブルー:20%

です。

黄色のパーツの色の配合が、面倒くさそう、というか難しそうです。

B2ランナー

陸ガンSタイプのB2ランナーです。

青のパーツは、光の加減によって、緑っぽく見えたり青っぽく見えたりします。

微妙な色味なんですよね、混ぜる色は青系とグレーなんですが。

C1ランナー

陸ガンSタイプのC1ランナーです。

グレーの部分の塗料の配合は、

ネイビーブルー:85%
コバルトブルー:15%

です。

ブルー同士の配合で、グレーっぽくなる、というか、ネイビーブルー自体、グレーっぽい感じですからね。

ライフルの色は、

ブラック:60%
グレー:40%
レッド:少量

です。

C2ランナー

陸ガンSタイプのC2ランナーです。

膝のスパイクなど、基本、C1ランナーでは足りないパーツを中心に構成されている感じですね。

Dランナー

陸ガンSタイプのDランナーです。

しっとりとした落ち着いた色合いのホワイト。
ついつい見入ってしまいます。

無塗装派の人は、これに軽くつや消しクリアを吹くだけでも、良い見映えになるのではないかと思われます。

Gランナー

E、Fが無くて、Gランナーです。

シーリングが施された関節パーツ中心に構成されたランナーですね。

「サンダーボルト」の世界では、デブリが飛び交う戦闘宙域(サンダーボルト宙域)での作戦に投入されるMSは、デブリ(宇宙ゴミ)が関節に入ってこないようにシーリングが施されている設定です。

しかし、この陸戦型ガンダムは、その名も「陸戦」な通り、宇宙空間ではなく、地上での戦闘が目的のMS。
それなのに、地上用でも関節部にはシーリングが施されています。

サンダーボルトの世界では、地上でも宇宙でも関節部にはシーリングが施されるのが標準なのかな?
(というか、ア・バオアクー戦に投入されたガンダムヘッドを陸戦型に改造したから、なのだろうけど)

追記:原作を改めて読み返してみたら、宇宙にいた強襲揚陸艦スパルタンが大気圏突入後、そのまま作戦行動に移行しているので、宇宙用のシーリング装備が、そのままなされているものと思われます。

クリアパーツのランナー

陸ガンSタイプのクリアパーツです。

ビームサーベルと、ビームジャベリンのビーム部分がピンクのクリアパーツとなっているわけですね。

ビームジャベリンか~。
懐かしいな~。

陸ガンのポリキャップ

陸戦型ガンダムSタイプのポリキャップです。

うむ、ポリキャプだ。

いつものガンプラのポリキャップと同じく、ポリキャップだ。

なんの変哲もないポリキャップだ。

うん、しっかりと関節などを保持してくれそうです。

陸ガンの取説(設計図)

