カフェモンマルトル

text:高野雲

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今度の『デスノート』、やたら裸の「脱ぎ」が多くありません?

      2017/05/24

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視聴率低下

窪田正孝と山崎賢人が主演の新しい実写版『デスノート』のドラマが放映されていますが、あまり評価は芳しいものではないようですね。

視聴率も回を重ねるごとに低下の一方のようです。



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キャラ設定

どうも、キャラクターの大幅な設定チェンジが「仇」になっているような気がしないでもありません。

新しい『デスノート』を作り直すという制作側の意気込みあったのでしょうね、特に、主人公とライバルのキャラが原作からはかなりかけ離れているように感じます。

特に、主人公の夜神月(やがみ・らいと)やがアイドルファンの普通の大学生という設定には、今までのコミック、アニメ、映画を観てきた者からしてみれば、「なんでそういう設定になるわけ?」と頭にクエスチョンマークが浮かびまくるでしょう。

だって、第一話の冒頭から、いきなりアイドルグループのライブ会場にやってきて、にやけ顔でアイドルを応援しているのだから、このシーンだけで従来の「夜神月像」を粉砕するに十分でしょう。

ライトの初期設定を地味な大学生、つまり多くのことは臨まない無欲な成年にしたこと。これはおそらく、自他ともに平凡と思い込んでいた普通の大学生の中に潜在的に眠っていた「才能」が少しずつ覚醒していくという流れを作りたかったのかもしれないですね。

事実、危機に陥るたびにライトは考え、行動し、窮地を脱するごとに少しずつ成長していきます(もちろん悪知恵を身に付ける方向に)。

原作のライトは、最初から優秀な頭脳を持っており、高校時代は常に全国模試で1位、東応大学(日本で一番頭の良い学生が集まるという設定なので東京大学という位置づけなのでしょう)もLと並んでトップの成績で合格しています。

最初から頭脳明晰なキャラのため、物語の後半になると、少しずつ「劣化」があらわれているような気がしなくもなく、Lを次ぐニアに押され気味で守勢に回ることが増えてきます。

もちろん、ニアが優秀ということもあるのでしょうが、ニア自身、Lにはかなわないことを認めているので、Lを倒したライトが、ニアに対しては劣勢になるということは、日本の「キラ対策本部」の責任者として、キラとLの両方の役回りをしなければならないという難しいポジションに就いていたこともあるかもしれませんが、少しずつライトの能力が劣化してきているように見えなくもありません。

だからこそ、製作サイドとしては、今回のライトの設定は、「劣化」するのではなく「成長」していく主人公にしたかったのかもしれませんね。
「成長」といっても、悪い方向への「成長」、つまり悪のダークヒーローへの成長であることは言うまでもありませんが。

実力派俳優の窪田正孝のこと、そのあたりはとてもうまく演じていると思います。

気弱で力ない笑みを浮かべていた第一話の前半でしたが、第四話になってくると、目に走る剣の貫禄はそうとうなものになってきています。

脱ぐ山崎賢人

その一方で、Lを演じる山崎賢人には魅力を感じないなぁ~。

まるで厚化粧の態度のデカいオカマに見えてしまうのは私だけ?

それに、よく脱ぐし(苦笑)。

白いYシャツを脱いで、ワタリに着せてもらうのが、毎週の定番描写になっていますが、いつも部屋でアイロンをかけてばかりいるワタリも、オヒョイさんが演じていたワタリと違って、単なる「じいや」って感じです。

あるいは、テイラー・ワタリ(笑)。

Lの山崎賢人のみならず、先日の話では窪田正孝も脱がせるためとしか考えられないエピソードも先日放送されていましたね。

テニスのシーンです。

もっとも原作のコミックやアニメ化された作品にもLとライトのテニスのシーンはあります。

しかし、これらは、ライトとLが互いに相手の懐を探るためのエピソードともいえ意味のあるエピソードなのですが、今回のドラマのテニスシーンは、いちおう原作をなぞっているように見せかけつつも、どちらかというと試合後に二人をシャワー室で脱がせたい意図のほうが濃厚に感じられましたね。

脱げば視聴率稼げるのかな?

よくわからないけど、どっちでもいいや。

記:2015/07/31

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