カフェモンマルトル

text:高野雲

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「ようこそわが家へ」主題歌・嵐の《青空の下、キミのとなり》がなにげに良い

      2015/08/11

koneko

月9ドラマ『ようこそわが家へ』のエンディングを飾る《青空の下、キミのとなり》。

この歌、なにげに良いと思うんですよ。

自ら進んでジャニーズ系の楽曲を聴くことってほとんどないんですけどね。

だいたいドラマ経由で知ることがほとんどです。

ドラマのエンディングで流れる歌をなんとはなしに聴いていると、ときおり「おそるべしジャニーズ、侮りがたし!」と思わせる楽曲に出会うことが、たまにあるんですよね。

特にSMAPの曲に多いですよね。

たとえば草彅剛が初主演したドラマ『いいひと。』で、山崎まさよしのカバー曲《セロリ》なんかは、エレピのイントロを数秒聴いただけでハマってしまいましたね。あと、これも草なぎくん主演のドラマ『フード・ファイト』のラストの《らいおんハート》も良かったですね。

……って、両方古いし(笑)。
両方、草薙剛主演のものだなぁ。

まぁ、あとは好みの問題で、メロディや歌詞がベタベタ過ぎるものが多かったりすると、ちょっと敬遠……っていうのも少なくはないのですが、それでも、バックのリズムだけに耳を傾けると、さすがよく練れたアレンジだよな〜と感じることもありますね。

国内外の一流スタジオミュージシャンが演奏に参加していることも多く、ダテにお金をかけて作ってないな、と思わせることも少なくない。

そんな中で、最近ハッとなったのが「嵐」の《青空の下、キミのとなり》なんですね。

5話ぐらいまでは、「おお、来週はどうなるんかいな?」と期待を膨らませるとともに、ドラマの余韻にひたるためのBGM程度の認識だったんだけど。

しかし、ハッとなったのは、100円ショップで(笑)。

あ、今だと108円ショップというのかな?

とりあえず「税抜き100円の均一ショップ(100均)」に西洋アサガオの種と肥料を買いに行った際、たまたま《青空の下、キミのとなり》が流れてきて、なにげなく聞いていると、短く編集されたテレビバージョンよりも、ぜんぜん良いんですよ。

歌詞は「真実だけをMy LIFE/見つけたいよ MY TIME」あたりなんかは、「うわ〜っw(゚ロ゚;w」って感じなんだけど、まずは歌詞や歌以前にアレンジと音色がなかなかカッコいいと思ったんですね。

音色は、特にドラムの打ち込みの音が、なんか昔自分でオリジナル曲をDTMで作っていたときによく使用していたスネアの音がツボでしたね、まず。

あ、スネアの音っていうのかな、スネア的な役割を果たしている音色といったほうがいいのかもしれないのだけれど、要は「♪シュッ!」という硬さが取れた音で、通常の生ドラムにおけるスネアのアタック感は無いものの、軽やかな推進力を得られるような音色なんですよ。

わりと私、打ち込み音楽ではスネアの音色にはこだわるほうで、キック(バスドラ)の音色とスネアの音色のさじ加減で、かなりその曲が持つムードやスピード感は変わってくると思っているんですね。

だから、まず、この打ち込みドラムのスネアの音色にハッとなり、次にシンセベースね。

これも打ち込みなんだけれども、アナログシンセのミニムーグでこしらえたような腰と音色の太さが心地よいのと同時に、フレットレスのニュンスを意識したのかな? 音と音にポルタメントがかかった感じと、微妙に音の立ち上がり(アタック感)を緩めた音色で、ぬるーりと心地よい印象的なフレーズが数カ所、戦略的に挿入されているのよ。

それも、これ見よがしに何度も多用するのではなく、ポイントとなるところにビシッと挿入しているんですよね。

うーむ、おぬしやるな! かなり計算してるな!って感じで。

このドラムとベースのシンセの音色にすっかり魅了されてしまった私ですが、ようやく改めてメロディを追いかけてみると、ベタだけれども、「嵐」の各メンバーの歌声や、混声にはこれ以上ないほどフィットしたメロディラインなんですよね。

なかなか秀逸なアレンジの楽曲でなと、百円ショップの園芸品コーナーで目をキラキラさせていました。

この手のドラマのエンディングソングって、どうしてもドラマのイメージがこびりついて離れないものだけれども、この曲にかぎっては、ドラマの世界から離れた独立した元気な歌としても楽しめるはずです。

わりとおすすめ♪
(・∀・)b

記:2015/06/15

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