ジャズのメルマガを発行している。

      2016/04/09

jazzcd

ジャズのメールマガジンを発行している。

「【Jazz Magazine】《ジャズのメールマガジン》」という、なんのヒネリもない、そのまんまなタイトルのメールマガジンだ。

紆余曲折を経て、現在では、1号につき1枚のアルバムを紹介するというスタイルに落ち着いている。

ジャズ喫茶でのアルバイト経験や、ジャズの演奏経験が、今となって役に立っているような気がし、嬉しい。

紹介したいアルバムは山ほどあるし、今のところネタには困っていない。

しかし、困ったことに、本当に好きなアルバムや、思い入れの強いアルバムになればなるほど中々筆が進まない。いや、筆じゃなくて指か。

思い入れが強いだけに、下手なことは書けないぞ!と構えてしまうのだ。

ちなみに、個人的に思い入れの強い、

マイルス・デイヴィス『カインド・オブ・ブルー』
マイルス・デイヴィス『パンゲア』
オーネット・コールマン『アット・ザ・ゴールデン・サークル』
エリック・ドルフィー『アット・ザ・ファイヴ・スポットvol.1』
スタン・ゲッツ『カルテッツ』
デクスター・ゴードン『ジ・アパートメント』
リー・コニッツ『サブコンシャス・リー』
リー・コニッツ『モーション』
セロニアス・モンク『セロニアス・ヒムセルフ』
チャーリー・パーカー『サヴォイ・マスター・テイクス』
バド・パウエル『ジャズ・ジャイアント』
は、なんとか文章に落とし込んで発行することが出来た。

しかし、これらのアルバム紹介の原稿は、書いては消し、書いては消しの連続だった。

言いたいことが山ほどありすぎて、気がつくと膨大な字数を浪費してどうでも良いことをズラズラと書いている始末。

数日間にわたっての悪戦苦闘を経て、ようやくなんとか形に落とし込んではいるものの、今読み返すと、もっと練ってから発表すれば良かったかなとも思うこともある。

じゃあ、他のアルバムは思い入れが少ないからスラスラ書けているのかというと、そういうわけでもないんだけどね。

もどかしいのは、

チェット・ベイカー『チェット・ベイカー・シングズ』
オーネット・コールマン『クロイドン・コンサート』
オーネット・コールマン『ヴァージン・ビューティ』
ジョン・コルトレーン『インターステラー・スペース』
マイルス・デイヴィス『マイルス・オン・ブルーノート』
マイルス・デイヴィス『バグズ・グルーヴ』
マイルス・デイヴィス『1969 マイルス』
マイルス・デイヴィス『ビッチェズ・ブリュー』
エリック・ドルフィー『アウト・ゼア』
エリック・ドルフィー『アザー・アスペクツ』
レッド・ガーランド『グルーヴィ』
リー・コニッツ『インサイド・ハイ・ファイ』
ジャコ・パストリアス『ワード・オブ・マウス』
バド・パウエル『ジ・アメイジング・バド・パウエル vol.1』
ソニー・ロリンズ『アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』
セシル・テイラー『コンキスタドール』

このあたりは、大好きで、思い入れも深いアルバムなんだけど、書きたいことが山ほどあり過ぎて、しかも下手なことを書きたくなくて、なかなか手がつけられないでいるということ。

配信したメルマガは、加筆修正を施し、このページの記事にアップしている。

このページのコンテンツ一覧をご覧いただければ、“ああ、この人はこのへんが好みなのね”と一目瞭然なのかもしれないが、上に挙げた、好きだけどレビューを書いていないアルバムが多いので、リストから受ける私の好みの印象と、実際の私の好みは微妙に異なっているのかもしれない。

まぁそんなことはどうでもいいんだけど。

とにも、かくにも、上に挙げたアルバム群も、少しずつ配信してゆきたいと思っている今日この頃だ。

記:2003/04/25
 

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