「うるさいわねっ!」逆ギレ国語教師に思うこと~公務員教師は民間サービス業で研修すべし!

   

テストの返却いつですか?⇒うるさいわねっ!

息子が通う中学は、先週まで定期考査でした。

息子は、今回の定期考査、結構頑張ったみたいです。

それもあってか、はやくテストの点数を知りたくなった息子は、国語の女性教師に「テストの返却はいつ頃になりますか?」と尋ねたそうです。

すると、返事は、「うるさいわね、私だって百何十人分の採点しなきゃいけないのよ!」

この20代半ばだという女性教師は、以前も、「あんたたちの採点のために、休日返上で土曜日も学校きて採点したんだから!」という発言もあったとのこと。

仕事嫌いなのか?
怠け者なのか?

大人相手に、それ言える?

たとえば民間企業でお客や取引先から「納期はいつ頃になりますか?」とか「まだ出来ませんか?」と尋ねられたときに「うるさいわね!」などと逆ギレする社員がいたらどうなりますか?

厳重注意ですよね。
サービス関係の仕事だったら、即クビかもしれません。

ところが、学校という世界においては、そのような感覚が麻痺してしまうのでしょうか。

日常の大半が子ども相手の仕事ということもあるのかもしれません。

だって相手が大人だったら「うるさいわね!」とは言わないと思うんですよね。

また、授業が長引いて休み時間になっても授業いたときに、隣のクラスの生徒が授業が終わったかどうか、教室の扉を空けてそっと覗いたときに、無言で扉を閉め、顔を出していた生徒の首を「横ギロチン」のように絞めたこともあったとのこと。

これも相手が子どもだからこそ出来ることで、逆らわない子ども相手に横暴さがエスカレートしていったのではないかと思います。

もっと他に言い方ないのか

この国語の先生は、「将来はイギリスでカフェを出したい」と授業中に生徒によく語っているのだそうです。

だから、本気で仕事にとりくんでないのかもしれません。
⇒採点面倒くさがる、催促されたら逆ギレ

カフェを出すまでの腰掛け仕事が現在の仕事。
だから必要以上に仕事時間をかけたくない。
⇒休日出勤を1日したぐらいで不機嫌になる

公立中学の教師という職業がそのようなメンタリティにさせてしまいがちなのか、それとも、たまたま、その女性教師一人が最初から問題のある人物なのかはわかりませんが、せめて、生徒から「テストの返却いつですか?(まだですか?ではない)」と尋ねられたら、
「ごめんね、まだなのよ」
とか、
「もうちょっと待ってね」
ぐらいの一言もいえないものなのかな?と思ってしまいます。

民間企業で研修受けるべき

このような一言ひとつ思い浮かばないのであれば、そんな教師は一度民間企業で研修を受けるべきだと思います。

いや、民間企業がこんな人をたとえ研修でも使ったとしたら、きっと電話の受け答えひとつ出来ないダメ社員以下の存在になってしまうでしょう。
会社にとってもマイナスになるマイナス人材はご遠慮願いたいということになり、こういう類の教師を研修で引き取ってくれる酔狂な企業はないかもしれません。

コンビニでもいい、ティッシュ配りでもいい。
とにかく腰を低くして1日に100回以上「ありがとうございました」という仕事を強制的にさせるべきでしょうね。

授業をしない授業参観

この先生一人に限ったことではなく、今息子が通う中学の授業参観などを見るかぎりにおいては、授業の進め方もひどいものです。

生徒をひきつける言葉のフックも、授業の流れのダイナミクスもまったくない。
授業参観においてもそうなのだから、通常の授業においてはもっとヒドいものだと推測されます。

ちなみに、件の女性教師の国語の授業も覗いたのですが、生徒が書いた作文を一人一人書いた生徒に読ませているだけ。
自分は窓側の椅子に座ってじっとしているだけ。
生徒が作文を読み終えたら、次の生徒を指名するだけ。

保護者に子どもたちの成果を発表させようという意図だとしても、せめて生徒が読み終えた後は、教師として一言寸評を加えるなどの気遣いぐらいあってもよいと思うのですが、それもなし。
それが50分間なのです。

まともな電話の受け応えも出来ない教師たち

私は昔から、ときおり半分冗談、半分本気で思っているのですが、公立校の教師は小中高問わず、何年かに一回は民間企業に一ヶ月でもいいから研修を受けないと教員免許を剥奪するぐらいの制度をつくってもいいんじゃないかと思います。