陸ガンSタイプの取説(設計図)です。

太陽でテカってうまく撮れませんでした……。

いつもガンプラの設計図は、トイレの便座に座って30秒ほどかけて、隅から隅まで、じーっと眺めまています。

どう作ろうかとか、どういう順番で作ろうかとか、どんな色で塗ろうかとか、そういうことをボンヤリ考えるのですが、だいたいその通りにならない方が多いですね。

シール

陸ガンのシール2枚です。

あまり使わないとは思うけど、とりあえず目の部分はシールを使おうと思っています。

今のところは。

さて、組み立てにとりかかります。

胸部の組み立て

サンボルver.の陸戦型ガンダムSタイプの胸部を組み立てました。

正面から見たところ。

斜めから見たところ。

サンボル版のジムと同じく、緑(本当は青だけど)と黄色と白の配色がクールですな。

ただ、まぁ仕方ないことなんだけれども、プラスティック特有のテカテカさゆえ、色の数が多いほど、逆にオモチャっぽく見えてしまうんだよね。

つや消しトップコートを吹けば、今度は逆にグッと引き締まった雰囲気になるのですが。

ただし、今回は、まずは無塗装で素組みをして一旦完成させた後に、ヘンな色(?)で塗る予定なので、まずは無塗装で、パチパチ組んでいきます。

顔の組み立て

陸ガンSタイプの顔を組み立てました。

目はシールです。

角度を変えて、見上げる感じで。

胸部と合体するとこんな感じ。

地味カッコ良いっす。
(`▽´)y-゜゜゜

腹パーツ

陸ガンの腹のパーツです。

胸部のパーツと、こんな感じで合体するわけですな。

腰のパーツがないと嵌め込めませんが。

なので、次は腰パーツを組んでいこうと思います。

腰パーツ

陸ガンの腰フレームを組み立てました。

こんな感じで、組み合わさるわけです。

そして、ドッキング完了。

次は腰回りの外装を取り付ける予定です。

お尻の装甲

陸ガンSタイプの腰フレーム、お尻のほうに装甲を取り付けます。

取り付けました。

胴体に比べると、けっこう面積が広い。

人間だったら安産タイプですな。
(・∀・)b

横から見ると、こんな感じです。

正面からみると、こんな感じ。

脚を装着せずに、背後から見ると、お尻デカめに見えるのですが、正面から見ると、丁度良いバランスに見えますね。

腰横パーツ

陸ガンSタイプの腰のサイドアーマーです。

ポリキャップの先端に、ちょっとだけタミヤセメントを付けて嵌め込まないと、ユルユルになってポロリになってしまう可能性アリです。

瞬着でも良いでしょうね。

で、乾いたら、腰パーツに装着。

だんだん陸ガンSタイプ特有の雰囲気が出てきましたね。

腰部フロントアーマー

陸ガンSタイプ・腰部の前方、脚部の太腿と腰部の接合部を守るための装甲です。

左右のパーツをつなげたまま組み立てても良いのですが、今回は左右をパキッと二分割しました。

そして、取り付けたら、こんな感じ。

いろいろ動きます。

左右一体ではなく、左右を分割したほうが、様々なポージングが楽しめそうです。

肩部アーマーの組み立て

陸戦型ガンダムSタイプの肩部アーマーを組み立てました。

08小隊の陸ガンと、サンダーボルトのジムの肩がバランス良く融合している感じですね。

で、ボディとドッキング。

うん、かっちょえぇ~。

太ももの組み立て

陸ガンSタイプの太腿を組み立てました。

サンボル版のジムと同様、シーリングの布のモールドが深めで立体感ありまくり。

スミ入れのしがいがありそうですね。

そして、太もも同士をつなぐパーツを装着。

そして、ボディと合体。

ヒザの周囲がシーリングでミイラ男っぽいですね。

脚部ひざ下の組み立て

陸ガンSタイプのヒザから下の脚部のパーツを組み立てました。

フクラハギの両脇にブルーグレーのスラスターを4つ埋め込み!

そして、ヒザから上と合体!

あとは足先を組み立てて装着すれば、脚部は完成ですね。

足先の組み立て

陸ガンSタイプの足先を組み立てました。

横から見るとホバークラフトみたいですな。

そして、足先より上の部分と合体!

おお、足長ぇ!

もう少し脚を短くして、陸戦ならではの鈍重さが出ても良いかなとも思うのですが、素組み後はカッコ悪い色で塗る予定なので(?!)まあイイか。

二の腕を組み立て

陸戦型ガンダムの二の腕を組み立てました。

脚を作った後で組み立てると、すごく小さく感じます。

そして、肩パーツにくっつけると、こんな感じになりました。

おお、かっこええ~!

