カフェモンマルトル

text:高野雲

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『東京タラレバ娘』の視聴率が好調!

      2017/05/23

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日テレ水曜ドラマ

吉高由里子主演のドラマ『東京タラレバ娘』の視聴率が放送開始以来10%以上をキープしており、現在好調なのだそうです。

今のご時世、ドラマの視聴率って何パーセントが好調とされるこかはわかりませんが、日テレの水曜ドラマの枠としては、二桁台をキープできれば「好調」と判断されるようで。

このドラマ、私も第一話から見ていますが、好調な理由わかるような気がします。

吉高由里子、大島優子、榮倉奈々の仲良し3人組の女子会、いつも楽しそうですからね。

いつも「彼氏がいない」だの「結婚したい」だのと愚痴っているわりには、楽しそう。

むしろ結婚しないで独身のまま、オバさんになっても仲良し3人組で居酒屋でビールや酎ハイを飲みながら、楽しく女子会を開きガールズトークをしていたほうが楽しい人生なんじゃないかと思ってしまうほどです。



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今の状態だったら現状維持でもいいんじゃない?

つまりは、現状維持。

大島優子は不倫相手の田中圭と無理して結婚する必要はないし、仮に無理して結婚することになれば、田中圭は妻子を捨てることになり、それに伴う現実的なリスク、負担を考えると、今のまま、会いたいときに会って楽しい気分になるという、都合の良いときだけ不倫恋愛を愉しめば良いと思いますし、それしか選択肢はないでしょう。恋愛気分を楽しみたいのであれば。

売れっ子ミュージシャンとなった元カレと付き合っている榮倉奈々とて、それは同様です。

相手には奥さんがいる、彼女がいるなんてボヤきながらも、趣味もノリも会話も合う上に、なんだかんだでズルズルと引きずるこの状態が楽しいんなら、現状をキープし、それ以上を求めないことが賢明な関係でしょう。

あとは踏ん切りつけるか、新しい一歩を踏み出すかは本人たち次第。

ただし、この関係から発展を求めると、その先は地獄の釜が蓋を開けて待っている可能性大なので、寸止め感覚で現在の状況で恋愛を楽しんでいればよいのでは?と思います。

だって、実際に結婚前提にお付き合いをすると、吉高由里子と速水もこみちのようなすれ違いが起きてしまうし。

結婚しないことで淋しい女という同情の目で見られてしまうという、他者の視線を気にするのはわかりますが、結婚したらばしたで、また別種の苦労と痛みが生じてきます。

なにより、吉高、大島、榮倉の3人も、そうちょくちょく顔を合わせることもなくなってくるでしょう。

であれば、今のままでもエエんじゃない?と視聴者の立場からの無責任な感想。

原作とドラマの違い

ちなみに、このドラマ、原作のコミックと比較すると、ずいぶん設定が変わっていますね。

↓こちら原作コミック

特に吉高演じる主人公。

コミックだと、仕事一筋で頑張ってきて気が付けば30歳を超えていて男がいない、もう33歳になっている!という感じなんだよね。

つまり、男そっちのけで社会でまっとうに頑張ってきた女性のリアルな悩みと現状が前提である原作であることに対し、ドラマの吉高の場合は、もっとフワフワしているような気がしてなりません。

今までどう生きてきたかが原作とドラマでは変わっているので、主人公の思考パターンも随分と違ってくるはずだと思うのですが。

ちなみに、原作だと彼女たちの年齢は33歳。
ドラマだと30歳。
しかし、現実の吉高由里子、大島優子、榮倉奈々3人の年齢は28歳。

なかなか微妙な年齢の女優さんたちを配しましたね。

28歳の女優たちが、30歳の設定だと、ずいぶんと若い30歳に見えますし、これを観ているアラサー同世代の女性がドラマを見る際も、彼女たちの若々しさに自分を投影させてみているかもしれない。

自分は彼女たちと同様、まだ若いんだ。
そう思わせる効果があるかもしれない。

で、多くのアラサーの女性たちからのシンパシーを得たことが視聴率の数字として出てきているのであれば、、それはそれで今回のキャスティングは成功しているのでしょう。

個人的には爽やか過ぎて欠点の無さすぎるもこみちがツボでしたけど(笑)。

それと、吉高といえば、やっぱり『転々』のふふみや、『ロボジー』の佐々木葉子のように、少々クレイジーな要素がはいっている役が好きなので、頭をテーブルにゴンゴンしたり、髪をぐしゃぐしゃにしてヘコみまくる吉高の姿も個人的にはツボです。

記:2017/02/23

 - 映画 ドラマ

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