オレ、あの子と結婚するんだ(照)

      2015/05/21

morumotto

昨日、息子は私の顔を見るなり、「オレ、結婚する相手見つけっちゃったよ」と照れながら言ってきました。

「鬼嫁みたいに怒ると怖い子なんだよ、父上は会ったことのない子だけどね」

なんでも、クラスメートの女の子なのだそうです。私が知らないということは保育園のときに一緒だった女の子ではなさそうです。

それにしても、“怒ると怖い女の子”が好きだとは(笑)。

「オレ、決めちゃったんだぁ。結婚するのは、まだまだ先だけど」

それを聞いていた女房が、「向こうの女の子も、あなたのこと好きって言っているの? 相手の女の子も結婚したいと思わなきゃ結婚出来ないんだよ」と言いました。

「そこまでは言ってないけどさぁ、恥ずかしいからさぁ」

息子は、いつになく照れてます。

かなり、その女の子に惚れている模様です。

そういえば、私も小学校1年生のときに同じセリフを親に言ったことを思い出しました。

ちょうど、父親の転勤で、名古屋から大阪に引っ越した直後のことでした。

もっとも、正確には、愛知県江南市から兵庫県西宮市に引っ越した、って感じですが、子どものときの気分としては、各地域の方言が「名古屋弁」だったり「大阪弁」だったりしたので、「名古屋、あるいは大阪の近くに住んでる」でした。

それはともかく、関西に転校した小学校1年生のとき。

私の席の隣に座っていた女の子が可愛くて、そのうえ、転校生の私にすごく優しくしてくれたのです。

転校早々、帰宅するなり母親に「オレ、あの子と結婚するんだぁ」と言ったのです。

言ったら急に恥ずかしくなってテーブルの下に潜った記憶があります。

長い年月の間、記憶の中で美化&トレースがかけられているんでしょうけど、その女の子、石原さとみに似てたなぁ。

あれ、そういえば、たしかその子、石原さんだった(笑)。

2年生のときも一緒のクラスだったけど、2学期に東京に転校して行ってしまったなぁ。

それにしても、息子も、私と同じく小1のときに、結婚したい女の子を見つけて、照れながら親に報告するだなんて、ちょっとビックリ。

まるで、昔のオレじゃないですか。

血は争えないなぁと思った次第。

記:2006/06/19(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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