腕パーツの組み立て

陸ガンSタイプの腕を組み立てました。

合わせ目が少々目立つので、サフを吹いた後にも目立つようであれば消します。

そして、既にボディに装着している二の腕のパーツに取り付けたら、こんな感じ。

ポーズは、特に意味はありません。

手の組み立て

陸ガンの手を組み立てました。

4種類ですね。

パーの平手バージョンもあって欲しかったものですが、なければないで仕方ない。

で、腕に取り付け。

はい、全身完成。

次はバックパックですね。

そういえば、昔はMSが背中に背負っている物体のことをランドセルと呼んでいましたが、いつのまにかバックパックと呼ぶような世の中になっていますね。

バックパックの組み立て

陸ガンSタイプのバックパックを組み立てました。

鮮やかなバーニアの黄色。

それと、ビームサーベルの柄がキャンドルのようですね。

そのロウソク台のようなもの、外側に回転します。

で、ボディとドッキングさせると、こんな感じ。

6連装のバーニアノズルが、なかなか壮観です。

これで、武装していない状態の陸戦型ガンダムSタイプ、完成です。

なかなか力強いフォルムです。

銃の組み立て

陸ガンの銃(小さめライフル?)を組み立てました。

ちなみに、設計図に一か所誤植を発見。

銃の上のほうに取り付ける小さなパーツは、「C1ランナーの5」ではなく「C2ランナーの5」ですね。

まあそれは良いとして、組み立てた銃を手に持たせて、

本体と合体。

やはり、ちょい小さ目かつ地味な銃ですね。

ビームジャベリンの組み立て

陸ガンのビームジャベリンを組み立てました。

なんか柄とクリアパーツの継ぎ目がグラつくんですよね。

で、手に持たせて、

本体と合体。

覇極流奥義・千峰塵!

男塾の伊達臣人を思い出しますな。

シールドの組み立て

陸ガンのシールドを組み立てました。

部品が余っていたので、もう一つ作りました。

で、陸ガンに持たせてみると、こんな感じ。

あいかわらず、ジャベリンの根っこはグラグラっす。
┐(゚~゚)┌

背中のサブアーム

陸ガンのバックパックのサブアーム、開いた状態のパーツです。

で、バックパックに取り付け。

先に組み立てた折りたたんだ状態のサブアームを取り外して取り付けました。

そして、シールドとライフルを持たせてみると、こんな感じ。

サンダーボルトならではの世界観が出てきました。

素組み完成

陸戦型ガンダムSタイプの素組み、完成しました。

後ろのシールドは、なんだか鬱陶しいから取り外した状態で塗装していこうかと思います。

でも、この状態だと少しだけ物足りない。

なので、こういう状態で塗装をしていきます。

ライフルを持たせ、頭部の2本アンテナは、後で折れたり曲がったりするのがイヤなので、最初から根本チョッキン。

よし、この状態で塗装をしていこう。

マホガニーのサーフェイサーを吹き付け

陸戦型ガンダムSタイプのパーツをブロックごとに分解して、マホガニーのサーフェイサーを吹き付けました。

シュシュッと1回だけ。

まだまだ下地が見えていても良いのだ。

ここで下地を隠そうと躍起になって吹き付けすぎると、あとが大変ですからね。

オキサイドレッドのサーフェイサーを吹き付け

陸ガンの各パーツに軽く吹き付けたマホガニーが乾き始めた時点で、今度はオキサイレッドのサーフェイサーを吹き付けました。

主にプラスティックの地肌が見えているところを中心にシュッ!と。

オキサイレッドのサーフェイサーの匂いは、他のサーフェイサーの甘い匂いと違って、ちょい酸っぱい匂いなのだ。

喰いつきと発色は良好なサフです。

黒いサーフェイサー吹き

オキサイレッドのサーフェイサーが乾いたところで、今度はさらに黒のサーフェイサーを吹き付けました。

まだプラスティックの地肌が残っているところをめがけて。

これでだいぶプラの地肌が隠れてくれた感じはしますが、やはり関節の裏側のパーツにはなかなか塗料の霧が行き渡らないので、乾いたら、ダメ押しで最後の一押しをします。

黒鉄色を吹き付け

各パーツに吹き付けた黒のサーフェイサーが乾いたところで、黒鉄色のスプレーを吹き付けました。

これで、プラスティックの地肌が隠れましたし、だいぶ塗膜を稼げました。

スプレーのプシュプシュ作業はここまで。

後は筆塗りモードにチェンジです。

とりあえず、いったんパーツを組んでみました。

鋼鉄の巨人!

