翼の折れた天使たち

   

kirakira

貫地谷しほりと要潤が主演の「キミ犯人じゃないよね?」が面白くて、毎週欠かさず観ています。

ストーリー展開のパターンやオチ、そしてセリフは一緒なんですが、その展開の中に今週はどのようなネタが埋め込まれるのか?というところが、私の興味の焦点。

ま、『水戸黄門』や『刑事コロンボ』を観る視点と一緒ですね。

強固に設定されたストーリーのフォーマットが好きか嫌いかの問題。

「キミ犯人じゃないよね?」は、あの「時効警察」とは、まるっきりテイストも雰囲気もノリも違うのですが、それでも、若い男女のデコボコ・コンビが事件の謎を解き明かすという、おおまかな物語のフォーマットは共通しており、このフォーマットは、個人的には、とても魅力的に感じます。

スリーコードで12小節なブルースほど、自由度の高いフォーマットではないかもしれないけれども、さまざまなバリエーションやエピソードはいくらでも放り込める、自由度の高いすぐれたフォーマットだと思います。

しかも、「時効」も「キミ犯」も、男性は、元・仮面ライダーだという共通点もある(笑)。

※オダギリジョーは仮面ライダークウガ、要潤は、仮面ライダーアギトに登場する警察が作ったパワードスーツのライダー、G3-Xを装着する人

「キミ犯人」主演の貫地谷しほりは、いわずとしれた『スウィング・ガールズ』のトランペッター、しかも、ネズミのぬいぐるみを見ながらハイノートを出すというアジなワザを披露するコミカルな女の子というのが私の第一印象でしたが、最近は、三菱東京UFK銀行のポスターに、NHKの連ドラ『ちりとてちん』のヒロイン、昨年は、映画『包帯クラブ』でも、グループ内のコミカルな役どころを演じたり、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の踊り子、ほか『愛の流刑地』に『神童』に『彩恋』に出演、さらには大河ドラマでも殺された勘助最愛の女性役と、かなり精力的に活躍しています。

さきほど、ウィキペディアで調べたら、『スウィング・ガールズ』でトロンボーンを吹いていた本仮屋ユイカとは親友なのだそうで。

そういえば、本仮屋ユイカも、連ドラのヒロインでしたね。

で、『スウィング・ガールズ』で思い出したのですが、肝心の主役の上野樹里は……、といいますと、ドラマの『ラスト・フレンズ』に髪をバッサリ切って出演中。

前にも書いたかもしれないけれども、のだめヘアよりも、今のベリーショートのほうがだんぜん似合ってると思う。

さて、その『ラスト・フレンズ』ですが、続きが気にはなるのですが、最近はなかなか見れていない。

今週末にはまとめてチェックせねばと思うのですが、今は、話、どれぐらいまで進んでいるのだろう?

最近、家にいる時間って寝る時間なぐらいなので、寝る前にチェックできる録画済みの番組って、せいぜい1時間がいいところな毎日なんですね。

おかげで、ジャズもジャズの資料として借りているDVD映像も見れない状況。

ま、いいんだけど。

今回のクールのドラマで、毎週チェックするのが一番楽しみなのが夏川結衣と堺正章の『無理な恋愛』なので、どうしても、録画済みの番組の中から最初にチェックするのは『無理な恋愛』から、ということになってしまう。

あとは、『絶対彼氏』とか『Around 40』とか、あと、ドラマじゃなくてアニメだけど、『ヤッターマン』や『きらりんレボリューション』や『マクロス・フロンティア』も、できるだけ早くチェックしたい番組なので、どうしても、それらの番組を観ているうちに、『ラスト・フレンズ』を観る時間がなくなっちゃうのですよ。

そういえば、今朝のワイドショーを見ることなく見ていたら、小栗旬と山田優の熱愛宣言をやっていた(笑)。

『ボンビーメン』での共演がキッカケのようですが、『ボンビーメン』に出ていた、ちょっとオッサンくさいOL役の山田優は、余貴美子を若くしたような感じで、悪くはなかった。

で、まったく全然関係ないのですが、上野樹里、山田優といえば、『翼の折れた天使たち』ですね。

なんか、今日は話が飛ぶなぁ。

これは、ケータイ小説の中では、超がつくほどの人気作家、というより、ケータイ小説生みの親とも言われているYoshiの書き下ろし小説をドラマ化した作品群です。

援助交際、ライブチャット、AV出演、スロット依存など、わりかし、今っぽいそれぞれのエピソードを、それぞれの若手女優が演じているのですが、ま、凡庸な話だったり、わりとジーンとくるものもあったりと玉石混交。

一見、深そうでいて、じつはそれほど深くない内容(笑)にも感じますが、それでも、上戸彩、堀北真希、山田優、上野樹里ら今をときめく若手女優たちの演技、というよりも姿は(笑)、なかなか見ごたえはあります。

三丁目の夕日の六ちゃんが好きな息子は、堀北真希の話が好きで、私は山田優、あるいは上野樹里の話が好きだという、親子の微妙な価値観の違いを感じました。

いや、価値観ではなく、単に女性の好みの違いなのかも。

テレビを見逃した人は、DVDでチェックしてみる価値はありますです。

記:2008/05/09

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