カフェモンマルトル

text:高野雲

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ケミカルブラザーズを聴きながら、野菜を切る

      2015/05/31

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昨日の午前中、女房は、バレエ教室に行き、私は近くの喫茶店へ原稿を書きに行きました。

近所の喫茶店なのですが、まだ一度も入ったことのない店だったので、視察も兼ねて。

メニューを見ると、「ブルーマウンテン \500」。

や、安い!

日本語に訳すと「青山」なこの珈琲、私大好きなのよ。

頼みました。

出てきました。

飲みました。

まずいでした。

いや、まずかった。

というか、これ、本当にブルーマウンテン?

ルノアールのアメリカンも、味の薄さでは定評がありますが(私の中では)、それに並ぶ薄さです。

哀しい気分に陥りました。

哀しいこの気分は英語にすると、ブルーな気分です。

ブルーな気分で、なおかつ、ブルーという音はビリーに似ています。

無理矢理な感じもしますが、そのときは真剣にそう感じたのです。

そうだ、ビリー・ホリデイを書こう。

かくして、私は薄いブルーマウンテンを飲みながら、一気にビリー・ホリデイの原稿を書き上げました。

きっと、今週末か来週の『Hi-Q(ハイハイQさんQさんですよ)』の私の連載コーナー「ジャズが好きと答えてみたい~ダテから入ってツウになれ」にはアップされていることでしょう。

▼ココ
http://www.9393.co.jp/

一気に書いたと書きましたが、じつはウソです。

たまたまパソコンの中に昔書いたビリーの原稿があったので、それを元に大幅に加筆修正しただけなんですけどね、えへ。

家に帰りました。

息子はノートにムシキングの絵を書いていました。

さあ、そろそろ昼飯を作る準備です。

女房がバレエから帰ってくるのって、いつも午後1時近くなので、日曜日の昼飯は、だいたい私が作っています。

たとえば、野菜炒めだったら、女房が帰ってきたらすぐにフライパンで野菜を炒められるように野菜を切って待っているのです。

今日はラーメンにしようと思いました。

台所の食料の在庫を見ると、ラーメンの元がけっこうたくさんあったので。

私が作るのは、ラーメンというか湯麺。

野菜たっぷりの。

私の野菜ラーメンは、殺人的に野菜が麺の上にどっかんと乗ります。

冷蔵庫の中の古い野菜を出し、包丁で切り始めました。

気分がいまひとつ盛り上がりません。

ま、野菜を切るのに盛り上がるも盛り下がるも無いのですが。

目をつぶってCD棚の中からサッと取り出したCDはケミカルブラザーズの『さらばダスト惑星』でした。

さらばダスト惑星さらばダスト惑星

あらら、もう5年ぐらい聴いてないや。

あれ?もう6年ぐらいかな?

とにかく、私のHP『カフェ・モンマルトル』を立ち上げる直前に買った記憶のあるCDなんです。

かけました。

大音量で。

ハードロックテイストな打ち込みビートにあわせて、包丁がスタンストンとリズムに乗って音を鳴らします。

息子が、「おー、これカッコいい!」といって踊る真似をしました。

どうやら、ケミカルブラザーズを気に入ったようです。

ちなみに、私はあまり好きではありません。

ただ、野菜を切るときには最適な音楽だなぁということは発見しました。

きっと、掃除をするときにかけても、キマることでしょう。

記:2005/12/05(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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