カフェモンマルトル

text:高野雲

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たまにはビックス・バイダーベックを聴こう

      2015/08/11

たまにはビックス・バイダーベック(Bix beiderbecke)。

録音古く1920年代なんだけど、100年近く前の熱気が、十分にこちらに伝わってきます。

録音の音が良いとか悪いとか、そんな次元を超えて、良いものは良い、良いものは時代を超えて良いと改めて思い知らされる内容ですね。

20年代、シカゴ、コルネットといえば、サッチモ(ルイ・アームストロング)を思い浮かべる人も多いと思いますが、彼はサッチモの良きライバルでもありました。

そういえば、村上春樹も、以前、なにかのエッセイでバイダーベックのことを持ち上げていたような。

独特な音色のコルネット。

そして、バックのバンドのアレンジ、演奏も、なんだかホンワカとした気分にさせてくれます。

虜になったら、何度でも聴きたくなってしまう。

それが、彼の絶頂期を捉えた演奏集、『シンギン・ザ・ブルース 1』なのです。

ムード満点。

まだ生まれていない戦前のアメリカに身も心もタイムスリップしてしまいそうです。

1. Trumbology
2. Clarinet Marmalade
3. Singin' The Blues
4. Ostrich Walk
5. Riverboat Shuffle
6. I'm Coming Virginia
7. Way Down Yonder In New Orleans
8. For No Reason At All In C
9. Three Blind Mice
10. Blue River
11. There's A Cradle In Caroline
12. In A Mist (Bixology)
13. Wringin' And Twistin'
14. Humpty Dumpty
15. Krazy Kat
16. The Baltimore
17. There Ain't No Land Like Dixieland To Me
18. There's A Cradle In Caroline
19. Just An Hour Of Love
20. I'm Wonderin' Who

記:2015/07/07

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