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text:高野雲

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「マジ女」ラッパッパ四天王と「男塾」死天王

      2017/05/24

shitennou

四天王と四天王

この記事(⇒アントニオ姐さん(山本彩)死亡『マジすか学園5』第5話)で、私は「マジすか学園』は、「男塾』を読んでいるような気分で観ているということを書きました。

そういえば、「マジ女』にも「男塾』にも「四天王」がいるな〜ということを思い出しました。

ま、男塾の場合は「四天王」ではなく「死天王」と書くので、字は違うんですが、両者ともに共通しているのは「その高校の中で強い人たち」ということ。

『マジすか学園4」の段階での四天王は、部長のソルト(島崎遥香)を筆頭に、

おたべ(横山由依)
マジック(木崎ゆりあ)
バカモノ(川栄李奈)
ヨガ(入山杏奈)

の4人です。

現在放映中の「5」では、バカモノが卒業し、かつての四天王4人を倒し、部長のソルトに破れたさくらが副部長となり四天王の一人になっています(バカモノは卒業)。

では、「マジすか4』時代の四天王を「男塾』の四天王に無理やり当てはめてみるとどうなるでしょうか?



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テッペン

その前に、まずは学園で一番強い人を当てはめてみると、これはもう大豪院邪鬼(だいごういん・じゃき)がソルト(島崎遥香)でしょうね。

二人とも圧倒的に強い。

ソルトは数人の極道を相手にしても余裕の強さを見せつけ、日本刀を振り回して襲いかかってきた若頭(やべきょうすけ)には腕の皮を切られるものの、その後は簡単に撃破しています。

もはや、ヤンキー女子高生の域を超えています。

大豪院邪鬼先輩にいたっては、必殺技「真空殲風衝」で、敵はおろか自らの肉体をも四散させるほどの威力をお持ちの方です。

もはや人間の域を軽く超えています。

筆頭格

では、いよいよ四(死)天王ですが、男塾「死天王」を束ねている、もっとも強い存在とされるのが影慶(えいけい)です。

三面拳最強の男・月光を倒したときは、斧がついた犇斧ヌンチャクや、透明なブーメラン・恟透翼などのアイテムを駆使していましたが、それ以降の天挑五輪大武会においては、基本は毒手のみのシンプルな格闘スタイルとなります。

小手先の技に頼るよりも、どちらかというと自らの肉体の強さで押すタイプのファイターでしたね。

これに当てはまるのが「マジ女」では、おたべ(横山由依)でしょうね。

長老(!)としての貫禄と肝っ玉も十分。

極道相手にタンカを切るほど度胸が座っています。

彼女の戦闘スタイルも、影慶と同じくシンプルな肉弾攻撃。頭突きやケリなど、ヤンキー喧嘩におけるオーソドックスな戦闘スタイルではありますが、気迫とパワーが違うことから、他の3人に比べると別格の強さという位置付けになっているのだと思います。

センクウとマジック

影慶やおたべがアイテムを使用した小技を弄しない一方で、このスタイルと対極的なのが、「死天王」の中においてはセンクウです。

戮家殺人拳の体さばきと、研ぎ澄まされた鋼線や鉄コマなどの道具を駆使して相手を罠に追い込む術は、華麗でありながらも冷酷です。

いつのまにやら鋼線で結界を張り巡らせ、その上に無数の鉄独楽を乗せて回転させることができる技術は、死天王の中でも器用さナンバーワンを誇るでしょう。

これを「マジ女」の四天王に当てはめるとすると、マジック(木崎ゆりあ)でしょうね。

瞬間移動(をしたと見せかけるトリック)にトランプ、そして手錠を駆使し、さくらを窮地に追い込みます。

もっともアイテムを使うといってもその程度で、対さくら戦以降の戦いでは、特にアイテムを使用した形跡がありません。

マジックはセンクウ先輩ほどアイテムを武器として全面に押し出すわけではなく、基本は肉弾戦を得意とするタイプなのでしょうが、他の四天王で小道具を使う人がいないので、あえてセンクウとマジックを並列にしてみました。

トランプを使うという点においては、男爵ディーノもそれに当てはまるかもしれませんが、死天王よりは格下の存在な上、アイテム無しにおける戦闘力、つまり素手における戦闘力は、おそらくは大会に出場した男塾のメンバー中では一番弱いと思われるので、ちょっと違うかな、と。

気迫とパワー

男塾死天王の四人の中で、もっとも技が少なくシンプルな闘いっぷりをいせるのが、羅刹(らせつ)でしょう。

なにしろ、親指の破壊力だけで闘えてしまうほどの戦闘力。

この鉄をも貫いてしまう「親指力」があれば、特に細かな技など身につける必要はなかったのでしょう。

そのかわり、醸し出る闘気は半端なく、戦闘力もかなり高いです。

このシンプルさ加減は「マジ女」四天王でいえば、バカモノ(川栄李奈)でしょう。

彼女の格闘スタイルは、いたってシンプル。

パワーで押す。バカ力で押す。以上!ってな感じで、脳のリミッターが外れると、ドラム缶は投げるは、さくらのことを最低5mは吹っ飛ばすはと、とにかく、細かなこと抜きに、力、力、力で押します。

このシンプルな戦闘スタイルは、男塾死天王においては、やはりもっとも羅刹が近いのではないかと思います。

柔軟な体さばき

さて、最後は、柔軟な空さばきによる、変化自在な戦闘スタイルを編み出すという点においては、男塾死天王においては卍丸(まんじまる)、マジ女四天王においては、ヨガ(入山杏奈)でしょうね。

卍丸先輩が中国のお寺で修行をしていた魍魎拳は、柔軟な体術と攻撃力のバランスがとれた拳法だと思います。

もちろん、ウルトラセブンのアイスラッガーのような飛び道具もありますが、これを除けば、体術を駆使した戦闘が卍丸先輩の基本です。

センクウほどアイテムにこだわるわけではなく、影慶や羅刹ほど「手」に宿った特殊能力で前へ前へと押すわけでもなく(ちなみに卍丸の指先力も強いのですが)、非常に攻守のバランスの優れた闘い方を展開できるのは、一にも二にも、魍魎拳独特の柔軟な体術の賜物でしょう。

「柔軟」といえば、マジ女四天王のなかで、もっとも柔軟な身体を持つ者がヨガ(入山杏奈)です。

ラッパッパ(吹奏楽部)に登ろうとする挑戦者たちを撃退する門番の役割はヨガが担っていました(現在は、さくらが門番のようです)。

ヨガマットの上で瞑想をしているヨガに向かって攻撃を仕掛けた者たちは、数秒後はヨガに倒され、ヨガマットが血に染まるという恐ろしい伝説があるほどの強者。

さくらが最初に戦った四天王がヨガですが、さくらには敗れたものの、戦闘後のダメージはヨガよりもさくらのほうがヒドかったように思います。

タイマンでは負けたとしても、ヨガのもつ柔軟な身体さばきが戦闘なかのダメージを軽減させていたのかもしれません。

柔軟な体術といえば、男塾のなかでは、個人的には三面拳の一人・雷電の大往生流が思い浮かびます。

顔はゴツいが、なかなか見事な体さばきで戦うことが多く、もしマジ女死天王を三面拳に当てはめるとしたら、ヨガは雷電でしょう。

それにしても、美少女・入山杏奈と、モヒカン黒マスクの卍丸や、額に大往生と書かれたスキンヘッド+ドジョウヒゲのゴツイおっさんは、似ても似つかないな〜。

凄まじいギャップです(苦笑)。

記:2015/09/10

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