横山由依のキャラ変わった? 川栄李奈に鼻フックの「マジすか4」

   

hook

おたべのキャラ設定

『マジすか学園4』、楽しくみてます。(・∀・)b

ただ、いまひとつ分からないのが、ラッパッパの四天王のおたべ(横山由依)の存在とキャラなんですよね。

かつては冷静沈着なエリートだった

まず、前田敦子が留守の間、最強武闘派集団ラッパッパ(吹奏楽部)を預かることを頼まれ、馬路須加女学園に転校してきたのが『マジすか4』でした。

そのときの「おたべ」は、矢場久根(やばくね)高校との無益な闘争を避けるため、あるいは、ネズミ(渡辺麻友)の暗躍を制する役割もあったのか、他の四天王たちが血気盛んになっても、常に冷静沈着でした。

京都の進学校から前田敦子が呼んだだけのこともあり、勉強はかなり出来るようです。そのことは、校長室で校長も指摘していましたよね。(それなのに、なぜ、こんなヤンキー校へ?というようなニュアンスで)

だからなのか、他のマジすかのヤンキー女子高生に比べると、明らかに雰囲気やたたずまいが違っており、ある意味ラッパッパの「文鎮」役というような役どころでした。

常に冷静沈着でありながらも、過去には前田と戦ってもいますが、その対戦シーンを見る限りでは、あの前田相手に、なかなか良い戦いっぷりをして負けているので、ケンカの実力はかなりのものでしょう。

実際、2年最強のセンター(松井珠理奈)の攻撃も容易くかわしている上に、最終回の乱闘では、切り込み隊長よろしく、真っ先に敵陣に突っ込んでいるので、度胸も据わっている。

彼女のスペックを客観視するレーダーチャートを作成したら、格闘・頭脳・知略・度胸などの要素がバランスよく揃った面積の広いチャートが出来上がるのではないかと思われます。

『マジすか2』を見る限りにおいては。

キャラチェンジ?

しかし、そんな冷静沈着な「おたべ」が、『4』では、いきなり四天王のバカモノ(川栄李奈)の鼻に指を突っ込んで、キレ気味に「鼻に指を突っ込んで脳みそ弄ったろか」と声を荒げている。

おたべには、ラッパッパの間では、留年の理由を聞いてはいけないということになっているらしいのですが、バカモノはバカゆえ、そのことを忘れてしまって尋ねたから怒ったということなのでしょうが、どうも『2』の時の冷静沈着なイメージとはつながらない。

もしかして、りっちゃん(川栄李奈)とのこの「掛け合い」は、横山&川栄コンビによるコント「横栄」の流れを受け継いだファンサービスなのでしょうか?

おたべの年齢について考えてみましょう。

たしか『マジすか2』の時のおたべは、高校3年生。

そして、スキャンダル(指原莉乃)が博多に飛ばされていたのが、本人いわく「2年もだぜ~」と言っているとおりだから、スキャンダルが「チームホルモン」のヲタと同一人物だとしたら、おたべとヲタは同級生のはず(『マジすか2』でのヲタは3年生だったからね)。

で、ヲタが3年生の時にスキャンダルをおこして博多に飛ばされていたとしたら、現在彼女は20歳。

同年齢のおたべも20歳ということになりますから、卒業せずに、なぜ2年(あるいはそれ以上?)も留年しているのかは謎です。

進学校からやってきており、学力もあるはずなので、単位を落としているとは考えにくい。

ということは、学業面以外での理由で、しかも学校側から留年をさせられているのではなく、おそらくは自らの意思で居残っているのかもしれません。

そのうち過去が明かされるのかもしれませんが。

大学生になると、浪人して入学してくる人もいるから、2歳の年の差はそれほど気にならなくなりますが、高校生活においては、1つ年上のダブった人がいるだけでも、なんだか気を遣わなければいかない雰囲気になります。

さらに、もう1年ダブった人がいると、なんだか居心地悪いような気がするんだけど、マジ女ではどうなんだろ?

つまり、20歳といえば、大学2年生であり、高卒で就職していれば、社会人2年生であるはずの人が、いまだ「マジ女」に高校生として残っているということは、それなりの理由があるからなのかもしれませんね。

そこにりっちゃん(バカモノ)が触れたから、逆鱗に触れちゃったのかも。

このように、第一話では、『2』にはない一面を見せたおたべですが、2話以降のキャラは、比較的『2』の時代に戻っているような気がします。

ソルト(島崎遥香)に、「あんたが不憫やわ~」とか、「私らじゃあんたの遊び相手になってやれん」と言ったりと、なんだか、京都の旅館の女将さんみたいな雰囲気醸し出したセリフを言っているので、年上の貫禄というのもあるのでしょうが、統率力のあった『2』時代のおたべのキャラの流れは一応は受け継がれているんだなとは思いました。

それにしても、さくら(宮脇咲良)がソルトと戦うためには、避けては通れないキャラです、おたべは。

簡単に負けてしまうと、相対的に前田敦子の強さの価値が下がってしまうので、あまり簡単に負けて欲しくはないですね。

もしかしたら、おたべのことだから、「あんた、ソルトと戦いたいんやろ?」などと言って、わざと負けてあげたりして。

いずれにしても、あと数週間後には、いろいろな疑問や不安が明らかになってくることでしょう。

記:2015/02/04

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