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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

/04(スラッシュ・ゼロヨン)/坂本龍一

      2018/08/13

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《ライオット・イン・ラゴス》がピアノで!

この教授のピアノソロアルバムには、なんと《ライオット・イン・ラゴス》のピアノバージョンが入っている!

《ライオット・イン・ラゴス》のピアノバージョンがあるだけでも『B-2 unit』好きには嬉しい上に、『B-2 unit』が大好きな初期の教授ファンにはたまらんと思います。

しかも、オリジナルバージョンに近い演奏になっているので、2度ビックリ!

だって、あのシーケンサーが奏でている高音でピキピキと尖った音色のアルペジオのパートも忠実にピアノで奏でているのだから、3度ビックリ!

ハッキリいって、この1曲だけで「買い」でしょう!

世間的な人気曲も手堅く収録

《エナジー・フロー》で教授のピアノが注目されて以来、世間的には「癒し」CDとして売り出されているようだが、こういうエッジのある曲もさり気なく混ざっているのだから、
古くからのファンとしてはニンマリしてしまう。

さすが教授。

さらに、YMOファンにとっても嬉しいことに、あの《パースペクティヴ》の弾き語りバージョンも収録されています。

『サーヴィス』のバージョンよりも素朴、かつ温もりを感じられる演奏です。
『サーヴィス』のバージョンよりも、低めに転調されておりますな。
たしかに、これを聴くと、『サーヴィス』のバージョンのキーだと、教授が歌うにはちょい高い感じがしてくる。

後は、お約束な《メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス》や、ウイスキーの「山崎」のCM曲もありますが、で、このあたりが、このアルバムの「売り」なんでしょうが、私は《ライオット・イン・ラゴス》のピアノ・バージョンに響いた。

つーか、もう響きまくりっす!

響きといえば、アルバム『キャズム』の目玉曲でもある《アンダークールド》も収録されていますね。
オリジナルバージョンとは一味違う深いピアノの響き。

ピアノのハーモニーにじっくりと耳を傾けると、こんなにも深い響きの曲だったんだということがよく分かります。

やっぱり、私は昔から教授の和音が好きなんだなと、改めて、かつしみじみと思います。

《アジエンス》のピアノバージョン

あとは、《アジエンスのテーマ》が収録されているのも、メチャクチャ嬉しいですね。

CMで使われたシンセバージョンも大好きなのですが、ピアノで奏でられる《アジエンス》も最高。

これ聴けば、ピアノが弾ける人だったら、ついつい弾きたくなってしまうのでは?
そんなことを見越してか、ちゃんとピアノ用の『オフィシャル・スコアブック』も出版されているので、さすが楽譜出版社も抜け目がない!

収録曲

1.Asience-fast piano
2.Yamazaki2002
3.+33
4.Merry Christmas Mr. Lawrence
5.Rain
6.Perspective
7.Undercooled - acoustica
8.Riot in Lagos
9.Theme for Roningai-symphonic
10.Tamago 2004
11.Bibo no Aozora
12.Seven Samurai - ending theme
13.Dear Liz

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