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ジャズと映画と本の日々:高野雲

テレサ・テン物語 木村佳乃

      2015/05/25

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kimura yoshino

昨日放映された木村佳乃主演の『テレサ・テン物語』を観た。

なかなかよかった。

なにがよかったといえば、ストーリーや役者の演技ではなく、木村佳乃のメイクが良かった。

くわえて、ヘアメイクも。

20歳から42歳で亡くなるまでの22年間、メイキャップによって、非常にうまく、かつナチュラルに違和感なく、年相応のたたずまいを見せていた木村佳乃。

彼女の演技そのものは、年によっての変化をほとんど見せない、一本調子な感じは否めなかったが、それでも、髪型とメイクの変化で、かなり、それぞれの年相応の雰囲気が出ていた。

たとえば、アメリカに住む中国人女性は、少々キツめのメイクをしているな、と感じることもあるけれど、そういう中国女性特有のメイクもキチンと再現されていたシチュエーションもあれば、日本でのシーンは、比較的ナチュラル。当時の日本女性を彷彿とさせる、さらりとしたメイクが施されていたりと、テイストの使い分けがお見事。

時代や年齢を考えて、それ相応にメイクを施す、メイキャップアーティストと、ヘアメイクの担当は、とても良い仕事をしたんじゃないかと思う。

もちろん、木村佳乃の化粧ノリがよさそうなきめ細かな肌があったからこそ、腕のふるい甲斐があったんだろうけれども。

こういう細かな演出も結構重要だからね。

このようなところ、たとえ入念に作りこんだとしても、気づかない人は多いかもしれないけれども、だからといって手を抜くと、視聴者は、すぐに「なんかヘンだぞ」と気づいてしまうもの。

その点、今回のドラマは、メイクやヘアに関しては、なかなか良いスタッフ陣に囲まれて、細かなところまで丁寧な仕事が施されていたように感じた。

『テレサ・テン物語』は、“メイク名作”とでも言うべき2時間ドラマだった。

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記:2007/06/03

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