日常の多くは子ども相手の仕事ゆえ、「自分は教師だ」というプライドと、「相手は子どもなんだから」という相手をなめた意識が助長されやすい環境だと思うのですね。

もちろん、そんなことのない教師もたくさんいらっしゃるとは思います。

それでも、これはあくまで私周囲に限った話なのかもしれませんが、比較的マトモで、いい先生だと評判の教師も、電話の受け応えが大学生並みな人ばかり。

なので、やはり公務員教師は、社会人としての正常な感覚のチューニングを施すべきだと思います。

危機感もスピード感もない

ときおり、東京や地方の公立校の校長先生や教務主任の先生と話す機会もあるのですが、彼らから共通して感じられる空気が「危機感のなさ」。

ことさら危機感を持てといいたいわけではないのですが、彼らが発散する「悠久の時間」みたいなもの、つまり、今日一日が未来永劫に続くようなの~んびりした感覚って、いったいなんなんでしょう(笑)。

今年は、いくつかの学校での「いじめ」報道がなされましたが、きまって浮き彫りになるのは、対応の杜撰さと遅さです。
これって、危機感の欠如した悠久な時間間隔のなせるワザだと思うんですけど。

安穏とした感覚を否定するわけではないけれども、多くの生徒をお預かりする以上は、生徒の安全、クラスや生徒が抱える問題発見、問題解決も重要な職務だと思います。
そのためには、スピード感や臨機応変さ、問題意識を持ちながら働くことも教師には欠かせないことだと思うんですよね。

スキルの低さを強制的に矯正させるべき

やはり、納期・締め切り・ノルマ・朝令暮改が日常茶飯事にある民間企業で研修を受けたほうがいいよ。
スピード感や臨機応変さが培われるから。

さらには、事務能力もね。

先日話題になった、横浜市の「通信簿を事前に親にチェックしてもらう」という珍妙な案も、学校の先生たちの通信簿の誤表記の多さ(=事務スキルの低さ)に起因するものでしょう?

事務処理スキルのなさ、あるいは、管理が杜撰、もしくは、そもそもチェック機能が働いていなかっただけの話で、誤表記が多いのであれば、学校側で誤表記をなくす対策を講ずるのが通常の発想でしょう?

だって、民間企業だったら、それって死活問題ですよね。

見積もりの数字が間違ってました、伝票記載の桁を間違えてました、だから、お客様、事前にチェックしてください。

そんな企業あったら、潰れてますって。

民間企業の社員が誰もがいだくコモンセンス、すなわち、「きちんと働き、その対価としてお給料をいただく」という発想が、いつのまにやら「学校」というぬるま湯につかっているうちに欠如してしまっているのかな?

だから、「自分たちのミスを自分たちでなくそう」という当然な発想がでてこなくなる。

教育委員会も、「学校という組織全体でチェックを徹底させるようにしなさい」という通達をするべきなのに、教師がミスをすることを前提にするから、生徒の親に依存し協力を仰ぐ(=事前にチェックさせる)という発想にいきついてしまうのでしょう。

苦手科目は頑張って克服しなさい。
多くの教師はこう生徒に言っていると思うんだけど、もし自分たちにも苦手分野や職業人として欠落しているところがあれば、それを克服しようとしなくちゃね。

電話対応の言葉を知らない。
スピーディさに欠ける。
事務処理能力が低い。

であるならば、コンビニやファーストフードで研修するのもいいんじゃない?
あるいは居酒屋とか。

もしかしたら、かつての自分の生徒に教えられて、いいじゃないですか(笑)。
生徒とともに学び、成長していくのが教師なはずですから。

だから、こういう本が出る。

くだらんプライドはいらん

教職免許という既得権益に定年まで胡坐をかき続けるような教師を作らないような法改正ってできないもんですかね。

やはり、もっとも教師のため、ひいては生徒のためになるのは、民間企業、それもサービス業での研修だと思う。

実現は難しいかもしれないけれども、相手ことを考える頭脳と想像力が欠如したような人間には、顧客のことを第一に考える旅行代理店のようなサービス業で、自分より年下の若者に一ヵ月くらいコキ使われるべきでしょうね。

「聖職者である」というプライドを持つのは、くだらないプライドを捨てた後でも遅くはないでしょう。

プライドを持つのは悪いことではありません。
しかし、教師「である」という「be」のプライドではなく(肩書きのプライドではなく)、やるべきことをキチンと「している」という「do」に対してのプライドでなければいけない。

果たして後者のほうにプライドを持つ公務員教師は日本全国何人いるのでしょうか?

記:2012/11/22

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