ライヴ at 新宿「白龍館」情報

   

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久々のライヴ!

江藤みどりさんというフルート奏者のサポートでベースを弾くことになりました。

明日の2007年9月29日(土)です。
場所は南新宿の「白龍館」という中華料理屋さん。

なんでも、トマト担々麺がおいしい評判の店のようです。

皆さん、来てちょ!

我々のグループがトップバッター。

先日、リペアを完了したテキサス州はダラスのヴィンテージ楽器フェアからの掘り出し物・フェンダーオールド60年製プレシジョンに、ダダリオのフラット弦を張って出るつもりですが、会場にはベースアンプがないようなので、自宅にある屋外演奏用の小さな携帯用ベースアンプを持参してそこからベースの音を出します。

なので、60年プレシジョン特有のズシン!とくる低音はちょっと無理かも(涙)。

ベースには期待しないで、フルートとカホンを聴きましょう(笑)。

うーん、久々のライブは緊張するかもなぁ。
最近は、人前で喋ることは多いけれど、そのかわりライブの回数は滅茶苦茶減ってしまっていたからなぁ。

私は、《ブッカーズ・ワルツ》という曲が好きなのですが、この曲をフルートでやると、きっと素敵な感じになるんだろうなぁと思い、「やりませんか?」と江藤さんにリクエストしているのですが、さて、吹いてくれるかなぁ?

この曲、以前、江藤さんと沼南町の音楽祭で演奏したこともあるんだけれども、その時の江藤さんはアルトサックスで《ブッカーズ・ワルツ》を吹いてくれました。

《ブッカーズ・ワルツ》、やるかどうかは分からないけれども、そして、おそらくは最近は作曲活動にも取り組まれている江藤さんのオリジナル曲を中心に演奏することになるとは思いますが、ご興味のある方は、是非、お越しください。

T.S.music live vol.22

9月29日(土)
料金:2000円+1drink

OPEN 17:30  
START 17:45

▼オープニングアクト
■江藤みどりトリオ
江藤みどり(フルート)
高野雲(ベース)
今井良英(カホン)

▼出演
小川真由(ピアノ弾き語り)

川畑李子(ピアノ弾き語り)

多田葵(ピアノ弾き語り)

照明展示:Putty.co.,

場所:新宿 白龍館
JR新宿駅 徒歩15分 
地下鉄西新宿駅 徒歩8分 
都営大江戸線 西新宿5丁目 徒歩5分

住所 〒160-0023
東京都新宿区西新宿6-21-1
アイタウンプラザ 地下1階
電話 03-5323-6550

フルート奏者 江藤みどりさん

今回、私がベースを弾かせていただくグループのリーダー、江藤みどりさんは、学生時代からの古い知り合い。

私が通っていた音楽学校の掲示板で知り合いました。

その時はアルトサックスを吹いていて、いつも口癖のように「ローランド・カークのようにブリブリ吹きたい」と仰っていました。

たしか、その時はアルトサックスをマルチリード奏者で日本のエリック・ドルフィーとも言われている松風鉱一さんに指事していたと思います。

千葉県・沼南町主催のライブに出演したりと、何度か市や町などが主催のコンサートや、結婚式の二次会などのイベントに一緒に出演したことがあるのですが、とても真面目かつひたむきに音楽を追求されている方ですね。

今回、冒頭で演奏する予定の《アジアの人》という曲は、彼女作曲のナンバー。

1コーラスの中に、1小節のみ変拍子がはいるという面白い曲ですが、奇をてらった変拍子の挿入ではなく、とても自然な流れで必然的にそうなってしまったというような感じ?

だから、ベースを弾く時も自然な気持ちで、気持ちよく弾けるのです。

この曲にかぎっていえば、フレットレスベースのほうが似合うかな?

《キャンディ》やりません

あ、それと、演奏する予定だった《キャンディ》やる予定だったんですが、やらないです。

先日のリハーサル、候補曲が増えてきたので、曲を削らなきゃいかんねぇということになったのですが、だとしたら、やっぱり伴奏陣の我々よりも、フルートの江藤さんが苦手な曲を削ったほうが良いわけで、そうなると、「一番やったことのない《キャンディ》を削りましょう」ってことに。

あわわ、ま、いいんですけどね(涙)。

そのかわりといっては何ですが、4ビートっぽい曲は、江藤さんのオリジナル曲の「プーリー」って曲をやると思います。

滑車をイメージした曲のようですが、スルスルと快活な曲。

かつ、明るいワビサビも感じられる曲な上に、適度なスペース、文章でいえば“行間”のようなものも設けられている曲なので、この曲を演奏する際には、積極的にベースで絡んでいこうと思っています。

さらに、旋律をそっくりそのままイーブンに演奏してしまうと、多少ノッペリした感じなので、この曲のベースは、ちょっとハネた感じを意識してやると快活になるかなと思っております。

いつもはフラットに、ベターっと4ビートを弾いている私ですが、この曲は阿波踊りにならない程度にスキップしてみよう。

でもねぇ、先ほどこの曲のコードをパソコンに打ち込みながら鳴らしていたんだけど、何かの曲に雰囲気が似ているんだよねぇ。この曲の後半が。

あ、そうだ、思い出した!
マイルスの《ソーラー》だ!
この曲大好き!

やっぱり、大王道の大定番の『ウォーキン』収録バージョンが最高やね~。

悔しいけどイイ曲な《カミン・ホーム・ベイビー》

あ、それと、おそらく、ハービー・マンの《カミン・ホーム・ベイビー》やると思います(笑)。

先日のフルート奏者が大勢参加したフルートオフ会でも、最後はこの曲で盛り上がっていたけど、フルートを吹く人にとっては、ハービー・マンのこの曲は定番のようですね。

私は最初、この曲あまり好きではなかったんだけど(あまりにキャッチーでさ)、
しかし、悔しいけど、ワークソングチックな土臭さも適度にブレンドされたツボの抑えっぷりが見事といわざるを得ないし、メロディの起伏や起承転結も含め、ブルースのフォーマットが十全に生かされた名曲ではあるとも思っています。

こういうのって、聴いているより、演っているときのほうが楽しいのよ。

もちろん、ヴィレッジゲートのライブ演奏では、残りの2曲も良い。
というか、むしろ、残りの2曲のほうが私は好きだった(笑)。

《サマータイム》と《イット・エイント・ネセサリー・ソー》ね。

でも、これらはどちらかというと聴いていて楽しいヴァージョン。

明日は、弾いてて楽しい《カミン・ホーム》を頑張ります!

記:2007/09/28(from「ベース馬鹿見参!」)

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