ゆとりちゃん・島崎遥香が微妙にツボにはまる『ゆとりですがなにか』

   

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ぱるる リクルートスーツ

リクルートスーツが可愛いと評判なぱるる(島崎遥香)。

ドラマ『ゆとりですがなにか』の主人公の一人・坂間正和(岡田将生)の妹「ゆとりちゃん」を演じる島崎遥香のことですね。

現在、就職活動中。
意識高い系。
そのわりには、どことなく「ゆるい」。
そして、自分が本当にやりたいことが分かっていない。

そんな感じのキャラなのですが、まあなんというか、萌え系アニメなどのキャラ設定にありがちな「普通っぽくて可愛い妹」的なキャラ設定かもしれませんね、現時点では。

ちょっとした一言が面白い

私はぱるる(島崎遥香)のリクルートスーツ姿に関しては、別に普通なんですが、それ以外のところでの彼女のちょっとした言動が微妙にツボにはまっています。

このドラマ中での彼女のちょっとした一言、セリフ回しが好きなんですよ。

現在は、あくまでサブキャラ的存在なので、現在のところ物語の流れに大きな影響を及ぼすほどの露出量ではないのですが、ちょこっと出てきて、ちょこっと何かを言うだけでも彼女の存在は、やっぱり面白い。

以前、『AKBINGO!』(日テレ)で「ドクター倫太郎」のパロディ企画で、「ドクターパル太郎」という寸劇コーナーがありましたけど、私、あのコーナー結構好きだったんですね。
もしかしたら「パル太郎」と同じ文脈で、ゆとりちゃんを楽しんでいるのかもしれません。

>>島崎遥香 AKBINGO!の「Dr.パル太郎」が面白すぎる

「ドクターパル太郎」の彼女は、メンバーからの悩み相談に対して、ほんの一言しゃべるだけ。
でも、それがまた面白おかしいんですね。

もっとも、ぱるる(島崎遥香)のキャラを知った上での面白さという前提ではあるのですが。

それと同じような感覚で『ゆとりですが何か』に登場する「ゆとりちゃん」のちょっとしたセリフと言い回しが面白いんですよ。

第一話。
就職面接で「まぁまぁ自信あります」「ですね、ですです」

第二話。
インターン中の職場で「私、マックなんで~」

第三話。
「焼きそばは?焼きそばどこ~?」

はい、文字にしても、全然面白くないですね。

でも、ぱるるのキャラを知った上で、なおかつ「パル太郎」を楽しみ、その文脈の延長線上で見ると、なぜか面白い。

クスッと笑えるんですよ。

そこのところまでを計算してクドカン(宮藤官九郎)は脚本を書いているのか、それとも、ぱるるが醸し出すフラの賜物なのか、あるいは水田伸生の演出の勝利なのか、そこのところまではよく分かりませんが、とにもかくにも愛すべきサブキャラであることは確かですね。

今のところ、物語は、第三話までなので、今後はもっと物語の中心部に出てくるような予感というか伏線もあるので(柳楽優弥に一目惚れしてそう)、今後の「ゆとりちゃん」の動向にも注目ですね。

第三話で着ていた黄色いパジャマが可愛いなんて言ってる場合じゃあないのだよ。

記:2016/05/02

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