素敵な青空、哀しい青空、新潟の青空と『愛してよ』

   

今日はいい天気です。

いい天気なのに仕事です(涙)。

しかし、いい天気なので、ちょっと遠回りして出勤。

皇居の周りを散策しながら、冷たい青空を見上げながら。

クルマが少ないため、だだっ広い道路と青空が、私の周囲の空白スペースをさらに強調してくれ、とてもいい気分です。

しかし、今日は寒い。

朝はもっと寒かった。

今朝、6時過ぎに電話で打ち合わせをしたんだけれども、起きた直後ということに加えて、ヒンヤリと乾燥した空気が喉を襲い、ガラガラな声に。

まるで徹夜でカラオケをしたような声になってしまいました。

電話終了後、紅茶にブランデーと砂糖を多めに入れて飲んだことは言うまでもありません。

私は、ノンビリ屋で、だらだらすることが昔から大好きだったので、小さい頃から空を見るのが好きでした。

体育の授業、朝礼、帰り道、いつもボーっと空をほうけて眺めていたので、よく先生から注意されました。

で、今日も空をボーっと見ながら歩いていた。

それにしても、今日の空は哀しいね。

先日、試写で観た『愛してよ』を思い出しました。

この映画、ロケはすべて新潟で行われたのですが、私は新潟の哀しい色味をおびて晴れ渡った青空が大好きなのです。

この映画、ストーリーもとりたてて面白い!ってほどでもないし、感情移入できるほど大好きになれた登場人物は一人もいません。

ただ、時折、画面いっぱいに広がる、日本海の薄色の哀しい青空がとても印象に残り、「空だけで見れる映画」だと思いました。

と同時に、懐かしいなぁ、また新潟へ行きたいなぁ、です。

新潟、といっても広いですが、私がさっきから新潟、新潟と書いている新潟は、新潟県の新潟市のことです。

新潟市へは、学生のときも遊びに行ったし、社会人になってからも仕事で15~6回は行ったかな。

地元の人と飲みにも行ったし、恋もしたし、ジャズ喫茶にも入り浸ったなぁ。

なんてセンチな気分になりながらも、空は綺麗だけれども、空気は冷たい。

これからは風邪のシーズン。風邪には十分気をつけましょう。

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記:2005/11/12日(from 趣味?ジャズと子育てです)

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