今のところ。

しかし、いかんせんカッコ良すぎるので、塗装でカッコ悪くてボロッちい感じを出していこうと思います。

赤褐色を薄く筆塗り

陸ガンSタイプの各パーツに、ビショシャブに薄めた赤褐色を筆塗りしました。

下地が見えまくっていますが、今回の赤褐色の塗装の意図は、隠し味的なものなので、気にしない、気にしない。

パープルを筆塗り

陸戦型ガンダムの各パーツに、ショビショビに薄めたパープルを筆塗りしました。

いつもの隠し味=紫。

効果のほどは定かではないけれども、なんか、この色を薄く塗っておくと、その後の作業が安心なんだよね。

筆がプラ表面に触る回数は一回のみ。

二度塗り無し。
筆返しナッシング。

下地が見えても気にしない。
ムラになっても気にしない。

一期一会ね。

半乾きの状態で、いったん組み立てると、こんな感じ。

夕暮れ鉄ロボ♪

RLM75グレーバイオレットを筆塗り

陸ガンSタイプの各パーツにRLM75グレーバイオレットを筆塗りしました。

うすめ液で、かなり薄めたものを平筆でさくっと一回塗り。

筆返し無し。

サクッと一回塗り。

ムラや下地が出ても、気にしない、気にしない。

ちらりと見え隠れする紫が、なんとも良い感じです。

フィールドグレイを筆塗り

陸ガンSタイプの全身に、軽くフィールドグレイを筆塗りしました。

フィールドグレイといえば、ドイツ兵を思い出します。

ストイックかつミリタリー色がぷんぷん漂う、かっちょええ色です。

そのフィールドグレイを、うすめ液でシャブビショに薄めて、平筆でさくっと一回塗り。

以前に塗ったグレーやパープルがちょろっと見えるところが、たまらんです。

カーキを筆塗り

陸ガンSタイプのボディ全体をカーキで筆塗りしました。

ショボジャビの薄めて平筆でサクッと一回塗り。

ものの3分程度の作業。

下地のフィールドグレーが見えまくり。

それぐらい雑なほうが味が出て良いのだ。
(・∀・)b

ミッドナイトブルーで迷彩パターンを筆塗り

カーキの上にミッドナイトブルーで迷彩パターンを塗っていきました。

筆塗りです。
テキトーです。

なんだかアナコンダのような配色になってしまいましあ。

で、各部位を合体させるとこんな感じです。

一瞬、ジムスナイパーを思い出しましたが、やっぱりどちらかというとアナコンダ♪

艦底色を筆でペタペタ

陸ガンの脚やバックパックを中心に、ビジャビジャに薄めた艦底色を平筆でポンポンとランダムに乗せていきました。

使い古された「工事現場メカ」っぽくしたいので、くたびれた金属っぽいニュアンスが欲しかったのです。

クリアイエローとグレーを筆塗り

ビジャミジャに薄めたクリアイエローに微量のダークシーグレーを混ぜたものを、平筆に含ませ、各ボディのパーツをサッと一塗りしました。

ぬるっとした黄色っぽさにより、より一層アナコンダ感が増した感じがします。

各パーツを合体させると、こんな感じ。

南米のアナコンダ陸ガン?!

パープルをスミ入れ

サンボル版の陸ガンの要所要所のクボみに、ジャブギャヴィに薄めたパープルでスミ入れをしました。

さすがにパープルのみでスミ入れしてしまうと気色悪くなり過ぎるので、マホガニーとつや消し黒を少量混ぜて薄めています。

もう少しメリハリが欲しいところですね。

ニュートラルグレーをドライブラシ

陸ガンのボディ全体にニュートラルグレーで軽くドライブラシしました。

戦車模型っぽいテイストになってきました。

ま、陸戦型ですからね。

薄めたオレンジを筆塗り

胸のエアインテイクを中心に、陸ガンの各所にオレンジ、クリアオレンジ、赤褐色、フラットベースを混ぜた色をビシャブシャに薄めたものを、筆でちょんちょんと乗せていきました。

塗料を薄め過ぎたためか、いまひとつオレンジ感が出ていませんな。

薄めた塗料を控えめ、控えめに徐々に塗り重ねていき、少しずつニュアンスを生み出していきたいと思っています。

焼鉄色、シルバー、白でドライブラシ

陸戦型ガンダムSタイプを大雑把に分解して、ドライブラシをかけました。

焼鉄色⇒シルバー⇒つや消しホワイトという順番です。

面積の広い平筆で軽くゴシゴシ。

組み立てたら、こんな感じ。

完成目前です。

ミドルストーン、焼鉄色、シルバーなどをドライブラシ

さらに立体感、メリハリを出すために、ミドルストーン、ダークイエロー、焼鉄色、シルバー、つや消しホワイトなどをドライブラシしました。

だいぶメリハリは出てきましたが、なんとなくありきたりなAFV的な仕上がりになってきちゃってますのぉ。

ま、陸ガンだから良いのだけど。

頭部のセンサーをオレンジで塗装

陸ガンの顔上部にあるセンサーをクリアオレンジ+オレンジで塗りました。

後頭部も同様に。

ちょっと明るく目立ちすぎなので、後にクリアレッドなどを乗せて少し暗くしたいと思います。

ニュートラルグレーをドライブラシ

陸戦型ガンダムのこの塗装ですから、使用される地域は、やはり緑が多い地域であることには間違いありません。

たとえば、08小隊の部隊となった東南アジアや、連邦軍の本拠地がある南米アマゾンなど。

いずれにしても、陸ガンには熱帯雨林などの地域が似合う!

