カフェモンマルトル

text:高野雲

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『天使』と『あおげば尊し』/試写レポート

      2015/05/27

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昨日、一昨日と、試写会に行ってきました。

一昨日は、『天使』。

深田恭子が主演で、いたずらっ子な天使の役を演じる映画です。

とくに彼女のファンじゃなくても、彼女の可愛らしさの虜になってしまいそう。まさに、ピッタリの役だよなぁ。

様々な登場人物が、ほんのちょっとだけ、今の状況よりも幸せになるストーリー。

ま、べつに、イラクや北朝鮮の人民なんかに比べれば、「今のままだって十分、あんたらは幸せじゃないか!」という境遇な人たちですが、そういう人たちでも、まぁちょっとした悩みとか心に気になるところはあるわけで。

愛くるしく、ちょっとだけイタズラな深田…、じゃなくて天使の出現で、彼らの状況がちょっとだけ良くなるのです。

可愛く、イイ天使さんですね。

子供に安心して見せられる映画だと思います。

ちなみに、この映画を見ると、無性にジンライムが飲みたくなります。

一昨日に観たのは、『あおげば尊し』。

こちらは、テリー伊藤が主演の映画です。

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テリー伊藤の映画初出演の映画ですが、なかなか味があって、良い感じのキャラを演じていましたね。

小学校の先生の役ね。

自宅介護の話。

テリー伊藤のお父さんも、教師。

しかも、厳格な教師だったらしい。だから、ガンになっても誰も見舞いにこない。

そんな厳しかった父親が、テリー伊藤の教え子に施した最後の授業は……?

そうなんだよなぁ、うちのトーちゃん、カーちゃんがぼけたり、老いて寝たきりになったりしたら、介護しなきゃいけないんだよなぁ。面倒だよなぁ、疲れるよなぁ。

以前もここで書いた記憶がありますが、老化は「尻」から。

尻の筋肉を両親に鍛えてもらうしかないよなぁ。

死ぬ直前まで、元気に直立歩行して仕事を続けていて欲しいよなぁ。

アメリカの黒人で100歳超えている老人でも、そういう人多いしなぁ、やっぱ、寝たきりになると、寝てるほうもシンドイし、介護するほうも面倒い。

死ぬ前日まで、元気に気丈に生きていて、ある日突然ポックリと爽やかに逝ってくれるのが一番、子供孝行なんだろうなぁ、なんて不謹慎かつ、自分に都合の良いことばかりを考えながら、この映画を観てました。

父親の前では、少年っぽくなるテリー伊藤の姿は、情報番組やワイドショーなどで見せる表情とは、まったく違うキャラなので、最初は戸惑うかもしれませんが、物語が進むに連れて、少しずつ引き込まれてゆき、このような主題を持つ映画において、このような先生役を演じられるのは彼しかいない!とまで思えてしまうのだから、凄いですね。

静かで淡々とした映画ですが、投げかけられたテーマは深いと思います。

記:2005/12/02

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