ということは?

雨、それもスコールなどが降るような地域で使用されている可能性が高い。
そうすると、雨で機体が塗れる可能性もあるわけで、そんな熱帯雨林間を出そうと、肩の装甲やボディの胸部などを中心に、じゃっかん色褪せた表現をしようとニュートラルグレーでドライブラシをかけてみました。

頭部ユニットの後頭部も。

同じく、フクラハギの周囲を中心もニュートラルグレーをドライブラシして、退色した感じを表現してみました。

あまり露骨にやり過ぎないようにしたのですが、乾いたのを見てみると、あんまり際立った変化はありませんね……。

完成!

長らく放置していたのですが、「それではいかん!」ということで、最後の仕上げをして一気に完成にまでもっていきました。

全体に、タミヤのウェザリングマスターのAセットとBセットの「アカサビ」と「サビ」を狂ったように塗りつけました。

ライフルやバックパックに付いているサブアームなど金属感を出したい箇所は、Cセットの「ガンメタル」と「シルバー」、Dセットの「青焼け」でお化粧。

とにかく付属しているスポンジのヘラが崩壊するほどグニグニ力強く塗りたくったので、男に生まれて良かったと思います。
もし、女性として生まれていたら、絶対に化粧ヘタだっただろうな、と。

ナチュラルメイクなんてもってのほか、これでもか、これでもか!とグリグリ、ガシガシ肌にパウダーを塗りまくって、厚化粧のオカマのような顔になっていたことでしょう。

後姿に寡黙な「男」を感じますな~。

私は、横山宏先生のSF3D(現在はマシーネンクリーガー)を『Hobby Japan』誌でリアルタイムでチェックしていた世代なので、横山センセがクリエイトする兵器の「武器が少ない、武装が少々貧弱なところが逆にリアル」なところに痺れている人間なので、多くのガンダムファンが大好きな(だと思う)、コテコテした武器のフル装備があまり好きじゃないんですよ。

フルアーマーユニコーンとか、フルアーマーガンダムとか、サイコザクとか、デンドロビウムとか、まあそういった類です。

最近だと、エクシア用の換装キットが発売されていますが、「こんなんエクシアじゃね~!(だってスリムでスタイリッシュなボディだからこそエクシアじゃないか~!」と思ってしまう人間なんですね。

RG 1/144 ガンダムエクシア用 アヴァランチエクシアダッシュ 換装キット (機動戦士ガンダム00) (エクシア用)

だから、この「サンボル陸ガン」も、サブアームにガンダム用のシールド(盾)を持たせるようになっていたり、ビームジャベリンが付属していたりして、「装備多め」が好きなガンプラファンは喜ぶのかもしれませんが、私からしてみれば「邪魔じゃ!」(笑)。

これらの余分な装備はジャンクパーツボックスにポイ捨てし、「男はシンプルにビームライフル一本で勝負じゃ!」ということにしています。

私が大好きな「ジ・オ」だって、あんなに巨大なボディでありながら、基本的な武装はビームライフル一本(それとビームサーベル)。
それでいて、あんなに強いのだから、色々な武器を持ちまくったところで、敵にヒットさせなければ「当たらなけば、どうということはない」のです。

関連記事:巨大大仏、あるいは石仏としてのジ・オ

勇気堂々、威風堂々。
それが男一匹・陸ガン野郎なのです(と勝手に思っている)。

ジオンがグフなら、連邦は陸ガンじゃい!……みたいな。

ま、それは私個人の勝手な思い込みでありまして、ブルーデスティニー2号機のような、カッコ良い陸ガンベースのMSもありますからね……。

各自、思い描くイメージで好きに作れば良いと思います、ガンプラは。

というわけで、あれこれ遠回りとムダな作業を繰り返しながら、ようやく陸戦型ガンダムSタイプの完成に漕ぎつけました。

記:2018/02/05

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